明治安田生命J1リーグ 第9節
2017.4.30 [SUN] 15:00 NACK

大宮

  • 63' 茨田 陽生
1 - 0
0 前半 0
1 後半 0

浦和

試合経過
メンバー

スターティングメンバー

GK 21 塩田 仁史
DF 13 渡部 大輔
DF 4 山越 康平
DF 3 河本 裕之
DF 22 和田 拓也
MF 23 金澤 慎
MF 47 岩上 祐三
MF 28 長谷川 アーリアジャスール
46*'
MF 40 茨田 陽生
FW 7 江坂 任
87'
FW 44 瀬川 祐輔
72'

控えメンバー

GK 50 松井 謙弥
DF 25 高山 和真
87'
DF 20 大屋 翼
MF 15 大山 啓輔
46*'
MF 17 横谷 繁
FW 10 大前 元紀
FW 14 清水 慎太郎
72'

監督

渋谷 洋樹

スターティングメンバー

GK 1 西川 周作
DF 46 森脇 良太
DF 6 遠藤 航
DF 5 槙野 智章
MF 24 関根 貴大
MF 10 柏木 陽介
46*'
MF 22 阿部 勇樹
MF 3 宇賀神 友弥
66'
MF 9 武藤 雄樹
53'
MF 30 興梠 慎三
FW 8 ラファエル シルバ

控えメンバー

GK 25 榎本 哲也
DF 4 那須 大亮
MF 15 長澤 和輝
MF 16 青木 拓矢
46*'
MF 18 駒井 善成
66'
MF 39 矢島 慎也
FW 20 李 忠成
53'

監督

ペトロヴィッチ
試合詳細
8 シュート 14
18 GK 7
3 CK 6
10 直接FK 18
1 間接FK 0
0 PK 0
試合データ

主審

西村 雄一

副審

山際 将史

副審

川崎 秋仁

第4の審判員

佐藤 誠和

入場者数

12,401人

天候

晴、弱風

ピッチ状態

全面良芝、乾燥

気温/湿度

26.8℃/21%

HIGHLIGHT

茨田が決勝ゴール!さいたまダービーを制し、今シーズン初勝利!
今年もまた、特別な一戦がやってきた。さいたまダービーだ。スタジアムを彩るオレンジと赤のコントラストも、この日ばかりは特別な色彩を放つ。キックオフ前の時点で、浦和は勝点19の首位。際立つのは、8試合で24得点を挙げている攻撃力だ。しかし、ダービーにおいては、順位は意味を持たない。勝つチャンスは十分にある。この試合を浮上のきっかけにしたいのは、アルディージャにかかわる全員に共通した思いだろう。

明るいニュースもある。2トップの一角に、ケガで戦列を離れていた瀬川が戻ってきたのだ。4日前のルヴァンカップ札幌戦では、途中出場ながら攻撃を活性化させ、自らの同点ゴールで貴重な勝点1をもたらした。23歳の若武者は、果たしてチームを蘇らせる起爆剤になれるか。プライドとプライドが激しく交錯する一戦が、いよいよ幕を開けた。

ファーストシュートは3分、浦和の方だった。2分後には興梠にヘディングシュートを打たれるが、GK塩田がセーブ。その後も人数を掛けて攻撃を仕掛けてくる相手に対して守る時間が長くなる。しかし、センターバックの河本が巧みに最終ラインをコントロール。全員がハードワークを繰り返して、危険なエリアを封じ込めた。

「(金澤)慎君が興梠選手にマンマークでつき、相手は嫌がっていた。カウンターもハマっていたので、耐えていればチャンスはあると思った」。試合後、こう振り返ったのは山越だ。アルディージャにビッグチャンスが訪れたのは22分、長谷川の縦パスを受けた瀬川が抜け出す。シュートは相手GKにはじかれたが、ゴールへのどん欲な姿勢が決定機につながった。

さらに32分には岩上のスローインからチャンスをつかむ。一度は相手にクリアされるが、茨田、長谷川とつないだボールを渡部がミドルシュート。ボールはバーを越えたが、ゴール裏のボルテージはいやが上にも高まっていった。

守備ではGK塩田が、ゴール前に立ちはだかった。33分には相手選手と交錯しながら、体を張ってボールを守った。42分に許した宇賀神のシュートもセーブ。守護神のファイティングスピリットは、攻撃陣にも乗り移る。前半終了間際には、右サイドの瀬川が中央にクロス。江坂の頭には合わなかったが、逆サイドにいた和田が中央へ持ち込んでシュート。互角の内容を維持したまま前半を折り返した。

