明治安田生命J1リーグ 第18節
2017.7.8 [SAT] 19:00 NACK

大宮

  • 47' 大前 元紀
  • 49' 江坂 任
2 - 2
0 前半 0
2 後半 2

札幌

  • 81' 福森 晃斗
  • 90+6' 福森 晃斗
試合経過
メンバー

スターティングメンバー

GK 50 松井 謙弥
DF 22 和田 拓也
DF 2 菊地 光将
DF 3 河本 裕之
DF 13 渡部 大輔
MF 40 茨田 陽生
MF 15 大山 啓輔
MF 17 横谷 繁
82'
MF 47 岩上 祐三
68'
FW 10 大前 元紀
63'
FW 7 江坂 任

控えメンバー

GK 1 加藤 順大
DF 4 山越 康平
DF 19 奥井 諒
MF 5 沼田 圭悟
68'
MF 23 金澤 慎
82'
MF 16 マテウス
63'
FW 14 清水 慎太郎

監督

伊藤 彰

スターティングメンバー

GK 25 ク ソンユン
DF 15 菊地 直哉
DF 4 河合 竜二
73'
DF 24 福森 晃斗
MF 23 マセード
MF 6 兵藤 慎剛
90+5'
MF 27 荒野 拓馬
MF 10 宮澤 裕樹
MF 26 早坂 良太
46*'
FW 38 菅 大輝
FW 11 ヘイス

控えメンバー

GK 1 金山 隼樹
DF 3 田中 雄大
DF 35 進藤 亮佑
MF 20 キム ミンテ
MF 44 小野 伸二
73'
FW 13 内村 圭宏
46*'
FW 14 上原 慎也
90+5'

監督

四方田 修平
試合詳細
10 シュート 8
6 GK 10
2 CK 3
13 直接FK 15
4 間接FK 2
0 PK 0
試合データ

主審

上田 益也

副審

宮島 一代

副審

西村 幹也

第4の審判員

山岡 良介

入場者数

11,863人

天候

晴、弱風

ピッチ状態

全面良芝、乾燥

気温/湿度

29.1℃/53%

HIGHLIGHT

2点リードからFK2発で痛恨のドロー
折り返し地点を過ぎ、いよいよシーズンの勝負どころを迎える。シーズン半分を終え、勝点14の16位。ここから着実に勝点を積み重ね、J1残留を果たすことが当面は最大のミッションとなる。梅雨が明ければ強い暑さが訪れ、タフに戦っていかなければならない。明治安田J1第18節は、勝点1差の15位・札幌とのホームゲーム。勝って残留圏に浮上して3週間の中断期間を迎えたいところだ。

試合は、良い出だしで始まった。ボールを長く保持して丁寧に攻撃を展開。12分、茨田が左サイドから斜め前方にパスを送ると、大前がフリックし、江坂のスルーパスに大前、横谷、岩上が次々に飛び込んだ。最後に横谷が押し込んだが、オフサイドで得点にはならなかった。それでも似たようなチャンスが続き、良いリズムだった。20分過ぎからはピンチが続くも、和田の鋭いクリアなどで難をしのいだ。

後半に入ると、ロングボールを効果的に使った攻撃が効いた。47分、岩上のロングスローを横谷がヘディングでそらし、江坂が競ったこぼれ球を「守備の堅い相手なので、先制点が大事だと思っていた」という大前がシュート。高く舞い上がったボールを左足で巧みにミートしたボールは、ゴール右隅に決まった。

さらに49分、GK松井のロングパスを江坂が空中戦で競り勝つと、右サイドから横谷が低いクロス。大前のシュートはGKにはじかれたが、フォローに走った江坂が押し込んで追加点を奪った。その後もカウンターで度々攻め込んだが、大前がGKとの1対1を防がれるなど、相手も意地を見せた。

63分にマテウスが一人目の交代でピッチに入った後、68分に沼田を投入してサイド攻撃を活性化したが、何度もカウンターのチャンスが訪れながら決められない展開となった。いくら攻めていても、精度を欠けばボールロストが増えてリズムを失ってしまう。

「意図的に攻めないというか、攻めるフリをする時間帯を作ってゲームをコントロールできれば、セットプレーを与えることもなかったと思う。3点目が取れずに時間が進んでも、相手が焦って出てくればチャンスは作れる」と、茨田が振り返ったように、少し余裕を持って速攻と遅攻を使い分けたかったところだ。

嫌な流れの中、81分に福森にFKを決められて1点を返されてしまった。それでも勝ち切れれば問題はない。伊藤監督は、守備に定評のある金澤を投入。しかし、途中出場の小野からの配球を警戒して間合いを詰めると、その金澤の背後を他の選手に使われる展開になり、ロングパスで押し込んでくる相手を押し返し切れなかった。

江坂は「セカンドボールも拾えていたけど、その後がハッキリできなかった」と悔やんだ。試合終了間際のラストプレーで相手にセットプレーを与え、再び福森にFKを決められてしまった。直後に試合終了の笛。痛恨のドローとなった。

もったいない引分けだが、連敗を喫したわけではない。すぐに気持ちを切り替えるべきだ。次戦は、中3日で迎える平日開催の天皇杯3回戦。J2の愛媛FCとアウェイで対戦する。中断期間を良い雰囲気で迎えるためにも、試合の流れをコントロールする課題を実戦で克服して勝ち進みたい。

(総評:平野貴也/写真:早草紀子)

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監督コメント
監督 伊藤 彰
選手コメント
DF 5 沼田 圭悟
交代で入って最初のプレーは良かったのですが、攻撃面で質の悪いプレーが多かったので反省しないといけません。自分が入った後に追いつかれてしまい、悔いの残る試合になりました。残り時間が25分ほどある中でピッチに入りましたが、自分がもっと質の良いパスを出せれば得点につながったシーンもあったと思います。

もう体は大丈夫なので、ゲーム感やコンディションをより高めて、チームの力になれるようにやっていきたいです。
MF 7 江坂 任
コンビネーションは良くなってきていますし、守備も良くなっていると思います。前半からやりたいサッカーができ、立て続けに得点を奪えて、途中まで自分たちのペースで戦えたことは良かったです。ですが、試合の締め方の部分に課題が残りました。最後の部分でスキのない対応が必要だと思います。

ファン・サポーターの皆さんからの声援が何よりも力になりますので、引き続き応援よろしくお願いします・
FW 10 大前 元紀
ロングスローからこぼれてチャンスがあると思っていました。今日は試合の入り方も内容も良かったですが、終わり方が良くありませんでした。チームとして3点目を取りにいってチャンスがありましたし、決め切れなかったのは自分の実力不足です。

自分が点を取っていれば、もっと良い流れになっていたと思うので、申し訳ないです。簡単な試合は1つもないと思いますが、こういう順位でも応援してくれているファン・サポーターの皆さんのために、全力で戦っていきたいです。
MF 17 横谷 繁
後半に入って立て続けに得点を奪うことができ、2点リードできましたが、1点を返された後に、しっかりボールをキープして試合をコントロールできれば良かったです。リードしている状態で試合をどう締めくくるかは、選手同士でも話し合っていきたいと思います。次の試合に向かって前を向いて頑張っていきたいです。
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