町田
- 11' 平戸 太貴
- 17' 深津 康太
- 42' ヴィニシウス アラウージョ
大宮
本日はたくさんのサポーターが練習場に来てくださって、その姿を見て改めて『結果を出したい』と思いました。気持ちの部分や勝利への貪欲さを、選手一人一人が出すことはできていますが、もう少しの部分がまだ足りないと思うので、この結果をしっかり受け止めて、より強い気持ちをもって町田戦は戦わなくてはいけません。
岡山戦ではセットプレーからチャンスがありましたが、決めきらないと勝ちきれない試合になってしまいます。町田には、長谷川アーリアジャスール選手をはじめよく知る仲間がいるので対戦は楽しみですが、自分たちの結果を残すことと、J1昇格という目標のために戦います。
栗本選手とは練習試合で一緒にプレーしていましたし、誰が出ても誰と組んでも同じような戦いができると思っていますので、本当に結果だけを出せればいいです。この時期にもがいたり、選手がどうやったら勝てるかを考えたりすることは、長い目でみたら大切な時間でもあります。この経験は絶対生きてくると思って、強くなれると信じてやっていますので、まずは1つ、勝つためにプレーしたいです。前への意識は強くなりましたし、後ろから勝ちに持っていけるようなチームの雰囲気を作っていきたいです。
高卒1年目ですが、第3ゴールキーパーではなくレギュラーをつかむために練習してきましたし、アクシデントが起こることも想定しながらいつでも出場できる準備はしてきました。出場する機会を得られればもちろん緊張はすると思いますが、やってやりたいという気持ちが大きいですし、セービングなど自分のストロングポイントを生かしながら初勝利に貢献したいです。
チーム内で一番年下ですが、ピッチに入ったら先輩・後輩を気にしないタイプの人間なので、勝つために後ろからどんどんコーチングをしていきたいです。この前の試合のようにGKにアクシデントが続く試合は始めて見ましたが、初めて立ったピッチで初めてGKまで務めた栗本選手のプレーは、本当にすごいと思いました。
自分に出番が回ってきたら勇気をもったプレーをみせて、サポーターと一体となって勝利したいです。町田は勢いのあるチームですが、自分たちは岡山戦の前半のように、自分たちの雰囲気でサッカーができれば勝てると思います。
スターティングメンバー
控えメンバー
監督
スターティングメンバー
控えメンバー
監督
14 | シュート | 3 |
---|---|---|
7 | GK | 16 |
8 | CK | 4 |
4 | 直接FK | 12 |
2 | 間接FK | 1 |
0 | PK | 0 |
主審
副審
副審
第4の審判員
入場者数
天候
ピッチ状態
気温/湿度
HIGHLIGHT
前節は2人のGKが負傷交代するアクシデントに見舞われたが、南が先発に名を連ねた。フィールドプレーヤーの10人も、前節と同じ選手がスタメンでピッチに立つ。控え選手では、GK若林が初のメンバー入りを果たした。大山は3試合ぶり、富山は4試合ぶりにベンチ入りした。
前節からMFの立ち位置を変更し、4-2-1-3のシステムを採用している。今節も大橋と三門がセントラルのポジションに並び、小島が河田の背後に構える。相手ボールの局面では小島が河田に並び、4-4-2のブロックを敷く。
前半は苦しい戦いを強いられた。相手陣内へなかなかボールを運べず、11分に先制点を許してしまう。17分にはCKから追加点を奪われ、早い時間帯に2点のビハインドを背負うこととなった。
敵陣へボールを持ち出せない状況を打破するために、矢島慎が右サイドから中央へ入ってボールを受けようとする。三門が幅広く動いてボールに関わる。彼らだけでなく一人ひとりが工夫をしているのだが、相手ゴールへ迫ることができない。
この試合初めてのシュートは39分だった。センターサークル内から河田がドリブルで運び、ユニフォームを引っ張られながら前進していく。ロングレンジからの右足シュートが、右CKの獲得につながった。
このまま攻勢を強めていきたいところだったが、42分に3点目を喫してしまう。前半は0-3で終了した。
後半開始とともに、霜田監督が動く。右SBの山田に代わって茂木が、大橋に代わって富山が投入される。中盤は三門をセントラルに配し、小島と矢島がインサイドハーフの立ち位置となる。富山は右ウイングに入った。
