SOMPO WEリーグ 第3節
2024.9.29 [SUN] 14:00 NACK

大宮V

0 - 4
0 前半 3
0 後半 1

C大阪

  • 42' 白垣 うの
  • 44' 矢形 海優
  • 45+3' 矢形 海優
  • 63' 矢形 海優
試合経過
監督コメント
前節は平日の遅い時間のキックオフでしたし、天候も悪かった中で、あれだけのサポーターの皆さんがスタジアムに足を運んでくださったことにとても感謝しています。ただ、その方々に勝利を届けられなかったことは、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

スタートで出た選手もそうですが、自分のできることはしっかりとやってくれたと思います。そのうえで、チームとしてなかなかゴールを取れていなかった中で二つ北川が取ったことは、ポジティブにとらえたいと思いますし、勝点3につなげるためにもう一つ二つ粘り強く戦わなければならなかったと思います。

連戦ということもあり、メンバーを変えた中で試合に臨みましたが、どの選手も日々の練習に一生懸命取り組んでくれていますし、そういったところが成果として、ディテールの部分や攻守におけるスプリントっていうところに見えるシーンもあったと思います。ただ、それはその選手たちだけではなくて、全員が日頃MAXでやってくれているからこそのことですし、一人ひとりがここをもう少し修正していきたいよねっていうことも、はっきりとわかるようなゲームだったと思います。

C大阪はチーム全員がハードワークできるチームですし、アンダー世代の代表に行っていた選手たちも戻ってきていると思いますし、その中でまた一つ勢いのあるチームをホームに迎えるというところを含めて、選手もより勝ちたいと思っています。そういったものがしっかりとピッチで出せるように、コンディションを整えて準備していければと思います。ただ、何よりも来てくださる方に早く勝点3を届けたいっていうところが一番です。

選手は勝つために、うまくなるために日々努力して、 いろいろなことを考えながら過ごしているので、その結果が勝利につながった瞬間に良かったって思えるのだと思いますし、私たちが勝つことで報われるってことは選手だけじゃないと個人的には思ってます。サポーターの方々もいろいろなものをかけて、私たちに時間を割いてくださってる、思いをかけてくれているというところに関しては、応援して良かったっていう瞬間を届けることが私たちの責任だと思います。また、そこに向き合っていくっていうことは、プロの選手、指導者として大事ですし、世の中にいろいろな競技があって、特に埼玉では他のチームも多くある中で、私たちVENTUSを応援してくださる、ということに対する責任をしっかりと果たしていかなければならないと思います。
選手コメント
前節は連戦の中のニ戦目ということもあって、まずはコンディションを整えることはマストでやりましたし、プレー面で言えば、シュートへの意識を高く持って、 少しでもタイミングやスキがあれば足を振るっていうことは考えたうえで、絶対に点を取るという気持ちで試合に臨みました。

今までの試合と比べて、意識的にできた部分もありましたし、シュートチャンスも多くありましたが、最後に決め切るってところはまだまだ課題に感じました。そのような試合がずっと続いていて、DF陣が体を張って守ってくれている中で、前につないでくれたボールを前線は決め切らなければならないと思いますし、決め切らなければ苦しい展開に自分たちで持っていってしまうと思いました。

円陣のときに(乗松)瑠華さんから「今までとメンバーが違うから、試合の中でうまくいかないことも絶対にあるけど、 自分たちで悪い流れに持っていかないように中でその都度声をかけ合って解決していこう」っていう話があったので、コミュニケーションは普段以上に多く取るようにしていました。また、誰が出てもコンスタントに自分たちのサッカーができるってことが連戦を戦う中で大切だと思いますし、そのうえでチームとして結果を出せればと思います。

C大阪は若い選手が多く、攻守においてアグレッシブに戦ってくるチームなので、そこに対して走り負けないことはもちろん、自分が試合を決めるという強い気持ちでいい準備をしていきます。

