明治安田生命J1リーグ 第17節
2017.7.1 [SAT] 19:00 NACK

大宮

  • 78' 菊地 光将
1 - 2
0 前半 0
1 後半 2

横浜FM

  • 59' マルティノス
  • 68' 山中 亮輔
試合経過
メンバー

スターティングメンバー

GK 50 松井 謙弥
DF 22 和田 拓也
DF 25 高山 和真
DF 3 河本 裕之
DF 19 奥井 諒
MF 40 茨田 陽生
64'
MF 15 大山 啓輔
MF 17 横谷 繁
83'
MF 47 岩上 祐三
FW 10 大前 元紀
73'
FW 7 江坂 任

控えメンバー

GK 1 加藤 順大
DF 2 菊地 光将
73'
DF 13 渡部 大輔
MF 20 大屋 翼
MF 16 マテウス
64'
MF 27 黒川 淳史
83'
MF 28 長谷川 アーリアジャスール

監督

伊藤 彰

スターティングメンバー

GK 21 飯倉 大樹
DF 13 金井 貢史
DF 22 中澤 佑二
DF 2 パク ジョンス
DF 24 山中 亮輔
MF 8 中町 公祐
MF 6 扇原 貴宏
MF 10 齋藤 学
MF 14 天野 純
MF 20 マルティノス
FW 7 ウーゴ ヴィエイラ
84'

控えメンバー

GK 31 杉本 大地
DF 34 ミロシュ デゲネク
DF 27 松原 健
MF 5 喜田 拓也
MF 18 遠藤 渓太
MF 25 前田 直輝
FW 17 富樫 敬真
84'

監督

エリク モンバエルツ
試合詳細
7 シュート 6
12 GK 12
3 CK 4
13 直接FK 14
2 間接FK 0
0 PK 0
試合データ

主審

西村 雄一

副審

岡野 宇広

副審

勝又 弘樹

第4の審判員

上村 篤史

入場者数

11,448人

天候

曇、弱風

ピッチ状態

全面良芝、乾燥

気温/湿度

25℃/78%

HIGHLIGHT

カウンター2発で敗戦、菊地が1点返すも及ばず
監督交代後、少しずつ反撃の糸口が見えてきているとはいえ、予断を許さない状況だ。前節で今シーズン初のリーグ戦連勝を飾って残留圏に浮上したが、まだ15位。明治安田J1第17節は、横浜FMとのホームゲーム。キックオフ前に16位・札幌が清水を下し、この試合を落とせば再び降格圏に落ちるため、プレッシャーの掛かる一戦となった。

試合の立ち上がりは、狙い通りに進んだ。相手がボールを下げると、すかさず江坂と横谷、茨田がプレッシャーを掛け、積極的な守備を見せる。相手に押し込まれても、横谷や茨田が密集地帯から巧みにボールを逃がしてカウンターの起点を作り、江坂や大前が素早い切り替えからシュートを狙った。34分、茨田の縦パスから流れるように大前が左へ展開し、和田のクロスを江坂がトリッキーなシュートで狙った場面は、惜しいシーンだった。

後半も理想的な守備でリズムをつかんだ。59分、相手の縦パスを岩上がスライディングでブロックすると、こぼれ球を拾った江坂がシュート。しかし、チャンスを決められずにいると、たった一度のミスで展開をひっくり返された。59分、横浜FMの中澤が蹴ったクリアボールをウーゴ・ヴィエイラに拾われ、カウンターからマルティノスに先制点を献上。68分にはカウンターを仕掛けたところでパスが合わず、インターセプトした左サイドバックの山中に強烈なミドルシュートで追加点を奪われてしまった。

ウーゴ・ヴィエイラのカウンターを止め切れなかった高山は、「彼への縦パスはゴールまで遠い位置だったし、取れると思って行ったけど、入れ替わってしまった。もう少し遅らせることを考えても良かったし、その後のカバーでマルティノス選手に追いついたときに、GKを含めて冷静に2対1に持ち込めば良かった」と話し、横谷も2失点目を振り返り、「2人の選手が外を走って、相手が下がると思ったら前に出て来てボールを奪われた。もう少し確実につなげば良かった」と悔やんだ。良い流れのときこそ冷静な判断が必要だ。勢い任せになると、バランスが崩れてしまう。

ただ、そのまま終わるわけではなかった。菊地を投入して3バックに布陣を変更すると、直後の78分、大山が蹴ったFKを菊地が得意のヘディングで1点を返す。終盤はサイドから猛攻を仕掛け、87分には再び菊地が鋭いヘディングシュートを飛ばしたが、今度は相手GKの好守に阻まれた。

残念ながら2点目は奪えずに1-2で敗れ、再び降格圏の16位に落ちた。次節は、シーズン後半戦の初戦。ホームで15位・札幌と対戦する。「選手交代による布陣変更など、選択肢が増えるのは良いことだと思うし、練習から切磋琢磨して彰さんを悩ませるくらいになればチーム力が高まるし、このサッカーをやっていけば上がっていけると思う。また降格圏に落ちてしまったけど、チームがバラバラになることなく一つになっていけば、必ず良い結果が出ると思う」。キャプテンの菊地がこう話したように、落ち込む必要はない。チームが確実に前進しているという手ごたえを次戦につなげ、勝って再び残留圏へ浮上するだけだ。

(総評:平野貴也/写真:早草紀子)

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監督コメント
監督 伊藤 彰
選手コメント
DF 2 菊地 光将
得点をあげましたが、負けてしまったので、特にありません。しっかりと守備をしながら、セットプレーではゴールを狙っていこうという指示でしたし、監督は的確に指示をしてくれるので迷いなくピッチに入れました。今は降格圏にいるので、一試合一試合みんなで良い準備をして、勝点を奪えるように取り組んでいかなければいけません。

今日もたくさんの方が来てくれたように、ファン・サポーターの皆さんの後押しが力になりますし、その声援に応えられるように、チームが一つになってやっていければと思います。
DF 25 高山 和真
一試合一試合が自分の経験になっていますし、少しずつ自信もついてきていたのですが、今日は失点に絡んでしまい、もっともっとトレーニングしなければいけないと感じました。最後は3バックになりましたが、トレーニングでも取り組んでいるのでイメージは作れていました。全員が監督が伝えた変化を感じながらプレーできていたと思います。

今日はホームで勝利を届けられませんでしたが、ファン・サポーターの皆さんの力を借りて、一つでも多くの勝利を手にできればと思いますので、引き続き応援よろしくお願いします。
MF 40 茨田 陽生
相手のセンターバックは慌てることなく、しっかりと守っていて、非常に堅い守備でした。守備が堅い相手からどうやって点を奪うかを考えながら、試行錯誤しながらプレーしていました。パスだけではなく、ランニングをして裏へ飛び出したりしましたが、決定的なチャンスには至らず、得点には結びつきませんでした。

今の順位をしっかり受け止めて一歩一歩、一試合一試合積み上げていけるよう、次の試合に向けて準備をしていきたいと思います。
MF 47 岩上 祐三
試合をしていて手ごたえはありましたが、最後に追いつけなかったということで、自分たちの力のなさを感じています。試合前から、相手の両サイドの選手がカギになると思っていましたが、結果的に1失点目はマルティノス選手にやられてしまったので、悔しいです。

今日でシーズンが折り返しとなりましたが、一つひとつの試合に勝たなければいけません。あまり先を考えるのではなく、まずは次の試合に集中して良い準備をしたいと思います。
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