大宮
- 75' 高柳 郁弥
いわき
- 7' 吉澤 柊
- 25' 宮本 英治
- 39' オウンゴール
- 55' 谷村 海那
- 83' 岩渕 弘人
この順位だからというだけでなく、意識に上限はないので、僕たちはもっとやらなければいけません。練習から、一つのパス、一つのコントロールを意識してやらなければ上達しないですし、まだそういった部分にも緩さがあると思うので、そこは気づいたら声を掛けたいですし、その雰囲気を変えるために移籍してきたので、自分自身もしっかりやりながら周囲も引き合げていきたいです。
いわきは順位の近いチームで意識する部分もあると思いますが、それでもやることは変わりません。ホームで戦うことができるので、勝点3を取ることだけに集中して、全員でしっかり準備して臨みたいです。無失点の試合が増えれば勝率は必ず上がりますし、DFの選手として失点したくないという気持ちは誰よりもあります。しっかり体を張って、後半戦は失点を減らして勝利を積み重ねられるようにやっていきたいです。
長崎戦は勝利以外はないと考えていた中で、失点してはいけない時間で失点してしまい、それまでの流れを変えることもできず、もったいない試合になってしまいました。
自分自身のコンディションが、ケガをする前の状態に100%戻っているかと言えば、決してそうではないですが、いまはそんなことを言っていられる状況ではありません。ただ、ここ1、2ヶ月でかなりコンディションが上がってきているのは自分でも感じていて、すごく良いタイミングで試合にも出れたかなと感じています。
いまチームに一番必要なことは勝つことですし、勝つことでしかこの流れは変えることができません。内容が良いとか悪いとかを言っていられる状況ではないですし、どんな形でもいいのでとにかくホームで勝ちたいです。リーグ後半戦で巻き返していくためにも、一番最初の試合を取れるか取れないかはすごく大事になってくるので、なんとしてもホームで勝ちたいと思います。
アルディージャのサポーターの皆さんは、苦しいときでも、どんなときでも応援してくれますし、そういった気持ちに報いるためにも、自分たちは勝つしかないと思っています。次はホームで戦えますし、クラブ全体で、サポーターも含めて皆で一つになって、なんとか勝って、「寝ても大宮」をやりたいです。
スターティングメンバー
控えメンバー
監督
スターティングメンバー
控えメンバー
監督
15 | シュート | 10 |
---|---|---|
13 | GK | 11 |
6 | CK | 2 |
12 | 直接FK | 10 |
0 | 間接FK | 1 |
0 | PK | 0 |
主審
副審
副審
第4の審判員
入場者数
天候
ピッチ状態
気温/湿度
HIGHLIGHT
ホームのNACK5スタジアム大宮は、試合前のウォーミングアップから熱い声援に包まれた。13試合勝ちなしの長いトンネルから脱出するためにも、ファン・サポーターと一体になって戦う雰囲気が作られている。原崎体制6戦目にして初勝利を目指す一戦が、18時03分にキックオフされた。
原崎監督のもとで戦ってきた5試合は、いずれも前半に先制点を喫している。試合の入りには気をつけていたはずだ。ところが7分、先制点を喫してしまう。
いきなり追いかける展開となったが、ヘッドダウンすることはない。15分、小島のドリブルが反則を誘い、相手陣内で直接FKを獲得する。柴山がゴール前へ供給すると、浦上がヘディングで合わせる。この一撃は相手GKにキャッチされた。
18分には柴山が敵陣でパスカットし、アンジェロッティにつなぐ。背番号19は敵陣へ持ち込みながら中野にラストパスを送るが、二人のタイミングは合わなかった。
25分にはスコアが動く。相手MFに中央から侵入され、そのままシュートを決められてしまった。35分に左サイドから侵入されるが、相手FWとの1対1はGK南がブロックする。しかし、39分にオウンゴールで3失点目を許してしまう。
42分、柴山が高柳のパスを相手陣内中央で受け、ドリブルで持ち出す。フィニッシュまでつなげたい場面だったが、バランスを崩して打ち切れなかった。前半は0-3で終了する。
ハーフタイムを挟んで、原崎監督が交代カードを切る。アンジェロッティと中野を下げ、富山と大森を投入する。システムは4-4-2から3-4-2-1に変更され、大森、浦上、袴田が最終ラインを形成し、岡庭と茂木がウイングバックになる。前線は富山を頂点に右に高柳、左に柴山が立つ。
ビハインドを跳ね返していきたいが、後半も相手の勢いを止められない。55分、左サイドの直接FKを起点に、ネットを揺らされてしまう。
点差を広げられても、声援はやまない。むしろ大きくなっていく。ファン・サポーターの後押しを受け、58分に大森の鋭いミドルシュートが相手GKを襲う。直後の右CKからは、袴田のヘディングシュートがバーを叩く。
60分、左サイドの茂木のクロスを、富山がヘディングシュートへ結びつける。攻勢を加速させるために、原崎監督がさらに動く。62分、茂木と大橋が退き、泉澤と大山が入る。
