明治安田J3リーグ 第21節
2024.7.13 [SAT] 19:00 NACK

大宮

  • 87' 杉本 健勇
1 - 0
0 前半 0
1 後半 0

讃岐

試合経過
監督コメント
沼津戦は立ち上がりから飲水までの時間が少しうまくいかなくて、今まで立ち上がりでミスして入ったことはなかったのですが、初めてなのでいい経験にしていくしかないですし、そこだけ整理して今週のトレーニングに入りました。そこに関しては相対評価なので、我々がダメで相手がいいというよりも、標準的に入ったら相手がそれ以上にすごい勢いで来たという形で。沼津は大宮との前期での試合を踏まえて、「大宮を相手につなぐのは無理だ」と考えて川又選手を入れてきて、ただ始まってみたら「あれ、つなげるじゃん」というような、そこでうまくいかなくなって。飲水を挟んで落ちついて後半からは取り戻せたのですが、やはり勝負は2つ取られてしまうとなかなか難しいので、それでも同点を目指しましたが、今回は厳しい試合だったかなと思います。

0-3から1点取れるということがリーグ戦の中では結構ミソで、点は取れるのでもったいないよねと。点は必ず取れるし、ここまで平均でも2点近く取ってきていて、これがゼロで終わってしまうと説得力がないんですが、自分たちでストーリーを作って最後までオールオアナッシングで負けたら意味がないという価値観もあるのですが、でも0-3でも応援してくれる人がいるよねと。そこにどう応えるかがプロフェッショナルの別の側面なので、結果責任はこっちの問題で、でもプレーの責任という意味では敗戦濃厚の中でもプレーをし続けたことはプロとしては評価しなければいけないところです。もちろん結果は別ですが、あそこでやめてしまうチームだと頂上は難しいので、ただあれを見ていると問題ないですし、準備のところでこっちが25分間、迷うような状況を作って送り出したのは事実なので、そこはちゃんと彼らにも言いましたし、それを全部自分たちで解決しろとは言わないので、ただ、ちゃんとシンプルに、整理して出して、それで戦っていくということを今後も続けて行きたいと思います。

意外にリーグ戦の中では、劇的なゴールとかではなく、あのようなゴールがターニングポイントになることがよくあります。ああいったときにチーム自体の本性が出ますし、悔しかったでしょうけど、いい姿で戦っていたと思います。切り替えとか強度とか言いますが、0-3とか0-5の状況で本当にできますか?というのが問いなので、そこは間違いなく成長していると思います。この世界は事故はあるので、今後も点差を付けられることがあるかもしれませんが、十分に挽回のチャンスを作れるわけだから全然恐れなくていいと。これが0-3で終わってこっちが必死に説いても説得力がないですが、自分たちで事実としてやったことなので、そこはちゃんと評価して次に進んで、また同じような状況が来たら、今度は追いついて引っくり返せるぐらいの体制を作っていきたいと思います。

次の讃岐戦は敗戦からのリカバリーという意味で初戦になりますし、とても大事です。ホームのNACKでできますし、もう一度今週しっかりと立ち上げているので、やはり前提条件で「強度が高い大宮」というところから始めて、そこからいろいろなクオリティの差が出てくるという、戦い方自体はずっと一貫していて、相手がどこであろうとちゃんと最初にパンチを打ち合って殴り合って、そこから最後にクオリティの差を出していこうよという形で、シーズンの最初からチームを作っているので、そこをもう一回見直しました。集団は普通にやっていれば緩んでしまうので、そういう意味でもいい機会だと思っていますし、次のゲームでちゃんとリカバリーした姿でピッチに立てるよう準備していますので、期待していただければと思います。

讃岐は監督が非常に粘り強く戦っていて、たぶん今の成績と内容は一致していなくて、非常にいい内容でずっと進んできて、本当にちょっとしたことで勝点を取りこぼしているだけで、何かのきっかけをつかむと浮上してくるチームであることは間違いないので、我々も最大限の準備をして入っていって、最初に戦いの中からゲームに入っていって、そこからいろいろなことを考えていきたいと思います。
選手コメント
前節の沼津戦は1失点目がすべてだったと思いますし、自分たちからゲームを難しくしてしまったので、そこはみんなで振り返って、自分たちが今まで何をやってきたのかなどを見つめ直しました。もう同じようなミスは絶対にしないですし、みんなが次に向かえていると思うので、もっともっと自分たちが成長できるかなと思います。

アディショナルタイムに1点を返す形になりましたが、絶対点を取るしかないと思っていましたし、正直、あの3失点目がなければというところもあったと思うのですが、それが先に取れればゲームを引っくり返すことができたと思うので、そこはまだ自分たち弱さだと思います。ただ、最後に1点取れたというのは、みんなが次に進むためには良かったと思いますし、少しでも意地を見せられたと思います。

