SOMPO WEリーグ 第4節
2024.10.5 [SAT] 13:00 ユアスタ

マイ仙台

0 - 0
0 前半 0
0 後半 0

大宮V

試合経過
監督コメント
前節は、C大阪が右肩上がりのポジションを取ってきたことに対して、一度そこを吸収してから逆側でプレスをかけたいというところは、前半途中から選手に声をかけていましたが、自分自身が選手にうまく伝え切れなかったところはあると思います。ただ、ハーフタイムでしっかりとそこの修正をかけて、より前に出て行きたかった中で、なかなかあの時間帯に三つ入れられてしまうと、難しいところがあったのは正直なところですが、結局は最初の自分の提示のところなので選手どうこうではないと思っています。

後半に修正をかけた中で、もちろん前に人数をかけたこともあって、そのぶん簡単に行かれてしまう場面もありましたが、残り30分で引いてもしょうがないっていうことは選手たちとも話をしたので、戦術とかいろいろあるものの前に出ないことには仕方ないですし、ホームゲームでこのような試合はしてはならないという思いもあったので、そこは選手たち自身も責任を持って後半を戦ってくれたと思います。

今季ブレイクすることやブロックを作ることっていうオーガナイズがしっかりとできたときは、固く守れていると思います。ブレイクをすることに関して、攻撃で言えばどういうボールでどう出してあげるのかっていうところもあると思いますし、 ボールは握りたいですけど、今はスペースを取りに行った方がいいとか局面のバランスなのかなと思います。

もちろん結果を出さなければならないですし、プロの世界なのでそこはプライオリティを一番に持っていかなければならないと思いますし、選手個々の成長を含めて積み上げていかなければならないのかなと思います。ただ、 全部が全部悪かったとかそういう話ではないと思いますし、良い部分と悪い部分の割合であったり、チームとして目指しているものと今やらなければならないことのバランスはとても大事なのかなと思います。

昨季からメンバーが大きく変わった中で、若いからできないっていうのは言い訳だと思いますし、そこはどれだけ日々サッカーに対してストイックにやっているのかっていうところだと思います。私たちよりもチームの年齢層が低いクラブもありますし、それこそC大阪は若い子たちが多いですが、サッカーの原則を理解していたり、一人ひとりの責任感っていうところがしっかりしていると思いました。

次節、勝つためには先制点を取るっていうところがカギになってくると思います。シュート数は増えていますが、なかなかゴール数は伸びていないですし、そこに対してどう向き合っていくのかっていうところはもちろんですが、基本的にはいい守備をして前に出て行くことができるっていうところがウチの選手の良さでもあるので、どんどん前に出て行く中で先制点をしっかり取り切ることが大切だと思います。

マイ仙台もなかなか勝利がない中で、覚悟を持って戦ってくると思いますし、私たちと同じようなことを思っていると思います。どのゲームもそうですけど、しっかり前に出るっていうことは大事なのかなと思いますし、自分たちの目指しているものに近づけていきながら、微調整していくことが一番だと思います。
選手コメント
足元の技術や広い視野は自分の中で強みとしてありますが、前節はなかなかその部分を出すことができなかったですし、ポジションが一つ前になった中での役割っていうところがなかなかうまくプレーで表現できなかったのかなと思います。ライン間で受けてつないでチャンスメークしていくことや、大きな展開っていうところも得意としているので、今後そこは試合の中でコンスタントに出せるようにしていかなければならないと思います。

今季からチームに特別指定選手という形で加入しましたが、チーム全員がフラットな雰囲気でコミュニケーションを取ってくれますし、ピッチの中で厳しい声はもちろん、それ以上にプラスな声が多いので前向きに取り組めますし、やりやすさを感じます。だからこそ、そこに甘えるのではなく自分からコミュニケーションを取っていく、ということは意識的に取り組まなければならないと思っています。