天候やさまざまな難しい状況がある中で、いつもスタジアムに足を運んでくださり、私たちの背中を押してくれるサポーターの皆さんにまだ勝ち試合をお届けできていないことがとても悔しいです。次節絶対に勝って、サポーターの方々と一緒に喜び合えるように全員でいい準備をしていくので、引き続きたくさんの応援よろしくお願いします。
前節は中二日しかなかった中で、まずは試合に向けて体をしっかりと休めてっていうことは意識して準備してきましたし、チームとしてはメンバーが結構入れ替わったので、セットプレーや人の配置が変わったところは入念に確認をしました。

前半、ベンチから試合を観ていて、ゴール前までいい形で持って行けるけど、相手の守備の戻りが早いこともあって、いい体勢でシュートを打ち切れなかったり、得点シーンもそうですけど、密集した中でプレーすることが多かったので、もう一つ自分たちの精度を上げることができれば、もっと簡単にゴールに向かうことができるのかなって感じました。

後半に途中交代で入った中で、まずチームの流れを変えることは意識して入りましたし、外で観ているのと実際に中でプレーするのとでは感覚が違くて、もっとこうできたらいいのになって思いながら観ていたけど、いざ自分がその状況になったら難しかったことが多くありました。ただ、その中でも何度か自分のサイドからクロスを上げ切って、チャンスを作れたことはプラスだったと思います。

C大阪は全体的に運動量がありますし、丁寧につなぐこともできるチームだと思うので、自分たちもそこに対して、より走らなければならないですし、その部分に関しては絶対に上回っていかなければならないと思っています。今の自分の課題として、ボールに一つ寄せ切れないところがあるのでそこは意識していきたいですし、なかなかシュートが打てていないので、自分でシュートを狙えるポジションや仕掛け方っていうのを出していければと思います。

今季はまだ勝ち切れていないので、ここまで応援し続けてくださっているサポーターの皆さんのためにも、自分たちらしいサッカーを見せていきたいですし、泥臭く戦っていくので、引き続き応援よろしくお願いします。
メンバー

スターティングメンバー

76'
61'
46*'
61'
61'

控えメンバー

61'
DF 33 佐藤 百音
76'
61'
46*'
61'

監督

柳井 里奈

スターティングメンバー

GK 21 山下 莉奈
DF 4 筒井 梨香
DF 7 荻久保 優里
DF 16 中西 ふう
DF 22 白垣 うの
85'
MF 10 脇阪 麗奈
MF 13 百濃 実結香
85'
MF 14 高和 芹夏
76'
MF 18 宮本 光梨
FW 8 田中 智子
61'
FW 11 矢形 海優

控えメンバー

GK 41 名和 咲香
DF 3 米田 博美
85'
DF 17 中谷 莉奈
85'
MF 2 森中 陽菜
MF 6 松本 奈己
FW 23 浅山 茉緩
61'
FW 29 和田 麻希
76'

監督

鳥居塚 伸人
試合詳細
8 シュート 9
9 GK 11
2 CK 4
7 直接FK 4
1 間接FK 3
0 PK 0
試合データ

主審

大村 琴美

副審

鷲尾 里梨

副審

谷 弘樹

第4の審判員

梶山 芙紗子

入場者数

793人

天候

曇のち雨、無風

ピッチ状態

全面良芝

気温/湿度

23.7℃/60%

HIGHLIGHT

監督コメント
前半は少し相手のビルドアップに対して、プレスがうまくかからなかった中で、修正をすることができずに前半の40分台に3つ失点してしまったっていうところがすべてだったのかなと思います。ただ、もともとのゲームへの準備段階で私のところの提示の問題だと思うので、選手がどうこうよりかはそういったところはしっかりと私自身見直さなければならないと思います。

