ドコモ presents 2017 Jリーグプレシーズンマッチ
2017.2.11 [SAT] 14:00 NACK

大宮

  • 2' 江坂 任
1 - 0
1 前半 0
0 後半 0

群馬

試合経過
メンバー

スターティングメンバー

GK 21 塩田 仁史
46*'
DF 19 奥井 諒
DF 2 菊地 光将
71'
DF 3 河本 裕之
DF 20 大屋 翼
MF 17 横谷 繁
69'
MF 40 茨田 陽生
MF 28 長谷川 アーリアジャスール
MF 44 瀬川 祐輔
59'
FW 7 江坂 任
32'
FW 10 大前 元紀
89'

控えメンバー

GK 1 加藤 順大
46*'
DF 4 山越 康平
71'
DF 13 渡部 大輔
MF 47 岩上 祐三
69'
MF 16 マテウス
59'
FW 9 ネイツ ペチュニク
32'
FW 14 清水 慎太郎
89'

監督

渋谷 洋樹

スターティングメンバー

GK 41 牲川 歩見
DF 2 舩津 徹也
DF 3 川岸 祐輔
DF 20 パク ゴン
DF 5 阿部 巧
MF 8 鈴木 崇文
MF 7 高橋 駿太
MF 9 山岸 祐也
MF 30 松下 裕樹
77'
FW 15 岡田 翔平
71'
FW 26 高井 和馬
79'

控えメンバー

GK 1 清水 慶記
DF 19 一柳 夢吾
DF 18 川田 拳登
MF 28 岡庭 裕貴
77'
FW 14 石田 雅俊
79'
FW 38 イ ガンウ
FW 40 盛田 剛平
71'

監督

森下 仁志
試合詳細
9 シュート 9
7 GK 7
3 CK 4
20 直接FK 9
2 間接FK 1
0 PK 0
試合データ

主審

松尾 一

副審

名木 利幸

副審

木川田 博信

第4の審判員

越智 新次

入場者数

8,315人

天候

晴時々曇、弱風

ピッチ状態

全面良芝、乾燥

気温/湿度

11.0℃/20%
江坂のゴールで勝利。足元を見据え開幕へ。
冬の澄み切った青空がまぶしい。それ以上に、緑色のピッチがきらめいている。2017シーズンのJ1リーグ開幕を2週間後に控え、ザスパクサツ群馬とのプレシーズンマッチが行われるのだ。

1月15日のシーズン初練習から沖縄、宮崎でのキャンプを経て、チームはこの日を迎えた。渋谷洋樹監督が4-4-2の布陣に配した11人は、以下の通りである。

GKは塩田仁史で、最終ラインには右から奥井諒、菊地光将、河本裕之、大屋翼が並ぶ。昨シーズンからプレーしてきた5人が、守備のブロックを形成する。

中盤から前線には新加入選手が含まれている。ボランチを組むのは横谷繁と茨田陽生で、2列目の右に瀬川祐輔、左は長谷川アーリアジャスールだ。2トップは江坂任と大前元紀である。横谷と江坂を除く4人が、新加入選手だ。

J2の群馬と対戦するにあたって、渋谷監督は「ファン・サポーターの皆さんに対する、新加入選手のお披露目ということもある」と話す。それと同時に、「ホームゲームの時間の流れを知ってもらう機会」とも位置付ける。試合当日のタイムスケジュールを新加入選手が体験しておくことも、開幕への準備の一つだ。

好天に恵まれたNACK5スタジアム大宮には、試合前からファン・サポーターの声援が響く。公式戦さながらの雰囲気の中で、キックオフの笛が鳴り響いた。

試合はいきなり動く。開始直後の2分、大前の右CKを江坂がヘディングでネットへ突き刺した。

3-4-3のシステムでハイプレスを仕掛けてくる相手の守備を、中距離パスを活用しながらかいくぐっていく。何度か自陣でボールを失う場面があり、シュートへ持ち込まれることもあったが、GK塩田がしっかりと対応した。

前半終了間際の44分には、長谷川のミドルパスを受けた瀬川が抜け出す。古巣との一戦に「特に意識はしていませんが、去年と変わった自分を見せられたら」と話していた背番号44は、ペナルティーエリア内で右足を振り抜く。惜しくもゴール正面を突いたが、積極性を示したシーンだった。

