大宮
- 41' 泉澤 仁
- 47' 柴山 昌也
藤枝
- 18' 榎本 啓吾
- 24' 岩渕 良太
- 31' 渡邉 りょう
千葉戦に向けてもそうでしたが、良い準備がずっと続けられています。次の藤枝戦もすごく大事な試合になるので、しっかりと準備して挑みたいです。開幕当初のようにホームでしっかり勝って、サポーターの皆さんと喜びをわかち合いたいです。
監督はチームが勝つための準備をしてくれていて、そこに対して自分たち選手が責任を持ってピッチで表現しなければいけません。自分はボールに絡みたいタイプで、いまチームが取り組んでいるサッカーにはフィットしている感触があります。水戸戦のように、自分たちがボールを回しているからといって得点ができるわけではないですが、自分としては水戸戦のような配置だとサッカーがしやすいという実感はあります。
最近の試合ではラストパスを出す側に回ることも多いですが、もっとチャンスに絡んでゴールを狙っていきたいです。
コーチングで周りを動かす、奮い立たせるという部分は自分のストロングで、どんな状況でもそこは絶対にやると決めていますし、これからも続けていきたいです。練習でも試合でも気づいたことは伝えるようにしていますが、人に言うということは自分にも責任があります。ここまでの試合を振り返っても、自分自身ももっとレベルアップしなければいけないと感じています。
藤枝はすごく攻撃的で、得点力がある印象です。千葉戦のように苦しい時間は絶対にあると思いますが、先に失点をしないことが勝利に近づくポイントだと思いますので、僕自身もDFの選手としてそこにこだわって試合に入りたいです。
スターティングメンバー
控えメンバー
監督
スターティングメンバー
控えメンバー
監督
14 | シュート | 11 |
---|---|---|
7 | GK | 11 |
9 | CK | 4 |
4 | 直接FK | 8 |
1 | 間接FK | 3 |
0 | PK | 0 |
主審
副審
副審
第4の審判員
入場者数
天候
ピッチ状態
気温/湿度
HIGHLIGHT
試合の立ち上がりは悪くなかったが、相手の攻撃に対応できたのは、ロングボールを蹴り込まれた序盤だけだった。18分、自陣左サイドをドリブルで持ち込まれると足が止まり、短い縦パス2本で崩され、逆サイドへ流れたクロスを完全にフリーで決められた。24分にも自陣左サイドを破られ、中央から2失点目。さらに31分、またも自陣左サイドに起点を作られ、アーリークロスをボレーで決められて3失点目。
GK笠原は「相手は攻撃に特化したチームだから崩されることはあると思う。それにしても、何もできないまま自陣まで来られ過ぎている」と厳しい表情で守備の緩さを指摘した。3失点目の直後には、ゴール裏からブーイングも。笠原は「ああいうリアクションは当然。それだけの試合をしてしまった。でも、すぐさま後押しに切り替えてくれて、俺たちに前を向かせようとしてくれて。感謝しかないという言い方が(自分の立場から彼らへの言葉として)良いかわからないけど、本当にもどかしいと思うんです、観ている方たちが。自分たちのためだけでなく、周りの人のためにという部分も個々がもっと考えないといけない」と申し訳なさそうに言葉を続けた。
41分、袴田の右サイド前方へのロングフィードを、ゴールライン手前でアンジェロッティが相手DFに競り勝ちボールを奪取。丁寧にゴール前へパスを送ると、泉澤がゴールへ流し込んで1点を返した。アンジェロッティは「ああいうシチュエーションでは『やり切ること』が大事。自分が最後まで諦めずに行って、良い形でアシストできた」と話した。効率の良さを求めることも大事だが、うまくいかない試合では、イーブンな状況をハードワークで打開に行く覚悟も必要だ。
1-3で迎えた後半は、積極性で相手を上回り攻勢に出た。原崎監督は、中野と柴山を投入。柴山は右サイドに入り、相手に起点を作られていた左サイドに高柳を移した。
47分、敵陣でルーズボールを収めた柴山がすかさず左足で強烈なミドルシュート。相手GKが弾くと、自ら走り込んで右足で流し込みゴール。後半早々に1点差に追い上げると、スタンドもワンプレーごとに大きな拍手を送ってチームを後押し。攻撃には、相手守備陣の隙間に入れるパスなど、積極性が戻って来た。
55分、高柳のクロスを中野がヘディングで合わせた場面は右に外れたが、良い形だった。その後もアンジェロッティが何度もボールを受けて起点となり、敵陣に押し込んだ。73分、右クロスをアンジェロッティが折り返し、中野がバイシクルシュート。84分には右からクロスを連発。87分にクロスを袴田がヘディングで合わせた場面は惜しかったが、相手GKに弾かれた。
最後まで1点が遠く、2-3で敗戦。自信を持って臨ませられなかったことが原因で、自分の責任だと話した原崎監督の第一声は「前半、ひどい試合をした」だった。次戦は、J1昇格プレーオフ圏内にいる強敵の長崎とのアウェイゲーム。強気で挑む姿勢を前面に出した戦いが見たい。
