NEWS

8月14日(月)から8月19日(土)の期間で、北海道網走市にて、トレーニングキャンプを実施しました。


■日程
8月14日(月)～8月19日(土)

■場所
網走スポーツ・トレーニングフィールド
(北海道網走市字呼人705-2)

今季から指揮を執る柳井里奈 監督の声が絶え間なく響くグラウンドでは、選手たちは初日から積極的にメニューに取り組み汗を流しました。キャンプ前半は最高気温26度前後と比較的過ごしやすく、集中してトレーニングを実施。3日目には地元高校生とのトレーニングマッチも行われ、選手たちの顔には少し疲労も見られましたが、気温の上がった後半もそれぞれが高い集中力でトレーニングを続け、負傷者もなく、充実のキャンプを過ごすことができました。

キャンプ期間中には、2023 FIFA女子ワールドカップが開催されており、全員が揃う夕食時間を利用して大型スクリーンで数試合を観戦。ゴールシーンでは思わず大きな声を出しながら、女子の世界最高峰の祭典からさまざまなことを学ぶ有意義な時間にもなりました。キャンプの醍醐味でもあるチームメートとのオフザピッチの時間も有効に活用してさらなる一体感を作り上げ、新シーズン開幕に向けてギアを上げていきます。

今回の網走キャンプは、時期的に公式戦と近いタイミングでの実施だったので、これまでやってきた部分、例えばボールをきちんと握る、マイボールにする、守備でのボールの奪い方といった部分をよりていねいに積み上げることを意識しました。同時に90分間戦えるコンディションにすることもこのキャンプでの目的の一つでした。

男子高校生とのトレーニングマッチでは、守備においてセットプレーでもきちんと守ることができ、また攻撃面ではボールをしっかりと動かせたこと、勇気をもってプレーができたことはチームとしての収穫だったと思います。最終日に行われた紅白戦では、昨季あまり出場機会のなかった若手選手たちもしっかりと積み上げを見せてくれて、個人的にもうれしい発見でした。

キャンプらしさといえば、オンもオフも、選手とスタッフが常にコミュニケーションをとる機会があり、とても有意義な時間だったと思います。Instagramのライブをご覧になった方もいらっしゃるかと思いますが、ライブに出ていた選手だけでなく全員で企画したチームワークも今後に生かされると思います。

網走市の関係者の皆さまの手厚いサポートにも感謝しています。本当にありがとうございました。