左サイドに張り出す泉澤が、チャンスメイクをしていく。75分にはドリブルで持ち込み、ペナルティエリア内へ走り込んできた高柳へラストパスを通す。鋭いターンから放たれた右足シュートが、ゴール左スミに突き刺さった。高柳は自身Jリーグ初得点だ。これで1-4とする。
80分には右サイドの直接FKから、大森がヘディングシュートを放つ。82分、高柳へのファウルで得た直接FKを、柴山が左足で狙う。相手を押し込むことができているが、83分に失点をしてしまう。スコアは1-5となった。
5枚目の交代カードは89分、小島に代わって三幸がボランチに入る。戦う姿勢を最後まで見せていくチームは、アディショナルタイムに泉澤、高柳が連続して狙う場面も作り出した。しかし、得点には至らない。1-5で終了のホイッスルを聞くこととなった。
試合前のロッカールームには、「今日こそ勝つ。絶対に勝つ。ファン・サポーターに勝利を届ける」といった空気に包まれていたという。これだけ勝てていない状況で、気持ちの入っていない選手などいるはずがない。
それだけに、勝てない現実が重い。クラブにかかわるすべての人々の力を結集して、この苦境を乗り越えていきたい。
(総評:戸塚 啓)
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ホームで順位が一つ上の相手にこのようなひどい試合をしてしまい、ファン・サポーターの皆さんに申し訳なく思っています。
失点のほとんどがボールの際の部分で行けていないところからで、求めていることがゲームでできていないということは、まだ足りない部分が多いと感じています。
今日の試合に関しては、戦うという部分で相手に明らかに劣っていますし、そういったアプローチをしてる中でなかなかそれが試合で生かされないということは、まだ自分たちの力が足りません。足りないものがわかっている以上、そこを突き詰めてやっていくしかないと思います。
試合は続きますので、本当に皆が覚悟を決めて切り替えて次の試合に向かえるかどうかが、すごく大事になってくると思います。
相手よりもハードワークして前からプレッシャーに行って、自分たちのサッカーをしようとしましたが、相手の方が戦っていましたし、相手より戦えなかったゲームだったと思います。
後半はシステムを変えて臨みましたが、後半だけを見ても負け越していますし、あのような状況で失点を重ねてしまうというのは弱さが出ていると思うので、改善していかなければいけない部分が多いととらえています。
得点の場面は、エリア内だったので足を振った結果、ゴールを決めることができましたが、前半からもっとシュートを打たなければいけないですし、もっと点を決められるシーンもありました。もっと点を取らなくてはいけないと感じています。いままで決定機を外してきたので、決められたことは良かったですが、ここからよりゴールに直結したプレーを意識してやっていければと思います。
ファン・サポーターの皆さんには申し訳ない気持ちでいっぱいですし、意見を言いたくなるような試合だったと思います。自分たちは足りないものしかない状況なので、自分たちが変わるしかない、変われるまでやるしかないと思います。
早いタイミングで失点をしてしまい、そこから相手の流れになってしまいました。後半は攻撃に出たものの追加点を許してしまい、ファン・サポーターの皆さんに申し訳ない気持ちです。
今日はいわきのパワーに圧倒されてしまったと思いますし、対人でもほとんど負けてしまっていました。勝てない要因は、完全に自分たちの振る舞いだと思います。試合のスタートから自分たちがパワーを持って入ってゲームをコントロールしなければいけないのに、完全に相手に主導権を握られて、それを取り戻せなかったことが敗因です。簡単に失点を重ねてしまうことも大きな問題だと感じています。
次の試合では、自分たちの強い意思をもっと表現して、皆で同じ方向を向いて、ゴール前での場面をもっともっと作り出して、自分たちが優位に試合を運べるようにしたいです。
球際でも相手の方が強かったですし、そこで優位に立たれてしまいました。そこで負けていたら試合にはならないですし、それが複数の場所で起こったことで失点につながったと思うので、戦術どうこうではないと感じています。
当たり前のことですが、戦うことは言われなくてもやることですし、それができていなければ試合には勝てません。これがいまの現実だと思いますが、諦めないでやり続けるしかないですし、すぐ変われるのであればそれほど簡単なことはないですが、やり続けて42試合終わったときに、自分たちの結果がついてくると思います。いまはこのような状況ですが、誰も諦めている人はいないですし、この状況を必ず乗り越えられると思っています。そのために、まずは自分から変わっていきたいです。
相手が前から激しく来ることは想定していましたし、やられたらやり返すぐらいの強い気持ちを持っていました。そういった部分をもっとピッチで出さなければいけないと思います。
試合に出ている選手も出ていない選手も、皆必死にやっていますし、勝つためにすべてを出そうとしてくれています。彼らの思いをピッチで表現できるように、結果につながるようにやっていきたいです。ここまでで積み上がってきているものは確実にあるので、それを試合で出せるようにしたいです。