SOMPO WEリーグ 第2節
2024.9.22 [SUN] 14:00 ギオンス

N相模原

0 - 0
0 前半 0
0 後半 0

大宮V

試合経過
監督コメント
前節は相手のすばらしいシュートやセットプレーでの失点など難しいところもありましたが、ハードワークをし、しっかりと戻ってコンパクトに守備をすること、飛び出すことができるタイミングで積極的に飛び出て奪いに行くことなどは、選手はこれまでの3試合の中で表現してくれていると思います。

ただ、3試合戦った中でシュート数は徐々に増えてきていますが、オンターゲットは増えていないので、シュートをしっかりと枠に飛ばしていくことは、チーム全体の課題として取り組まなければならないと思います。

たとえ走力があったとしてもメンタリティがなければ戻れないと思いますし、メンタリティがあったとしても走力がなければどうにもならないと思うので、そこは日常の練習で意識的に取り組んでいます。そこが試合の中で昨季より出ているところだと思いますが、メンタリティと走力にプラスしてスキルを上乗せしていかなければならないという点は、次のフェーズだと思います。

背後を取れるなら取ればいいと思いますが、ゴールを奪うためにっていう目的と手段のところを間違えないことは大切であり、前に前にってただ闇雲に走って、蹴って、とやっていてもしょうがないですし、そういったところはうまく状況を考えて戦っていかなければならないと思います。ただ、走ることによって生まれるスペースがあるのも間違いないですし、状況を観て一番効果的なスペースを選手が感じていくことは大事になってきます。

N相模原は攻守においてハードワークできるチームですし、アグレッシブなサッカーをしてくると思います。前線にはタレントがいるので、そこは抑えつつというところはありますが、そこを抑えて抑えて、というよりかは、自分たちがゴールに向かって行く時間を増やしていかなければならないと思います。

迫力や気迫を持って戦うところは今季選手には伝えてきているので、そこを皆さんに観ていただきたいです。ただ、それが気持ちだけでやっているわけではないというところは、シーズンをとおして積み上げていきたい部分ですし、大事にしていきたいところです。うまいだけでは勝てないですし、私たちらしくタテへのスピードを持ちつつ、横にも揺さぶりつつというところをチームとして体現していきます。
選手コメント
カップ戦の2試合はスコアレスドローでしたし、リーグ開幕戦をホームで迎えられるということもあったので、前節は絶対に勝ちたかったっていう気持ちが大きくあります。ただ、その気持ちだけで簡単に勝てる相手なんていないですし、つねに自分たちに矢印を向けてやっていかなければならないと思います。もちろん全員がすべての試合を勝つ気持ちで臨んでいるので、その中で結果が出ていないのは、まだまだあまいということだと思いますし、もっと細かいところに目を向けて修正していかなければならないと思っています。

前節は自分たちの攻撃の時間が多かった中で、ゴールへの持って行き方やバリエーションを含めて、最後どれだけゴールに執着して点を取りに行くことができるのかというところが欠けていたと思いますし、一人ひとりさらに意思を持って、外しても次にゴールに結びつける気持ちでやっていかなければならないと思います。最後にゴールできたことは良かったことですが、その前からゴールのチャンスはありましたし、その後もより勢いを持ってゴールを取りに行くことができれば良かったと感じました。

N相模原はワンタッチやツータッチがうまくて、即興性があり面白いアイディアを持っている選手が多いですし、テンポの良いチームだと思います。そこに対して、自分たちもゴール前のコンビネーションだったり、シュートを打てるときに積極的に打ち切って、チャンスをモノにしていくことが大事になりますし、攻守において粘り強く戦っていきたいと思います。

ここまで3試合あった中でなかなか勝利をお届けできず、皆さんと一緒に喜ぶことができていませんが、今季は若い選手も多くいて、一戦一戦成長していくチームなので、最初から最後まですべてを出し切って戦い抜き、次節皆さんと喜び合えるように頑張ります。応援よろしくお願いします。
カップ戦の2試合は後半の半分くらいからの出場で、相手が疲れてきている時間帯でもあったので、アップテンポのプレーを意識していましたが、前節はアクシンデントもあった中で、後半の序盤からのスタートだったので、あまり深く考えずにいつもどおりの自分のテンポ感でプレーすることを意識して試合に入りました。

自分たちがボールを保持する時間がいつもより長く感じたので、ラインブレイクしていくことも考えつつ、ライン間を取ってSBとの関係性を作りながら、ゴールに向かうことを意識しました。その中でカップ戦の2試合に比べてボールに触る回数は多かったですし、試合終盤の点を取りに行かなければならない時間帯で、前に人数を増やして距離感を近くして、関係性がうまく作れたところはやっていて楽しさを感じました。

途中交代で入る中で、シュートを打つまで行けなかったことやラストパスの精度は課題に感じています。今季はゴールを決めたいと強く思っていますし、途中出場からでもアシストやゴールなど目に見える結果を残したいと思っています。自分自身、特長がない選手だからこそ結果を出さなければ評価されないと思っているので、そこはこだわってやり続けていきたいと思います。

シーズンをとおしてケガをしないことが一番だと思いますし、プレーをし続けていれば自分のコンディションも必然的に上がってくると思うので、ケガをしない体作りをすることは大切にしています。そのうえで、自分の役割を理解しながらできることをチームのためにすべて出し切りたいと思っています。

N相模原は、攻守において一人ひとりがハードワークできますし頑張れるチームだと思うので、走り負けないことは大前提ですし、その中で良いポジションを取り続けて、相手の穴を見つけながら、ゴールに結びつけられるようにしていきたいです。

