明治安田生命J2リーグ 第19節
2022.5.28 [SAT] 18:00味スタ

東京V

  • 27' 石浦 大雅
1 - 1
1 前半 0
0 後半 1

大宮

  • 58' 奥抜 侃志
試合経過
監督コメント
監督 相馬 直樹

監督に就任して2日で試合を迎えることは初めての状況ですし、簡単なゲームにはならないとは思っています。ただ、琉球戦に勝った勢いをアウェイに持ち込んで、なおかつ新たなエネルギーを少しでも感じられるゲームをしたいです。今節は初陣になりますので、ファン・サポーターの皆さんは、我々と一緒に戦ってもらえるとうれしいですし、勝利を手にするために大宮アルディージャにかかわる全員が一つになることが必要です。

選手コメント

琉球戦はどんな形でも勝点3が必要だったので、苦しい試合展開でも勝つことができて良かったです。前半は守備の部分でうまくいっていませんでしたが、ハーフタイムに選手やスタッフと話をして修正することができました。

この世界は結果がすべてなので、監督交代は受け入れないといけませんが、霜さんには1年間すごくお世話になって、今シーズンは新たなポジションでプレーさせてもらいましたし、チームのなかでも多くの試合に出場していた僕自身も責任を感じています。下からはい上がっていくためには連勝が必要ですし、連勝はチームの自信を深めてくれると思います。チームが一つになって戦うことができれば勝利できると思いますので、自信を持ってファン・サポーターへ勝利を届けられるようにプレーします。

ケガから復帰してNACK5スタジアム大宮で2試合プレーできたことはとてもうれしいことですが、まだスタメンで出られていませんし、勝利に貢献できていないので悔しい気持ちの方が強いです。6年ぶりに大宮サポーターの後押しを受けて懐かしい思いもあり、あらためて良いサポーターと良いスタジアムだなと感じました。

古巣の東京Vは熱いサポーターが多く、僕の好きなクラブの一つですし、うまい選手が多くいるチームですので、対戦が楽しみです。サポーターの皆さんも勝利を見たいと思いますし、一人でも多くのサポーターにスタジアムへ来ていただき、勝利を一緒につかみ取りたいと思います。

メンバー

スターティングメンバー

GK 21 長沢 祐弥
DF 32 宮本 優
DF 3 ンドカ ボニフェイス
DF 5 平 智広
62'
MF 14 石浦 大雅
82'
MF 17 加藤 弘堅
62'
MF 4 梶川 諒太
MF 2 深澤 大輝
FW 19 小池 純輝
FW 11 端戸 仁
82'
FW 9 杉本 竜士
62'

控えメンバー

GK 31 高木和 徹
DF 15 馬場 晴也
62'
MF 6 山本 理仁
62'
MF 10 新井 瑞希
62'
MF 18 バスケス バイロン
82'
MF 20 阿野 真拓
82'
MF 24 奈良輪 雄太

監督

堀 孝史

スターティングメンバー

81'
87'
87'
81'
72'

控えメンバー

81'
87'
72'
87'
81'

監督

相馬 直樹
試合詳細
7 シュート 9
6 GK 9
3 CK 6
13 直接FK 3
0 間接FK 5
0 PK 0
試合データ

主審

上村 篤史

副審

塚田 健太

副審

竹長 泰彦

第4の審判員

竹田 和雄

入場者数

4,686人

天候

晴、無風

ピッチ状態

全面良芝

気温/湿度

23.6℃/49%

HIGHLIGHT

相馬監督の初陣は飾れずも、奥抜のゴールで価値あるドロー
チームに大きな動きがあった。霜田監督を解任。相馬監督の就任を発表したのは、わずか2日前のことだ。明治安田J2第19節は東京Vとのアウェイゲーム。味の素スタジアムのビジター側スタンドがオレンジ一色に染まった。ジャージ姿でベンチに立った相馬監督は、試合後の会見で開口一番こう話した。

「突然の形で監督に就任し、中2日の短い時間での試合になりました。アウェイゲームでしたが、たくさんのオレンジ色のサポーターに来ていただいて、すごく期待していただいていると感じています。選手たちにも、『今までと同じじゃなくて、変わっていくものを見せよう』と話して送り出しました。我々を信じて集まってくださった、そして、一緒に戦ってくださったサポーターの皆さんに感謝したいと思います」