54分、コンビネーションから決定的なシーンを作る。左サイドでテンポ良くパスをつなぎ、富山がペナルティエリア左奥へ侵入する。ニアサイドへのクロスに河田が飛び込むが、惜しくもDFにクリアされた。
70分以降は相手ゴールに鋭く迫った。76分、右サイドの矢島慎がゴール前へクロスを供給する。ニアサイドのDFのクリアがフリックのようになり、ゴール前の富山がフリーでヘディングシュートを放つ。しかし、GKにセーブされた。
78分には髙田がチャンスを作る。70分に柴山に代わって途中出場していた背番号18が、左サイドから中央へドリブルで運んでいく。相手の注意をひきつけたところで、右サイドの茂木へパスを出す。茂木がライナー性のクロスを入れると、直前に交代出場していた武田が飛び込んでいた。決定的なシーンだったが、ヘディングシュートを枠へ持っていくことはできない。
89分にも相手GKを脅かす。右ショートコーナーから髙田がペナルティエリア内右から縦へ持ち出し、右足を振り抜く。強烈な一撃が相手GKを襲った。
ここまで2位につける町田のプレッシャーは激しく、マイボールをどうやって攻めにつなげていくかという課題を前半から突きつけられた。それでも、交代選手を次々と投入し、システムを変更したラスト20分以降は、得点につながってもおかしくない場面を作り出した。右サイドを何度もアップダウンした茂木、思い切った仕掛けを見せた髙田のパフォーマンスなどは、今後につながるものと言っていいだろう。
今シーズン2度目の無得点で0-3の敗退を喫し、通算成績は3分4敗となった。依然として勝利をつかめていない。順位も22位のままだ。
次節は中3日でアウェイの山口戦を迎える。霜田監督は試合後のフラッシュインタビューで、「肉体的なリカバリーと精神的に戦う気持ちをもう一回、チームとして個人としても上げていきたい」と話す。シーズン初勝利へ向かって、いまこそ一体感と躍動感を発揮したい。
(総評:戸塚 啓)
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前節から中3日でしたが、しっかり回復もできていたと思いますし、この試合にかける思いも皆強く、こういった試合に、こういった前半になるとは思っていませんでしたので、そこは非常に残念です。次も中3日でのゲームになりますが、戦える人間、元気な人間、ファイティングポーズをとって大宮のための戦える人間を連れていきたいと思います。
相手に崩されて点を取られるなら仕方ないのですが、自分たちのパスミスから先に点を取られるということを何度も繰り返していて、それをやらないようにしよう、それができれば先日の岡山戦のようにゲームを壊さないで終われると思ったのですが、今日は先につまらないミスから失点をしてしまったので、そういったことでゲームが壊れてしまったことが非常に残念です。原因を作ったのは僕だと思うので、また反省もしますが、同じことを何度も繰り返しているので、少し違ったアプローチも必要かなと思っています。
どうやって攻めて、どうやって守るかという、自分たちがやりたいことは皆理解していると思うのですが、相手もそれをやらせないようにしてきますし、僕らがちゃんとパスをつないで相手陣地に入っていくというところがそもそも崩れると、自分たちのリズムが作れなくなってしまいます。それをうまくやらせてもらえないときに、どうやって相手陣地に入ってこぼれ球を拾うかという部分で、今日はセカンドボールもなかなか拾えなかったので、それは自分たちの戦いに持っていけなかった一つの原因だと思っています。
先に点を取られた場合の準備ももちろんしていますが、取られ方や時間帯など、気持ちはすごく入っていましたけれども、勝てていないなかで、メンタル的に自分たちのミスから先に失点してしまったということが、非常に大きかったと思います。ずっと失点をしていなかったセットプレーで点を取られてしまったことも含めて、ただの失点ではなく、メンタル的にやられてしまった失点だったと思います。