怪我から復帰してから、自分の体のパワーとかが上がっているのは実際に試合でも感じるので、怪我をしてマイナスではなかったなと思いますし、でも試合に出れなかったぶんチームには迷惑をかけたので、後半戦でチームの助けになるような仕事をたくさんしたいと思います。

次はホームでの讃岐戦ですが、僕たちは絶対に連敗はしないですし、みんなが次に向かっているので、頂点を取るためにここから全部勝つので、また引き続き応援をよろしくお願いします。
沼津戦は、試合の入りが悪く立ち上がりに連続失点をしてしまって、1位と2位の大きな意味のある試合だったのですが負けてしまったので、この反省を生かして次に進みたいです。立ち上がりの試合の入りとプレスの行き方のところで、相手のボール回しに対してなかなかプレスに行けずに後手後手になってしまったので、そこは改善点だと感じています。

自分が出たときは負けている状況だったので、とにかくゴールを意識して、自分がペナルティエリア内に入って行ったり、パスで入って行くのか自分が入って行くのか、あとはシュートを意識してピッチに入りました。

プロ1年目で、ここまで試合に出るチャンスももらっていますが、まだまだ何もチームに貢献できていないと思うので、これから後半戦でどんどんチームの力になれるように頑張っていきたいです。

個人の課題は守備の部分で、高い強度でボールを奪うところであったり、セカンドボールを拾うところがまだまだだと思うので、そこは練習から高めていきたいと思っています。逆に、攻撃参加の部分とかは途中から出た試合でも通用したと思うので、もっとできるようにしていかなければいけないですが、そこは少し自信を持つことができた部分です。

連敗は絶対に許されないので、ホームですし、圧倒して絶対に勝ちたいです。
メンバー

スターティングメンバー

46*'
90+1'
88'
76'

控えメンバー

46*'
90+1'
88'
76'

監督

長澤 徹

スターティングメンバー

GK 1 今村 勇介
DF 66 内田 瑞己
DF 6 長谷川 隼
DF 3 宗近 慧
DF 24 深港 壮一郎
MF 60 森川 裕基
89'
MF 7 江口 直生
MF 14 吉田 陣平
MF 11 吉田 源太郎
FW 13 前川 大河
76'
FW 19 赤星 魁麻
56'

控えメンバー

GK 32 松原 快晟
DF 2 臼井 貫太
DF 16 奥田 雄大
MF 4 竹村 俊二
MF 8 森 勇人
76'
FW 23 岩岸 宗志
89'
FW 30 丹羽 詩温
56'

監督

米山 篤志
試合詳細
10 シュート 9
9 GK 9
10 CK 3
11 直接FK 9
2 間接FK 4
0 PK 0
試合データ

主審

鶴岡 将樹

副審

若宮 健治

副審

加藤 正和

第4の審判員

本多 文哉

入場者数

8,338人

天候

曇、弱風

ピッチ状態

全面良芝

気温/湿度

26.8℃/56%

HIGHLIGHT

後半から攻撃加速、終盤に杉本の一撃で勝利つかむ
明治安田J3第21節は、讃岐を相手に迎えるホームゲームだ。

リーグ後半の初戦となった前節は、2位との上位対決だったが、沼津に3失点を喫して敗れた。翌週には、選手個々がマークを外さないように見直す練習からスタートするなど、すぐに課題修正に取り掛かった。連敗回避はもちろんだが、勝利を重ねていく道に戻るために、勝点3が欲しい試合だ。先発は、第17節の富山戦以来となる3バックの布陣だった。

立ち上がりは、ともにカウンターを狙って早く攻め合う展開。攻撃では、7分に両サイドからのクロスでゴールへ迫った。守備では、9分に相手のミドルシュートを市原が体を張ってブロックした。試合が少し落ちつくと、互いにパスをつないで押し返す展開に変わったが、どちらつかずのペースで、緊迫した時間が続いた。

守備では自陣でのファウルの判定が増え、28分には際どい直接FKでゴールを脅かされた。攻撃は、アルトゥール・シルバが右サイドで後方に下がって最終ラインからパスを受けて前に運ぶ形で前進。36分、泉が蹴った右CKを中央で浦上が競ると、ファーサイドに流れたボールを市原がボレーシュート。こぼれ球を茂木が押し込んでゴールネットを揺らしたが、市原がオフサイドとなり、得点は認められなかった。

続けて38分には、茂木が直接FKで無回転シュートを放ったが、相手GKの好守に阻まれた。44分、相手がすばやく始めたスローインからカウンターを受けた場面は、村上がすべり込んでシュートをブロック。緊張感が漂う前半だったが、スコアレスで試合を折り返した。