メンバーにも若干の変化があった。山田が3月30日の町田戦以来、12試合ぶりのスタメン復帰。8試合ぶりにスタメンに入った奥抜が2トップの一角に入った。相馬監督は2人の起用を、「チームが変わるためにエネルギーのある選手を使った」と説明する。開始早々にアグレッシブなシーンが訪れた。3分、最終ラインの西村から一気に前線へ。右サイドに流れていた河田が頭でつなぐと、柴山がうまくコントロールして中央へクロス。ボールは相手GKに抑えられたが、攻撃的な姿勢があらわれたシーンだった。

前線から果敢にプレッシャーをかけていった。ボールを支配される時間は続くが、粘り強くゴールを守る。西村、山田のセンターバックを軸に最終ラインを高い位置でキープ。中盤の危険なスペースは、三門、小島のボランチが埋めた。

しかし、27分、中盤でのパスミスを相手に奪われて失点。その後も東京Vにボールを保持された状態で試合が進む。苦しい展開の中にもチャンスはあった。33分には右サイドの柴山がカットインから左足でシュート。ボールは相手GKに収まったが、得点の匂いを感じさせるシーンだった。

セカンドボールが回収できず、防戦が続いた。相馬監督がテクニカルエリアの前まで出て、選手に指示を送る。しかし、大きなチャンスは得られず1点ビハインドのまま前半を折り返した。山田が言う。

「前半は気持ちがなくて行けなかったわけじゃない。むしろ気持ちがありすぎて空回りした。そこは冷静に声を掛け合ったことと、守備の戦術の部分で追い方を変えたというのがある。気持ちの部分の調節と戦術の修正はコミュニケーションを取りながらやれたと思います」

後半に入ると積極的にボールを動かし、ピッチを広く使って攻撃を展開。右サイドバックの茂木がペナルティエリアの中に入って相手と競り合う場面もあった。しかし、東京Vの守備も固い。ボールホルダーに対して集団でプレッシャーをかけてくるため、なかなかゴール前で自由を得られない。それでも、54分には高い位置で奪ったボールが河田の足元へ。シュートは相手に防がれたが、CKのチャンスを得た。さらに2分後にも河田がシュート。ゴール裏のボルテージが上がっていった。

待望のゴールは58分だ。右サイドの茂木から縦にスルーパスが入ると、裏に抜け出した河田からゴール前へ絶妙のクロス。走り込んでいた奥抜が一度ボールを持ち直すと、鮮やかにゴール右隅に蹴り込んだ。

同点となり、ゲームの動きが激しくなる。ベンチの動きも慌ただしくなってきた。72分、奥抜に代えて泉澤を投入。ここから攻撃のギアが一段、上がった。77分、柴山から左サイドへ大きく展開。泉澤の折り返しを受けた小島が放ったシュートは惜しくもバーをたたいた。78分には至近距離から放った泉澤のシュートが相手に跳ね返された。ボールが縦に入るようになり、なおも波状攻撃が続く。新里、富山がピッチに入ってからも攻勢が続いた。

87分に大橋、菊地を送り込んで、最後まで1点を取りにいった。5枚のカードをすべて使い切った。しかし、3分のアディショナルタイムを経てタイムアップ。全力を尽くした上での価値あるドローだった。

「短い期間のなかで、まずは守備しか準備することができませんでした。そのなかでも選手たちは必死に食らいついてくれたと思っています。もちろん穴が空いたシーンもあったし、判断がズレた場面もあった。ただ、1つのボールを奪おう、ゴールをしっかり守ろうという意思は見せてくれたと思います。前半に1点を取られたし、ボールを持たれる時間は長かったけど、崩されたとは思っていません。ただ、覚悟として変わっていく部分は見せられたが、これを結果に変えていくにもう一段必要ですし、これから選手たちと取り組んでいきたいです」

試合後に相馬監督はこう振り返った。初陣を勝利で飾ることはできなかったが、課題も収穫も明確になった。何より、覚悟が決まった。次節の水戸戦は、天皇杯を挟んで6月5日に行われる。一つずつ、着実にステップアップしていきたい。

(総評:岩本 勝暁)

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監督コメント
監督 相馬 直樹
突然の形で監督に就任し、中2日の短い時間での試合になりました。アウェイゲームでしたが、たくさんのオレンジ色のサポーターに来ていただいて、すごく期待していただいていると感じています。選手たちにも、「今までと同じじゃなくて、変わっていくものを見せよう」と話して送り出しました。我々を信じて集まってくださった、そして、一緒に戦ってくださったサポーターの皆さんに感謝したいと思います。