相手はプレッシャーにいけば蹴ってくるし、いかなければつないでくるという想定のなかで、どこで取るかということはずっとやってきましたが、なかなか思ったところで取れなかったり、プレッシャーをかけて相手にロングボールを蹴らせてるのにセカンドボールを拾われてしまったりと、自分たちが思ったような形でボールを奪うことができなかったことが、リズムを作れなかった一番の原因かなと思います。
中3日で次の試合になりますが、肉体的なリカバリーと、チームとしても個人としても精神的にもう一度戦う気持ちを上げる必要があると思いますので、その準備をしたいです。
0-3の状況で入って、仕掛ける部分やクロスの部分だったり、シュートまでいける場面もありましたが、結果として無得点で終わってしまったので、自分の仕事は果たせていないですし、すごく悔しい気持ちが強いです。
ここまで勝利がなくて、サポーターの方には本当に申し訳なく思っています。次節もアウェイになりますが、絶対に勝たなければいけない試合ですし、必ず勝ちますので、また応援をお願いします。
当たり前ですが、皆勝ちたいと思っていますし、1試合でも早くこの状況を打破したいと思っています。でもまだまだ甘いと思うので、自分も含めてまた明日からやっていきたいです。
ボールを握って低い位置から組み立てるにしても、長いボールを使って相手陣地に入るという選択肢はあって、そこは選手が判断する部分でもあります。自分たちからハマりにいっていた感じもあったと思いますし、一人ひとりの判断の部分だったり、もっとピッチにいる11人で考えをまとめないといけません。なかなか結果が出ないなかで、簡単ではないかもしれませんが、もっとボールを受ける、怖がらずに勇気を持って引き出すということをやっていきたいです。
前半をベンチから観ていて、戦術などではなく、気持ちの部分、やらないといけない部分がまだまだやれていないことが多かったですし、当たり前のことを選手全員がもっとやらなくてはいけません。勝負の世界は甘くないですし、僕自身ももっともっとやっていくと同時に、チームを引っ張っていきたいです。
なかなかうまくいっていませんが、やることはしっかり理解しているので、それをしっかりやることと、あとは戦うことがすべてだと思います。そこがまだまだ足りないのでこの結果になっていると思います。
精神面では勝てていないときの悪い循環などもありますが、戦術面でも相手が嫌がることを全然やれていない場面が前半は特に多かったですし、もっと相手が嫌がる部分を出していけば戦術もついてくると思います。本当につないだ方がいいのか、相手を裏返した方がいいのかなど、自分たちが主導権を握る部分をもっと出していかないとすべてが後手後手になってしまいます。
戦う部分、走る部分、我慢する部分、苦しいときにチームのために何ができるのか、いま一度選手一人ひとりが考えていかないと、ずっとこの順位から上がれないと思います。もっと一体になれると思いますし、ポテンシャルのある選手はいっぱいいると思うので、まずはそういった部分を取り組んでいきたいです。
なかなか結果が出ず難しい状況が続いていますが、もっともっとポジティブに皆がトライして、戦ったり走ったりできれば、必ず結果は出てくると思います。
簡単に勝たせてくれないことは、どこの試合もどのリーグでもあることですが、この状況は一つの試練だと捉えていますし、本当に勝ちたいという意欲につながっています。一つ勝てればいろいろなことが変わってくると思っていますが、一つ勝つための努力を続けなくてはいけません。
自分たちのミスから失点を喫していたので、自分たちのミスを減らして相手のミスを誘うことを第一に、シンプルに相手ゴールに向かうことを選手に求めました。先制点のシーンも相手の背後にボールを送ったところから生まれましたし、選手は特に前半はよくやってくれました。急造GKだったので後ろに重くなることは仕方なかったのですが、カウンターのところの判断やコントロールがうまくいきませんでした。栗本と田代は練習試合で良いプレーをしていましたし、今やらなければならないことをやれる選手ですので、彼らをスタメンで使いました。
誰が出ても死に物狂いで勝点3を取りにいかなくてはいけない空気を出さなくてはいけないですし、勝てていないチームの雰囲気ではありませんが、いつか勝てるだろうという雰囲気は作らず、次戦に向かいたいです。