後半開始から、長谷川に代わって大山がピッチに入った。この大山が攻撃のスイッチを入れる。「攻める時間がないとキツくなってくる。前半に機能していた守備は継続した中で、奪ったボールは自分が起点になれたらと思った。少ない攻撃でシュートまで持ち込めるシーンが後半は何度もあった」と大山。60分のCKの場面では、ショートコーナーを受けた大山が中央へクロス。瀬川がうまく体を入れながらヘディングシュートを放ったが、ボールはわずかにゴールの枠を逸れた。

そして63分、ついにNACK5スタジアム大宮が歓喜の歌声に包まれる。中盤でパスを受けた江坂が反転して右にはたくと、走り込んだ茨田がワンタッチで相手のタイミングをずらし、右45度の位置からシュート。「入ってくれという気持ちで打ちこんだ」(茨田)というボールは鮮やかにゴールネットを揺らした。

その後は、ギアを上げてきた相手の攻撃を粘り強くしのいだ。厚くした前線にボールを入れてくる浦和。しかし、ラファエル・シルバに許したシュートは、山越がスライディングでブロックした。「0-6で敗れたG大阪戦で球際の強さを感じ、練習から意識するようになった。ダービーということもあり、気持ちが一番大事だと思った」と山越。

後半終了間際には江坂に代えて高山をピッチに送り込み、5バックの布陣に変更した。1-0のまま5分のアディショナルタイムをしのぎ切り、ついに歓喜の瞬間を迎えた。

待ちに待った今シーズン初勝利だ。しかも、さいたまダービーで浦和を封じ込めた。「この1勝はすごく大きい。でも、勝点3に変わりはない。まだトータルで勝点4しか取れていないので、地に足をつけて、しっかりと次に備えたい」。こう振り返ったのは大山だ。

決勝ゴールを決めた殊勲の茨田も気を引き締めた。「サポーターと勝利をわかち合えたことは、今でも余韻に浸れるほどうれしい。これからも、一つひとつ勝利に向かって全力でやっていきたい」。

大きな、大きなきっかけをつかんだ。しかし、長いリーグを考えれば、手にした勝点3も、一つの通過点にしかすぎない。真価を問われるのは、これからだ。ただひたすらに邁進し、勝点を積み重ねていきたい。

(総評:岩本勝暁/写真:早草紀子)

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監督コメント
監督 渋谷 洋樹
選手コメント
DF 3 河本 裕之
勝つことができて良かったです。相手は首位のチームですので厳しい試合になると思っていましたが、しっかり我慢してプレーすることができました。相手がうまいのは分かっていましたけれど、イメージ通りに戦うことができました。もちろん、ダービーに勝てたことはうれしいです。しかし、ここで浮かれるつもりはないですし、次の試合もしっかり勝てるように頑張ります。
GK 21 塩田 仁史
ファン・サポーターの皆さんにダービーの勝利を届けたいという一心で戦いました。

監督が相手を的確に分析して準備してくれましたし、選手も我慢強く守備をして攻撃につなげることができたと思います。ファン・サポーターの皆さんは、ここまで本当に辛抱強く僕たちを支えてくれました。僕自身もさいたまダービーのピッチに立つのは初めてでしたが、皆さんの声援で安心できましたし、自信を持って戦うことができました。ただ、順位的には最下位なので、ここから一つひとつ勝てるように頑張っていきたいです。
MF 23 金澤 慎
今日のメンバー発表のときにキャプテンを告げられました。少し驚きましたが、任されたからには、みんなを引っ張っていけるように頑張ろうと思いました。ダービーは順位とかは関係なく勝たなくてはいけない試合なので、勝つことだけを考えてやりました。守備の際にはディフェンスラインに入って、相手のシャドーに入ってくる選手をケアし、マークをはっきりさせることを心掛けました。

僕たちを支えてくれてきたファン・サポーターの皆さんと勝利をわかち合えてうれしいですし、この勝利を次に生かしていきたい思います。
MF 40 茨田 陽生
さいたまダービーの雰囲気は最高でした。右サイドハーフは、このチームでは初めてでしたが、結果につながって良かったです。得点シーンでは任からのパスを受けたとき、ボールコントロールが少しズレて"やばい"と思ったのですが、その中でもコースが見えて、そこに良いシュートを打つことができました。

やっと勝利をプレゼントできました。ここから一つひとつ戦っていければと思いますので、この後も一緒に戦っていきましょう!
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