後半を迎えるタイミングで、長澤監督は選手を交代。茂木に代えて下口を投入した。すぐに下口が右から高い位置へ出てFKを獲得。下口は「どうしろと言われたわけではなかったけど、前半を外から見ていて、エネルギーを持って前に出ていく選手が少ないと感じていたので、(市原)吏音に、最初、走るから見ておいて、前に(パスを)入れてくれと声をかけていました」と狙いを明かした。このプレーから、前半より攻撃のギアが上がった。

52分には、左サイドから浦上が右足でアーリークロスを上げ、シルバがヘディングシュート。直後には、似たような位置から浦上がライナー性のボールをゴール前に送り、石川が後方へ戻りながらヘディングシュートを合わせたが、ゴール右に外れた。前半と比べると、最終ラインから相手の背後を狙うパスが増え、シュート意識も高まった。

68分、主審が負傷交代する珍しいアクシデントで試合が一時中断したが、すぐに再開。71分、杉本の縦パスを奪われた場面からショートカウンターを受けて正面からシュートを打たれるピンチがあったが、GK笠原がゴールを守った。

73分、左CKをシルバがヘディングシュートで狙ったが、今度は相手GKが好守。一進一退の攻防が続いた。86分、村上のロングシュートを泉が方向を変えるシュートで狙ったが、GK正面。後半は、攻撃が目立ったが、なかなか得点が生まれなかった。

しかし、終盤の87分、シルバが右に展開すると、右サイドを駆け上がった下口がクロスを上げる。人数をかけて入ったゴール前でヘディングを合わせたのは、エースストライカーの杉本だった。渾身の一撃で先制点を奪うと、毎年恒例の手話応援デーで8,338人の観衆を記録したスタジアムに大歓声が沸いた。途中交代した藤井も「役者が違った」と苦笑いする千両役者ぶりだった。

その後、市原がこの試合2度目の警告で退場となると、泉が左SBに入り、4-4-1の布陣で対応。泉は、足のけいれんを抱えながらも「やったことはなかったけど、時間が少なかったし、ゴールに鍵をかけることだけだった」と慣れない守備専任プレーで健闘。失点かと思われた場面も相手のオフサイドでノーゴール。全員守備で守り切り、1-0で勝利をつかんだ。

次節は、FC大阪とのアウェイゲーム。上位をうかがう相手との戦いになる。連勝を飾り、チーム全体で夏の暑さを乗り切る勢いをつけていきたい。

(総評:平野 貴也)

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監督コメント
今日もナイトゲームに8,000人以上のサポーターに入っていただいて、本当に勝たせてもらったと思っています。同時に、手話応援の方にもたくさんの人が来てくれて、そういう応援してくれる力というのを、すごくまざまざと感じたゲームでした。本当にありがとうございました。

讃岐がダイレクトでリスク回避をしながらサッカーを進めるような形の中で、セカンドボールを拾われて少し入り込まれるというのが前半の20分過ぎぐらいまで続いたのですが、そこからしっかりゲームをコントロールして進められたと思います。後半に関してもしっかりとゲームをコントロールしながら、押し込んでたくさん決定機を作っていけたのですが点は水物なので、そういう中で後ろがよく集中してスキを作らなかったなというのがあります。

最後は本当にサポーター側でしっかりとゴールを決めることができたのですが、その前段階で結構ワンタッチで3つぐらい続いて(下口)稚葉がいいクロスを上げて(杉本)健勇が決めたのですが、そのまわりに3人ぐらい飛び込んでいたので相手も難しかったのではないかと思います。

前節、ビッグフローを喰らってなかなか難しいゲームになるとは思っていたのですが、実は昨日かな、選手に頭を下げました。なぜかというと、半分折り返した時点で会見でも話をしたのですが、オープンポジションとか勝点が離れて難しいゲームになるぞということを彼らに話したのですが、それで前節のゲームを観て、よくよく考えると、去年本当に苦しんで一勝の重さというのを本当に大切に思ってる集団で、外から来た選手も5連覇も6連覇もした選手はいなくて、やっぱりせっかく今年になって、例えると自分のアクセルを全開でサッカーをやれるようになったのに、そこに僕は余計な貨物くっつけてしまった形で反省して、これは指揮官の責任ですし彼らに頭を下げました。それを経てだったのですが、やはり本当にすばらしい戦いをしてくれて、そういうものを背負わず本当に目の前の一つひとつの勝負を取っていくという部分ではすばらしかったと思います。