前節の試合後に、ゴール裏でファン、サポーターさんに厳しい言葉をいただいて、そのとおりだと思いましたし、自分たちも早く結果で示さなければならないと思って日々練習に取り組んでいるので、次節は絶対に勝利をお届けできるようにいい準備をしていきます。
メンバー

スターティングメンバー

GK 16 池尻 凪沙
DF 11 浜田 芽来
DF 5 大賀 理紗子
DF 21 長嶋 洸
DF 2 小野 奈菜
MF 23 藤原 加奈
65'
MF 7 平田 ひかり
MF 17 川島 はるな
86'
MF 27 築地 育
34'
FW 9 南野 亜里沙
46*'
FW 20 大竹 麻友
86'

控えメンバー

GK 1 久野 吹雪
DF 3 井上 陽菜
DF 4 伊東 珠梨
65'
MF 26 笹井 優愛
86'
FW 10 榊原 琴乃
34'
FW 15 根府 桃子
86'
FW 18 片山 由菜
46*'

監督

小笠原 唯志

スターティングメンバー

46*'
60'
81'
60'

控えメンバー

60'
46*'
60'
81'

監督

柳井 里奈
試合詳細
11 シュート 13
8 GK 8
3 CK 3
11 直接FK 9
2 間接FK 4
0 PK 0
試合データ

主審

小泉 朝香

副審

一木 千広

副審

柿本 麻希

第4の審判員

谷本 菜々子

入場者数

1,402人

天候

曇時々雨、弱風

ピッチ状態

全面良芝

気温/湿度

25℃/88%

HIGHLIGHT

監督コメント
試合の入りはN相模原に押される展開になり、我慢する時間帯が続きましたが、相手の前からのプレスに対応してからは、しっかりと幅を使うことができましたし、キーパーと1対1の場面も多く作れたと思います。

特に試合終盤では、少し前に人数をかけていきましたが、もちろんそのリスクを負えば背後にスペースは生まれてしまうのですが、そこは承知でしっかりと前に出ていった中で、何度もゴールに迫れたことはすごくポジティブだと思います。また、背後を取られた後も全員が粘り強く戻ることができていたところもポジティブにとらえています。

ただゴールが奪い切れないところは、本当にチームとして目を背けてはいけないですし、各ポジションにおける責任っていうところもあるので、練習の中で全員で突き詰めていくことは今後継続して取り組む必要があると思います。

前線の井上など背後を取ることに対して、ストロングがある選手がいるうえで、特長を生かしながら1対1の局面を作れたことは、迫り方としてはポジティブですし、後半のように人数をかけて押し込んだときに、ゴール前にしっかりと人数をかけているっていうところはいいところだと思います。

コンビネーションで侵入して行くところだったり、精度や微妙なタイミングのところを日常から磨いていくことが大切だと思います。何となくゴールを打って取れて良かった、ではなくて、そういったところを突き詰めていかなければ、本番では気持ちと気持ちのぶつかり合いになるので、そこを上回っていけないのかなと思います。
選手コメント
前節はボールの寄せが甘かったところで遠目からのシュートを決められてしまったので、チームとして球際のところはもう一つ寄せようと徹底してきました。また、ラインアップのところも前節は上げ切れていない場面が多かったので、もう少しコンパクトにすることは試合の中で意識的に取り組みました。

DF陣が体を張って守ってくれて無失点で終えられたことは良かったですが、課題としてもう少し背後の処理のところでコミュニケーションをよりうまく取れれば、もう少し落ち着いて試合運びができたと思います。

今季無失点で終われている試合が多いことは収穫ですし、とても良いことだと思いますけど、勝てていないので、勝ちで終われる試合を作るためにチームとして、日頃からさらに厳しさを持って練習に取り組まなければならないと思います。

天候の悪い中、たくさんの方に応援に来ていただいて、とても大きな力になりましたし、そのおかげでクリーンシートも達成できたと思います。だからこそ次節は勝利を届けたいですし、ここから3連戦になるので、しっかりとコンディションを整えて、また100%で試合に入れるようにしていきたいと思います。
今季まだ勝ちがない状況なので、スタートから入っても途中から入っても得点に絡んでチームを勝たせられるための準備を1週間してきました。

今節は初めてサイドで起用されて、チームとして得点が欲しい場面での途中出場だったので、とにかくゴールに向かって前に出て行くこととアシストをすることを目標に試合に入りましたが、なかなかゴールにつながるプレーができず、課題に感じました。

自分はスピードがあるとか、シュートがうまいとか目立った特長がないと思っているぶん、個人での打開ではなく味方と連携しながら、ゴールに進んでいくことをつねに意識してプレーしています。このチームは前線にパワーを持っている選手がたくさんいるので、個人としてその選手たちをうまく使うことやその一歩手前で活躍する役割があると思っています。

前節スタメンで出させてもらったときは、ボールを落ち着かせることは自分として評価できる部分ではありましたが、このチームはブレイクすることを大切にしている中で、その部分はまだまだ個人として足りないと思いますし、ブレイクした選手を使う精度をさらに上げていくことが大事だと思います。ボールは保持できていても得点しなければ意味がないと思うので、得点に結びつけるプレーをすることが今必要とされていることなのかなと思います。

そのときの自分のベストパフォーマンスを出せるように、また切り替えて練習に取り組んでいきたいと思いますし、自分が得点に絡んで、チームを勝利に導けるようにいい準備をしていきたいと思います。
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