明治安田生命J1リーグ 第22節
2017.8.13 [SUN] 19:00 NACK

大宮

  • 73' 江坂 任
1 - 0
0 前半 0
1 後半 0

新潟

試合経過
メンバー

スターティングメンバー

GK 1 加藤 順大
DF 19 奥井 諒
77'
DF 2 菊地 光将
DF 3 河本 裕之
DF 22 和田 拓也
MF 16 マテウス
80'
MF 37 カウエ
MF 15 大山 啓輔
MF 40 茨田 陽生
65'
FW 33 マルセロ トスカーノ
FW 7 江坂 任

控えメンバー

GK 21 塩田 仁史
DF 4 山越 康平
80'
MF 20 大屋 翼
MF 28 長谷川 アーリアジャスール
MF 47 岩上 祐三
77'
MF 17 横谷 繁
FW 10 大前 元紀
65'

監督

伊藤 彰

スターティングメンバー

GK 1 大谷 幸輝
DF 8 小泉 慶
DF 44 大武 峻
DF 50 富澤 清太郎
DF 27 堀米 悠斗
MF 6 磯村 亮太
72'
MF 13 加藤 大
MF 19 矢野 貴章
MF 10 チアゴ ガリャルド
MF 9 山崎 亮平
78'
FW 11 ドウグラス タンキ
78'

控えメンバー

GK 21 守田 達弥
DF 4 ソン ジュフン
DF 5 前野 貴徳
MF 17 伊藤 優汰
78'
MF 34 原 輝綺
FW 7 ホニ
72'
FW 32 河田 篤秀
78'

監督

呂比須 ワグナー
試合詳細
8 シュート 10
10 GK 10
2 CK 13
14 直接FK 12
2 間接FK 2
0 PK 0
試合データ

主審

村上 伸次

副審

越智 新次

副審

植田 文平

第4の審判員

山際 将史

入場者数

10,900人

天候

曇、弱風

ピッチ状態

全面良芝、乾燥

気温/湿度

27.3℃/63%

HIGHLIGHT

江坂が値千金のゴール!失点をゼロで抑え、6試合ぶりの勝利を奪う!
結果にこだわり、勝利に執着し、勝点のために意地を貫き通す。J1残留のためにも、今日の新潟戦は重要だ。何より、ホームで連敗するわけにはいかない。中断明けの3試合は1分け2敗。得点は奪えているものの、苦しい戦いが続いている。欲しいのは白星だ。今日こそ、ホームの後押しを受けて勝利をつかみ、いい流れを取り戻したい。

前半はこう着状態が続いたが、ボールを支配していたのはアルディージャの方だ。アンカーに入った大山が攻守のバランスを保った。江坂はこの日、左サイドで先発。右サイドのマテウス、最前線のマルセロとともに、攻撃時には高い位置にポジションを上げてボールを引き出した。カウエ、茨田のインサイドハーフも積極的に攻撃参加。15分には、マルセロのクロスに対してカウエと茨田が飛び込むなど、チャンスをつかんでいる。

そして、30分を過ぎたあたりから、攻撃にエンジンが掛かり出す。33分にはマルセロのクロスを、走り込んできたカウエがヘディングシュート。37分にはマテウスの縦パスに対し、左サイドバックの位置からかけ上がった和田がくさびになり、折り返したボールをマルセロがシュートを放っている。前半をスコアレスで折り返したが、コンビネーションを生かした攻撃は、確実に新潟の守備陣を脅かしていた。

「全員で勝点3を取って、笑顔で帰ろう」

伊藤監督のゲキを受けて後半に臨んだ。しかし、試合はこう着したまま進行する。ピンチもあった。61分、新潟にセットプレーからヘディングシュートを許す。これは江坂がゴールライン上でブロック。この試合で最も肝を冷やしたシーンだった。

ここでベンチが動く。65分、茨田に代えて大前を投入。江坂とマルセロが2トップを組み、大前が入った左サイドが活性化した。攻守の切り替えが速くなり、ホームゴール裏のボルテージも高まった。

歓喜の瞬間は73分のセットプレーから生まれた。GK加藤順を除く21人が新潟陣内に入った。大前が蹴ったボールは、一度は相手にはじかれた。しかし、こぼれ球を拾った大前から再び高いボールが入ると、前線に残っていた河本が頭で落とした。江坂が右足で軽く浮かすと、豪快に左足を振り抜く。ボールが鮮やかにゴールネットに突き刺さった。

待望の先制点を奪った後、すぐに伊藤監督が動いた。奥井に代えて岩上を投入。さらに山越を送り込んで、最終ラインに5人を並べた。ゴール前に強固なブロックを築いたが、新潟のセットプレーが連続して懸命の守備が続く。アディショナルタイムは4分。待ち焦がれた瞬間が訪れた。主審の両手が上がる。試合終了を告げるホイッスル。伊藤監督の言葉通り、全員で勝点3をつかみ取った。

6月25日の広島戦以来となる6試合ぶりの勝利だ。しかも、相手の攻撃を完封した。「拮抗した試合で、チームを勝たせるゴールが奪えて良かった」と殊勲の江坂。茨田も「みんなが最後まで集中力を切らさなかった。だから失点することなく我慢できた」と振り返った。

きっかけはつかんだ。チームの視線はすでに先へと向けられている。大事なのは次の試合だ。「この先は連勝が必要。しっかり準備していきたい」と和田。今日の勝利でつかんだ自信を確信に変えるために、確実に勝点を重ねていきたい。

(総評:岩本勝暁/写真:早草紀子)

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監督コメント
監督 伊藤彰
選手コメント
GK 1 加藤 順大
ゼロで抑えて勝つことができて良かったです。今日は本当に仲間に助けられました。チーム一丸となって勝つということは、こういうことだとあらためて感じました。とにかく必死でしたし、やりたいサッカーもありますが、みんなが勝つためにベストの選択肢を選んでプレーをした結果だと思います。

ファン・サポーターの皆さんは、勝てないときでも全力で応援してくれていますし、今日は喜びをわかち合えたことがうれしかったです。皆さんはどんなときも一緒に戦ってくれていますし、今日はゴール裏からの声援に一段と気合いを感じました。心強かったです。ありがとうございました!
MF 7 江坂 任
価値ある勝利だと思います。コウモさんから良い落としが来て、うまく止められましたし、決めることができて良かったです。今日は左サイドで先発してチャンスも作れていましたし、起点になることができればと思っていました。ただ、ゴール前に入っていく回数は少なかったので、もう少し増やしたいです。

今日も大勢の方がスタジアムに来てくれ、いつも以上の声援を送ってくれました。それが力になりましたし、勝利につながったと思います。この後も一緒に戦っていきましょう。
FW 10 大前 元紀
勝たなければいけない試合が続いている中で、自分がゴールを奪うことはできませんでしたが、先制点を奪い、守備もゼロで抑えられたことは大きいと思います。

僕自身、ここ数試合は出場のチャンスがなかったですが、チャンスは来ると思って準備してきました。近い順位の相手に勝つことは大きい意味を持ちますが、まだ何かが決まったわけではありません。当たり前のことですが、目の前の一試合一試合を、しっかり戦っていきたいです。
DF 19 奥井 諒
今日は、内容よりも勝つことが大事でした。結果を出すことができて良かったです。相手は4-4-2でしたので、山崎選手とのマッチアップが多かったですが、そこはケアするようにしていました。

近い順位の相手に、また、勝点が取れない試合が続いた中で、勝利できたことは本当に大きいと思います。でも、まだ残留圏まで順位が上がったわけではありませんので、まずはそこを目指して頑張ります。
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