選手に助けられた部分と、私の未熟なマネジメントでおかしな方向に行かせてしまう感じだったので、本当に選手に救われたと思っています。ここからも本当に目の前の一つひとつ、ゲームの一つひとつのプレーがその結果を作るのであればその目の前をやるしかないのでそういうレンズで、去年やっぱり苦しい思いをしてなんとか上がってきたこのクラブなので、大きな貨物を背負うのではなくそういう戦い方でやることがこの集団には正しいと思っていますし、やっぱりサポーターの方もやはりそういうプレーに対して真摯に本当に拍手を送ってくれるので、そういう方向で、勝負は水物ですけど、一つひとつ、ワンプレーワンプレー、しっかりとまた開幕のときのように積み上げていきたいと思います。
選手コメント
讃岐の堅い守備をこじ開けるのが大変でした。これからもこういう試合が増えてくるかもしれないですけど、やっぱり(杉本)健勇くんとかアルトゥール(シルバ)とか個人技が光る選手がいると、こじ開けれられるから本当に助かります。

前回対戦したときの讃岐はベタ引きだったんですけど、今回はプレッシャーに来るし、セカンドも早くて、アグレッシブなチームに変わっててて、前回と全然違うチームになっていて、自分たちがそれに対応するのにちょっと時間を持ってかれたのかなと思います。自分たちが拾うと結構すんなりボールを持てたりはするけど、それでもやっぱりセカンドボールを拾われてしまうと相手ペースになっていたので、やられなくてよかったです。僕自身は今日は攻撃であんまりボールに触れなかったので、前に出れなくて自分の良さが出せない分、守備を頑張ろうと思ってやっていました。

リーグ戦が半分終わって(長澤)徹さんからあった勝点が離れてこれからは難しいゲームになるぞという話も、僕たちは重荷だとは思っていないですし、目標は優勝だけなので、みんな気にしていないと思いますし、僕はそう思っています。これまでどおり目の前の試合に勝つだけです。
なかなか自分たちのペースに持ってこれなかった時間帯もありましたが、その中でいつもどおりしっかり粘り強く守れましたし、ホームのサポーターの声援も受けながらしっかり守り切れていたので、後半にしっかり入っていければ勝機はあるかなと思っていました。

個人としては、今年は途中出場はあまりないのですが、ちょっとチームとしてパワーが欲しいなと思っていたので、そこで裏抜けであったり自分の動きでチームに勢いをつけられるようにというのは意識して入りました。

アシストの場面は、練習でやってきた形であったりとか積み上げてきたことがまた一つ結果として出てくれたので、(杉本)健勇くんが強いのでそこにうまく合わせれば得点する確率が高くなりますし、一つ結果として残せたことは良かったと思います。あの場面はダイレクトであげるかちょっと迷いましたが、中にかなり人数がいましたし勢い持って入ってくれればと思ったので、ワンタッチで上げようと決めていました。

最後は1人少なくなって少しバタバタしてたりオフサイドの場面もありましたが、もっともっと自分自身もアラートにしないといけないですし、試合のクローズは本当に難しいので、そこでもうちょっと強さとか存在感を出せるように、個人としてもそうですし、チームとしてももう1回気を引き締めてやっていければと思います。

前節からやり方であったりシステムが変わったりはありましたが、個人としては今回はサブで悔しい思いもありましたし、もし途中から出ればどういう形になるかはわからないですが絶対に結果を残してやろうと思ってたので、勝利を持ってこれたことは良かったですし、またこれを1回ではなくしっかり継続して結果を出し続けられるようにやっていきたいなと思います。

本当に一戦一戦、僕たちは戦っていくので、目指すべきは頂点ですが、先を見据えすぎず、本当に目の前の試合にチームで100%全力を注いで振り返ったときに頂点に立っているというのが僕たちのやり方だと思っているので、気を引き締めてまた西大宮でしっかりトレーニングしたいと思います。
前節の敗戦で練習からもう一度また球際とかの意識が強くなりました。沼津戦では決してスキを見せたというわけじゃなかったんですけど、やっぱり自分たちの中にどこかしらスキがあったのかなと思います。練習からみんなが声出して、球際をもう一度意識できたのが今日の勝利につながったのかなと思います。

個人的にここ数試合は得点にも絡めるようになってきたのは、正直少し自信にもなりましたし、今日もそうでしたけど0-0の状態で交代で入ることが多いので、ゴールに向かう姿勢は見せていきたいと思っています。今日も守備は良かったかなと思うんですけど、守備だけじゃダメなので、少しの時間の中で自分でチャンスを作らないといけないと思います。でもチームが負けなければ良いと思っているので、チームの力に少しでもなれればと思います。

リーグ戦ではまだゴール取れてないんですけど、ゴールは取れなくても前よりはゴールに絡めるプレーができるようになっているし、少しずつ結果も残せてると思います。ただ1点取りたいっていうのはずっと思っていて、それで周りが見えなくなるものイヤですけど、そこはしっかり見極めながらやっていきたいです。
フォトギャラリー

(写真:山田 勉)

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