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さいたま市および芝浦工業大学「医療・ヘルスケア、スポーツ分野に係る産学官の共同研究に関する覚書」締結のお知らせ
大宮アルディージャは、さいたま市および芝浦工業大学と「女性アスリート」をキーワードとした共同研究を行い、データを利活用した女性アスリートに対する育成・ケガ予防の適切な手段を持つことにより、女性アスリートの競技意欲・レベルを向上させるとともに、スポーツ指導者に向けたコーチングメソッドとして展開を図ることを目的に「医療・ヘルスケア、スポーツ分野に係る産学官の共同研究に関する覚書」を、以下のとおり締結することになりましたので、お知らせします。

3月4日(月)に、さいたま市役所にて、清水勇人 さいたま市長と芝浦工業大学 山田純 学長、そして大宮アルディージャ 代表取締役社長 佐野秀彦が参加して締結式が行われました。

清水市長からは「地域に根差した3者による共同研究という新たな枠組みにおきまして産学官のそれぞれのプレーヤーが持つリソースを用いて相互に連携し、また協力をしてイノベーションを創出することは、地域経済の発展、または地域住民の生活の向上につながるものと考えております」とご挨拶いただきました。山田学長からは「大宮アルディージャが運営する女子チームのアスリート育成や競技中の怪我防止といった課題が本学の生命科学分野の研究シーズと合致し共同研究に結びつきました。共同研究を通じてスポーツ分野における女性の活躍支援ができると思うとワクワクしております」というお話をいただきました。佐野代表取締役社長からは「女子選手は全治に半年以上必要とする長期離脱を余儀なくされる大きな怪我が多く発生している。怪我の予防、怪我の治療からの復帰については女性アスリートが輝き続けるために大きな課題の一つであると考えています。多くの女性アスリートがさいたま市の中で輝き、そして大宮アルディージャVENTUSが地域に愛され輝けるチームになることを目指して、さいたま市様、芝浦工業大学様とともに歩んでいきたいと思います。」と取り組みに関する意気込みをお話しました。

本覚書は、さいたま市と芝浦工業大学との間で2015年4月6日に締結されている「イノベーションに関する連携協定書」の定めに基づき実施されます。


■協定名
医療・ヘルスケア、スポーツ分野に係る産学官の共同研究に関する覚書

■期間
2024年3月4日~

■目的
(1) 女性アスリートをキーワードとした共同研究を行い、乙が持つリソースを活用した地域連携による地域に根差した大学づくりを通じて、乙の付加価値向上につなげ、女子学生への魅力向上を図る。
(2) データを利活用した、女性アスリートに対する育成・ケガ予防の適切な手段を持つことにより、女性アスリートの競技意欲・レベルを向上させるとともに、スポーツ指導者に向けたコーチングメソッドとして展開を図る。
(3) 医療・ヘルスケア、スポーツ関連企業の育成・支援を通じて、製品開発などイノベーションを創出し、一般向けに普及・推進を図る。

■内容
(1) 女性アスリートのデータ提供に関すること。
(2) 本研究に必要な研究施設・設備の活用に関すること。
(3) データ解析等を通じた学術的裏付けの提供に関すること。
(4) 研究成果に基づく製品開発等の連携に関すること。
(5) 前4号に掲げるもののほか、前条の趣旨を達成するために必要な事項に関すること。
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