C大阪のボランチが2枚かなりアグレッシブにプレスをかけてくる中で、ウチで言えば今季は平井と井上の2トップが多かったりするのですが、二人とも足元よりかは裏に抜けるタイプなので、一枚引っ張った足元のスペースにしっかり一枚置きたかったっていうところがあったので、今節は宗形を前に置いたっていう形になります。

セットプレーからの失点が今季一番多かったので、そこは集中して試合に入らなければならないっていうところと、プレーエリアにおいて何を選択するかっていうところも話をしてきた中で、相手のキッカーのボールがすばらしかったっていうのもありますが、あそこは絶対に弾き切らなければならなかったと思います。
選手コメント
今季は圧倒的に得点が少ないので、自分としてはシュートを打つっていうところを意識して入った中で、最初の1対1の場面を自分が決め切れていたら、こういう試合にならなかったのかなって思います。

3失点してからはもう前に出て行くしかなかったので、自分も前に前にかけて、一つずつ返していこうってみんなで話していましたし、こんな試合をサポーターの人たちにも見せられないっていうところもみんな言っていたので、後半は絶対に取り返す気持ちで入りました。

監督も言っていたように、今季初戦の東京NB戦のときなどはもっとはっきりとプレーができていましたが、今日のゲームは背後へのボールも少なかったですし、背後ではなくて中央につけて簡単に失うことが多くあったので、そこの受け手と出し手のところは合わせていかなければならないと思います。

内容どうこうよりも今は勝つことがすべてだと思いますし、FWとして点が取れていないところに責任があるので、そこは自分がチームを勝たせる気持ちで次節臨みたいと思います。

変わっていないって見てる人が思ってしまったらそうなのかもしれないですし、できることも増えてきてはいるけど、それが結果として出てないからまだまだ力不足だと思います。ただ継続していって結果を出すことができれば絶対に良くなると思いますし、そのうえで自分たちも早く勝利を届けられるように頑張るので、応援よろしくお願いします。
チームとしてできることも増えている感覚はありましたし、攻撃のいい形や狙いどおりの守備ができる回数も増えてきていたからこそ、結果は出ていないけどブレずにやろうと試合に入る前から話していて、とにかく自信を持って強くいこうと共有していました。

試合の入りとしてはそこまで悪くなかったと思いますし、走力のある選手が前線にいるので、そこを生かすっていうところは序盤から意識的にやりました。ただ、前半中盤から終盤にかけて、セカンドで拾ったボールを広げるところをミスしてしまったり、クリアでつなぐのか大きくクリアするのかっていうところの選択のミスから相手に流れがわたってしまったと思いますし、可変してきた相手に対してもうまく対応できてなくて、ズルズル押し込まれてしまったと思います。

いろいろチームとして課題はありますが、失点シーンのクロスとセットプレーのところは個人のところで守り切れるところもあったと思うので、チームがどうとかではなくて、個人の気持ちのところだと思います。

今季の序盤はとにかくブレイクすることを意識してきた中で、そこからちゃんと最後に出て行く人と足元で落ちる人など、役割もはっきりしてできることが増えてきたからこそ、優先順位がごちゃごちゃになってしまっているところもあるのかなと思います。つながれてはいるけど、その崩しの形がお互い共有できていたかって言ったら違うと思いますし、ここの擦り合わせはもっとしていかなければならないと思います。また、もう一度優先順位から逆算した攻撃っていうものをみんなで意識していく必要があると思います。

昨季の最終戦でVENTUSを強くする覚悟がある、ということを宣言した中で、何も変わっていないと言われたことがとても悔しいですが、応援してくれている人からしたらそうだと思いますし、結果が出ていないから少しずつズレが生じていますが、結果が出ていない今がチームとして踏ん張りどころだと思います。

結果出てない中で毎回応援に来てくれている方も多いので、とにかく勝つことが一番ですし、そういう気持ちをもっと一人ひとりが前面に出してプレーしていかなければ、勝利をつかむことはなかなか難しいと思います。
フォトギャラリー

(写真:高須力)