(総評:平野 貴也)
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前半はひどい試合をしてしまいましたし、選手たちがあのような入りをしたことは間違いなく監督の責任ですので、そこはしっかり反省して、次は準備したものを出せるようにトレーニングをしなければいけないと感じています。
この試合に対してやるべきことをやれば、後半のようなゲームができたと思います。ただ、得点に関しては2点しか取れませんでした。なんとか追いついて逆転するところまで持っていきたかったですが、最後の精度が足りなかったので、そこはトレーニングで突き詰めていきたいです。
後半は少しやりたいことができたと思いますが、それがゲームの入りからできないというのは、選手たちがそこに自信を持って入れていないということだと思います。彼らの力があれば、僕は後半ぐらいのゲームが最初からできると思っていますし、それを最大限引き出せるように、試合の入りから当たり前にできるように、策を考えて、選手たちと向き合って進んでいければと思います。
前半に3失点してしまい、攻撃のギアを上げなければいけないというのは自分でもわかっていましたし、監督からも指示がありました。攻撃の部分でチーム全体にエネルギーを与えようと思って、ピッチに入りました。
(中野)誠也くんがいい形で収めて自分に託してくれて、自分も自信がある場所でしたし、力が乗ったシュートが打てました。キャッチできないような強さとコースだったので、それを信じて相手より先に詰めに行きました。
得点後も、逆転に向けて自分が起点にならなければいけないという自覚はありましたが、アシストであったり、もう1点取るというところは課題です。
やはり前半に3失点してしまうと、そこから立て直すのは本当に難しくなりますし、やってはいけなかったと思います。
自分たちは一番下にいる状況で、ここから這い上がらなければいけないと、全員が思っています。この状況でも応援してくれるサポーターのために、長崎戦で必ず勝利をつかみたいです。
前半に失点を重ねてしまい、自分たちで難しくしてしまったゲームだと思います。試合後に監督からかなり檄を飛ばされましたし、喝を入れられましたが、後半だけで考えれば1-0でしたし、自信を持ってプレーすればできるはずだと思います。
残り10分の出場でしたが、パワープレーに近いところもあり、(袴田)裕太郎が自分の後ろにいたので逆サイドからクロスが上がったら裕太郎が入って行くイメージで、こぼれやセカンドを拾う意識でした。崩せそうな感触もありましたが、単純に上げて跳ね返されるシーンも多かったと思います。
試合の入りから後半のようなゲームができないと、勝つことは難しいと思います。まずは個人のところが一番問題だと思いますし、もう少し一人ひとりがボールをもらうことであったり、動かすことであったり、戦術云々というよりも、まずそこをやらなければいけないと感じています。
前半は悪い試合の入り方をしてしまい、後半は自分たちの形を出せて2点は取れましたが、3点目を取ることはできませんでした。ここまでの試合を見ても先に失点してしまうことが多いですし、やはりそこから勝利に持っていくことは簡単ではありません。
1点目のような場面では、プレーをやり切ることが大事ですし、自分が最後まで諦めずにボールを奪って、いい形でアシストすることができました。プレーが切り替わった瞬間の動き出し、動き直しは常に意識しています。また、一度もらってまた動いてというような、自分を中継するようなプレーは得意な形なので、そのイメージを持ってプレーしていました。
ファン・サポーターの皆さんには、このような状況が続いて本当に申し訳なく思っています。自分はチームを勝たせるために来ましたが、実際はなかなか結果が出ていません。自分たちを後押ししてくれるすばらしいファン・サポーターの皆さんが早く喜べるように、自分のプレーを見せていきたいです
シーズン当初はホームで勝ててアウェイで勝てなくて、天皇杯の千葉戦は実質アウェイで、苦しい試合でしたが勝って帰って来ることができました。千葉戦の試合後に、平日でもアウェイまで駆けつけれくれたサポーターの皆さんと選手たちが喜ぶ顔を見て、「こういうシーンを増やさなければいけない」と心にくるものがありましたし、またホームで、たくさんのサポーターの皆さんの前でそういったシーンを必ず作りたいです。
藤枝はすごく攻撃的で、常に矢印がゴールに向いていて、積極的に仕掛けてくるチームという印象です。そこに対して、守るところは守って、我慢するところは我慢しながら、相手にとって嫌な部分を我々がどれだけ突いていけるかで、ゲームの流れは変わってくると思います。そこを選手たちとしっかり共有して、試合に臨みたいです。