次節のマイ仙台は、私が育ててもらったクラブですし、対戦相手には同期で仲の良かった(猪瀬)結子もいるので、とても対戦が楽しみです。また、二つ下で可愛がっていた(遠藤)ゆめは、足元の技術が高く、キープ力もあるので警戒していきたいと思います。知っている選手も多く、ユアスタでプレーできることがとても楽しみですし、だからこそ絶対に勝ちたいと思います。そして、成長した姿を皆さんに見せられるように精一杯戦いたいと思います。
前節は3連戦の最後ということもあって、コンディションを整えることはもちろん、なかなか勝ちがない中で引分けは許されないですし、何が何でも勝たなければならないという気持ちで臨みました。

試合の序盤はいい流れもありましたし、ゴールのチャンスは何回かあったと思います。ただ、いい流れがあった中でシュートを決め切るっていうこともそうですけど、なんと言ってもあの時間帯で立て続けに失点は絶対にしてはならないことだと思いますし、本当DFとしてふがいないというかやってはいけない失点の仕方だったと思います。

前半の立ち上がりのところも含めて、どれだけ足を振れるか、シュートを狙えるのか、先制点を奪えるのかっていうところが試合の流れを大きく変えると思ったので、先制点を取るっていうことが今このチームにとって大事なのかなと思っています。

選手間でハーフタイムにもう絶対にやらせてはいけないということと、なんと言っても、サポーターの方々が応援してくれている前でこんなふがいないプレーを二度としてはいけない、という話があったので、絶対に後半は点を取り返さなければならないし、失点はゼロにしようっていう気持ちで全員が入ったのですが、失点もしたうえに無得点で終わってしまったことは一人ひとりの弱さだと思います。

マイ仙台は推進力がありますし、キックが上手な選手がいたり、そこに対してしっかりと走り込んでくる選手がいるので、警戒しなければならないと思いますし、どれだけ全員で守って全員で攻めることができるかっていうところは大事になってくると思います。

前節の4失点があったからこそ、一人ひとりがゴール前で体を張ることやマークを徹底するっていうところは、今週の練習の中で厳しさを持って取り組めていますし、攻撃としてはどれだけクロスを上げ切れるのか、そこに合わせて入ってこれるのか、シュートチャンスで打ち切って決め切れるのかっていう部分は、チームの中でこだわりを持って取り組んでいるので、次節そこを成果として出せればと思います。

次節はアウェイにはなりますが、絶対に勝たなければならないですし、サポーターの方々と一緒に笑って喜び合いたいので、しっかりといい準備したうえで一人ひとりがチームのために戦って、最後まで走り切って勝って帰ってきたいと思います。
メンバー

スターティングメンバー

GK 1 齊藤 彩佳
DF 22 吉岡 心
65'
DF 2 長船 加奈
DF 5 國武 愛美
DF 17 佐々木 里緒
MF 30 佐々木 美和
79'
MF 7 隅田 凜
58'
MF 6 原 衣吹
MF 10 中島 依美
MF 8 大西 若菜
FW 19 佐藤 楓
79'

控えメンバー

GK 15 清水 栞
DF 28 松永 未衣奈
DF 36 猪瀨 結子
65'
MF 24 遠藤 ゆめ
79'
MF 35 岩田 琳香
79'
MF 37 石坂 咲樹
58'
FW 11 後藤 三知

監督

須永 純

スターティングメンバー

85'
79'
85'
59'
79'

控えメンバー

79'
85'
85'
59'
79'

監督

柳井 里奈
試合詳細
0 シュート 13
9 GK 2
1 CK 4
9 直接FK 10
2 間接FK 1
0 PK 0
試合データ

主審

杉野 杏紗

副審

曽根 未宇

副審

吉田 瑞希

第4の審判員

近藤 恭子

入場者数

1,166人

天候

晴、無風

ピッチ状態

全面良芝

気温/湿度

24.1℃/51%

HIGHLIGHT

監督コメント
なかなか勝てていない中で、選手とともに必ず勝点3を取ろうということは試合前に話をしました。結果として勝点1だったことは、来てくださった皆さまに本当に申し訳なさを感じています。

