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3月5日(火)、さいたま市立宮前中・大宮西中の学校給食にて、選手が考案したアスリート食「VENTUSナポリタン」をはじめとした給食メニューを提供していただき、考案した望月選手、五嶋選手、阪口選手、村上選手が両中学校を訪れ一緒に給食を食べました。

大宮アルディージャVENTUSは、令和5年度スポーツ産業の成長促進事業「スポーツオープンイノベーション推進事業(地域版SOIPの先進事例形成)」において、eatas株式会社(イータス)と、スポーツと栄養管理を通じた選手のパフォーマンスアップや栄養管理への理解の促進をはじめとした、地域社会に貢献する以下の各種の施策を実施しています。

今回の取り組みは、スポーツ分野と他産業との融合による新事業創出と社会課題の解決を目的のため、大宮アルディージャVENTUSとeatasでは「女性アスリートのパフォーマンス向上を起点に食で子どもたちの強いカラダをつくる」ことを目標に、テーマを「女子サッカー選手が考案! 楽しく食べながら体も心も成⻑する『進化ごはん』」に設定しました。

まずは、選手と一緒にメニュー考案をしました。まず商品化も目指すなら特色を出そうというところから「地元大宮と言えば、大宮ナポリタン」「普通のナポリタンだとインパクトがないので、パートナーの翁の郷さんのうどんで作っては? 埼玉は全国２位のうどん県だし!」「給食でしかもナポリタンにするなら、クリーム風にした方が特徴も出るし、麺がくっつきにくい」などのアイディアから、アスリート食として「サッカー選手はスタミナだけでなく、集中力も大事! 」などの意見も出て、イメージがどんどん固まっていきました。

アイディア会議を踏まえて、材料などをeat+さんが検討し、試作・試食会を行いました。今回、給食にご賛同いただいたさいたま市立宮前中・大宮西中の校長先生・栄養教諭の皆さまや、麺をご提供いただく有限会社翁の郷(蓮田市) 神田代表をご招待しました。使用するケチャップも埼玉県産の高橋ソース株式会社(本庄市)さんのものを使用し、大宮ナポリタン会からも「大宮ナポリタン」であること、ご承認いただきました。施策も選手自ら行いまいした。クラブハウス“オレンジキューブ”の食堂の厨房にて、株式会社若菜協力の下、選手自ら調理しました。味や麺の種類変えてを複数作り、当初のアイディアどおり、クリーム風味でうどんを使用したものに決定しました。

■選手考案「給食メニュー」
チームカラーであるオレンジにこだわったメニューです。
・VENTUSナポリタン
・デニッシュペストリー
・かぼちゃサラダ
・オレンジ白玉

そのあとは、両校の栄養教諭さんの多大なるご理解・ご協力の下、実際の中学校での給食実現に向けて準備を進めました。給食提供当日は、両校の生徒の皆さんも楽しみに待っていて選手たちを迎えてくれました。どちらの中学校でも、対象となる1～2年生のクラスへ挨拶した後、一緒に給食を食べる教室からオンラインで対象の全クラスに「VENTUSナポリタン」に込めた思いと、食べることで得られる栄養について説明し、みんなで「いただきます! 」をして給食の時間が始まりました。

両中学校の皆さんから「美味しい! 」と声があがり、おかわりの列もできました。女子プロサッカー選手と給食が食べれるということで、食事をしながらの会話も弾み、教室中に笑顔が溢れる時間となりました。宮前中の様子・写真は後日デジタルバモスに掲載します。

今回の「VENTUSナポリタン」は、3/20・東京NB戦のスタジアムで販売予定です。ぜひホームゲームにご来場いただき、「VENTUSナポリタン」を食べてみてください!


■望月ありさ 選手コメント
私たちが考えた給食メニューが実現して、とても嬉しかったです。自分が中学生のときを思い出しました。こういった体験をさせていただけて、ありがたいですし、今日の給食でVENTUSに興味を持って試合に応援に来てくれたらうれしいです。

■阪口萌乃 選手コメント
給食メニューが実現するまでに栄養教諭さんをはじめ多くの方にご協力いただいたと聞いていますので、改めて感謝したいです。VENTUSナポリタンを食べて、みんな勉強に運動に頑張ってほしいです!


＜参考＞
スポーツ庁地域版SOIP「大宮アルディージャVENTUS×eat+ スポーツ×栄養による女性アスリートのパフォーマンス向上施策」について

【スポーツ庁 × eiicon】関東エリア 『SPORTS OPEN INNOVATION BUSINESS BUILD KANTO』 4スポーツチーム/団体が採択企業4社を決定!（2023年10月19日）