短い準備期間のなかで、まずは守備しか準備することができませんでした。そのなかでも選手たちは必死に食らいついてやってくれたと思っています。もちろん穴が空いたシーンもありますし、少し判断がずれた場面もありましたが、1つのボールを奪おう、ゴールを守ろうという意志を見せてくれました。

前半は失点しましたし、ボールを持たれている時間が長かったですが、崩されてはいないと思っていますし、どちらかというと攻撃のミスのところから我々が後手を踏んだ印象です。ここまで攻撃ができないとは思っていなかったですが、自分たちが変なミスをしなければ2点目、3点目はないと思っていたので、前半を0-1で折り返せたことは大きかったです。

ハーフタイムに相手の出方のところと、ボールを動かすところを整理しました。また、選手たち同士で前半どうしてうまくいかなかったのかを話し合って解決しようとしてくれていましたし、そういった部分が後半に自分たちの時間が長くなり、チャンスを作って、実際に得点に結びつきました。

ただ、あれほどのチャンスを作ったので、しっかり点をひっくり返せなければいままでと同じですし、ここまで18試合で17ポイントとほぼ毎試合勝点1の計算でしたが、今日も勝点1でした。覚悟として変わっている部分は見せられたかと思いますが、やはりこれを結果まで変えていくにはもう一段必要です。準備期間が足りなかったこともありますが、天皇杯もありますし、選手たちとしっかり取り組んでいきたいです。
選手コメント
スタートは(奥抜)侃志との2トップになりましたが、侃志が不慣れなポジションなので、守備では自分がしっかり声を掛けて後ろの取りどころを作れるように、限定できるように意識して入りました。

自分がボールを触ったときは後ろ向きでも前向きでも、近くに侃志がいてくれると思ったので、まずは侃志に出すことを意識していて、得点シーンでもしっかり見つけることができたので良かったです。

勝たないといけない状況は変わらないなかで引分けてしまったので、結果としては納得がいかないですが、気持ちを出すという最低限の部分はできたと思いますので、次節もそこは最低限しっかりやって、さらに結果がついてくるようにしたいです。

今日は約900人の大勢のサポーターが来てくれたので、その前で恥ずかしいプレーをしないように意識して試合に入りました。応援ありがとうございました。
相馬さんとは町田で一緒にやっていて、相馬さんのサッカーを知っているのはこのチームでは僕だけですし、スタメンで使われるということは、チーム内に相馬さんのやり方を率先して示してほしいということだろうと自分なりに解釈して、試合中は相手の出方を見てピッチ内で話し合いながらプレーしました。途中で交代してしまいましたが、その役目は果たせたかなと思います。

奥抜選手と僕はしばらくベンチ外が続いていましたが、2人で腐らずやろうと言い続けていました。奥抜選手の努力はずっと隣で見ていましたし、今日点を取ってくれたことに関しては褒め称えたいです。

得点シーンはチームのスカウティングどおりで、サイドバックの裏が空くことはわかっていたので、イメージどおりでした。

守備はある程度準備してきたつもりですが、東京Vはうまい選手が多いですし、前半の45分を無駄にした感覚はあります。ただ、後半はしっかり修正できましたし、シンプルに球際だったり気持ちの部分で、相手を上回ることができたと思います。もっともっと期待してもらいたいですし、今日は1失点してしまいましたが、ゼロの試合を増やしていきたいです。
勝利が欲しかったですし、勝ちたいという思いで試合に入りましたが、点を取って勝点1を拾うことはできたので、そこはよかったと思います。

8試合ぶりの出場になりましたが、試合に出れない期間はすごく悔しかったですし、メンタルが落ちる時期もありました。もう一度自分を見つめ直す良い時間になったので、自分自身に足りない球際の部分などに練習からしっかり取り組んでいました。声を掛けてくださっていたコーチたちのためにもという気持ちがありましたし、ヤマ君(山田将之)とも一緒に頑張っていて、いつでも準備はできていました。それがゴールにつながって良かったです。

得点シーンはパスをくれたカワ君(河田篤秀)に感謝したいですし、良いボールをくれると信じてゴール前に走り込みました。オフサイドにならないようにだけ気をつけて、自分の形に持っていきました。

自分はアカデミー育ちですし、このチームにかける思いはすごく強いので、しっかりと勝ち切って、どんどん順位を上げて、サポーターを喜ばせたいです。
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