前半は少し押し込まれる展開が長く、守備のところをハーフタイムに選手とまた話し合って修正をかけました。後半はゴールに迫るシーンも増えましたし、マイ仙台も上手なので、振られるシーンやえぐられる瞬間も何度かありましたが、その回数を試合の中で減らせたことは選手と修正できたところもあったのかなと思います。ただ、それをどれだけ前半の早い時間帯で自分たちがアジャストしていけるのかっていうところは、私の伝え方を含めて振り返らなければならないと思います。

失点をすればDF陣やGKのせいかと言えばそうではないと思いますし、点が取れなければFWのせいかっていうのもそうではないと私は思っています。今節は井上を後から出した意図としては、最後の相手の足が止まる時間帯で、背後を取ってほしいという意味も込めて、あの時間帯でチョイスしました。彼女自身の良さをしっかりと出してくれたと思いますし、船木にしても同様だと思います。ただチームとして、最後の最後に体ごとゴールに入って行くくらいの迫力や気持ちのところは、もっと出していかなければならないと思います。
選手コメント
マイ仙台戦に向けて、チームとして、絶対に勝つというところをまた再認識した1週間でしたし、戦術的なところで言えば、マイ仙台の守備が3枚か4枚かというところで、どういう戦術で私たちは攻めていくのかっていうところも含めて確認とすり合わせをしてきました。

スタートで出たとしても、途中から出たとしても、自分のやるべきことは得点に絡むプレーでチームを勝利に導く、というところを意識してやっている中で、チャンスを決め切れなかったところは自分の課題ですし、向き合っていかなければならないと思います。

課題が多い中ですが、チームとしての収穫として、前半と後半での試合の内容だったり、特に攻撃の時間が増えたことはやっぱりポジティブにとらえていかなければならないところだと思います。後半は自分たちのやりたいところができた部分もありましたし、イメージどおりのシーンも作ることができたと思うので、そこは今後も継続していきます。ただ課題として、点が取れていないところは一番の課題だと思うので、点を取る形や最後のパスの精度っていう細かなところをさらに突き詰めてやっていく必要があると思いました。

次節まで時間がない中ですが、チームとして勝つというところだけにベクトルを向けて、自分ができることとやるべきことをしっかりと見つめ直さなければならないと思います。そして、いつも応援してくださる皆さまにいち早く勝利を届けられるよう精一杯やっていきたいと思います。
チームが勝てていない要因として、得点力不足というところが一番の要因だと思うので、ゴール前の質やどんな形でも決め切るというところ、プレーの強度の部分をチーム全体として盛り上げながら、試合に向けて準備をしてきました。

マイ仙台が前から守備をかけてくるチームだったので、ポジションにとらわれずに、パスコースを作り続けることはミーティングで監督から伝えられました。自分としてはSBでの出場でしたが、相手の動きによってポジションを取る、という自分の特長は出せた部分もありましたし、少しずつ相手を外しながら、ゴールに人数をかけて進んでいくことは、今までに比べれば改善されたと思いますが、最後の決め切るという部分で言えば、チームとしても自分としても大きな課題だと思います。

自分がサイドに張ってポジションを取るよりも、ちー(箕輪)がサイドに張ってという関係の方が、お互いの特長も出しやすいと話していたので、(乗松)瑠華さんがボールを持ったときも同様で3人がお互いにつながりながら、いいポジションを取り続けるっていうことはお互いで共有していたので、そこは成果として出せたと思います。

次節に向けて、まずコンディションを整えることはもちろんですが、このチームに加入してからまだ勝てていない状況なので、毎回次こそは勝つっていう気持ちで臨んではいますが、より覚悟を持って戦わなければならないと思います。ゴール前で決め切るっていう課題が今までの試合からずっと課題として残っていますが、少しでも積み上げて改善していけるように、チーム全体で高めていき、次こそホームで皆さんと喜び合えるようにいい準備をしていきたいと思います。
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