1-0で折り返した後半、渋谷監督は積極的に選手を交代させていく。32分に負傷交代していた江坂に続いて、後半開始から加藤順大がゴールマウスに立った。59分には瀬川に代わってマテウスが、69分には横谷が退いて岩上祐三が登場。この試合は6人まで選手交代が認められており、71分にも菊地から山越康平、89分には大前から清水慎太郎の交代も行われた。

攻撃陣を中心に選手を入れ替え、立ち位置が変わる選手もいた中でもチャンスを作り出した。リスタートから菊地がヘディングシュートで相手ゴールを際どく襲い、江坂に代わって出場したネイツ ペチュニクは決定的なヘディングシュートを2度放った。

相手ゴールに鋭く迫った一方で、後半は群馬をシュート3本に抑えている。前半の半分だ。一度だけ許した決定的な場面は、GK加藤が軽やかに身を躍らせて防いだ。「後半はしっかりボールを動かして、ゲームコントロールの部分では良かった」という渋谷監督の分析は、説得力を持つものだっただろう。8千人を超える観衆に、1-0の勝利をプレゼントした。

シーズン開幕を前にした調整期間だけに、課題はもちろんある。ボランチでフル出場した新加入の茨田は、「イメージをしていた攻撃がなかなかできなかった」と振り返った。

同じく新加入の長谷川も、「シュートまで持っていけなかったのは、サイドハーフとして課題だと思っています」と話した。背番号28を着けた28歳は、「開幕前のこういう試合では、良いところも悪いところも出てくる。自分たちの時間帯も、相手の時間帯になることもある。そういう中で、コンビネーションを少しずつでも高めていくことが大事だと思う」と続けた。

渋谷監督も、落ち着いた様子で話す。「攻撃についてはまだ練習しきれていないところもあるのですが、このチームの選手たちの技術をもってすれば、もっともっとできるはず。開幕までにしっかり高めていきたい」。

2週間後のJ1リーグ開幕へ向けて、指揮官と選手たちはしっかりと足元を見据えている。

(総評:戸塚啓/写真:早草紀子)

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監督コメント
監督 渋谷 洋樹
今日は、プレシーズンマッチに約8,300人のファン・サポーターの方々が来てくださいました。有料でも多くの方が来てくださったことが私自身すごくうれしかったですし、開幕に向けていい雰囲気を作っていただいたことに感謝しています。また、ザスパクサツ群馬さんが我々のホームスタジアムへ来ていただいたことに感謝しています。しっかりとゲームができて良かったと思いますし、多くの方の協力があって今日のプレシーズンマッチを戦うことができました。

試合については、すぐにセットプレーから得点が入ったことで落ち着いて戦えましたが、群馬さんのタフな守備に段々とリズムが悪くなり、それにかえして一方で相手の守備のリズムが良くなってしまいました。我々も前線までは良い形でボールが入っていましたが、最後のところでミスが発生し、相手の攻撃を受けてオープンな展開になってしまったと思います。相手が前から来たことで、その裏に生まれたスペースを狙いましたが、そこでボールを失ってしまった格好です。後半はしっかりとボールを動かし、前半より多くのビックチャンスを作れました。相手のチャンスも1回ありましたが、ゲームをコントロールして1-0のまま試合を進められたことは、非常に良かったのではないかと思います。

選手のポジショニングやいろんなタイミングなどは、もっと精度を上げていかなければいけません。キャンプでの練習試合でも得点が多くない中で失点を重ねてしまいましたが、今日の試合でゲームフィーリングの面では戻って来たと思うので、最終的には選手のポジショニングや立ち位置であったり、そういう部分の精度をもっともっと上げていけるようにしたいと思います。今日も選手たちはタフに、よく戦ってくれたと思います。

Q.本日は新加入選手のお披露目という意味もあると言われていたが、そういう意味で既存の戦力との融合という点での評価はいかがでしょうか。
練習試合を行ってきた中で、ボールを引き出すタイミングやプレーの質という部分を合わせてきました。今日は縦によくボールが入りましたし、そこからの展開という面でも今までと比べて良かったです。前半にあと1、2点、しっかりと入れられる形を作れればもう少し良かったと思います。ただ、選手たちにはもっと相手を引き出して、相手の背後を取ることができるイメージがあると思ったのですが、今日はそこまでできませんでした。今日の先発は、ボランチより前の6人中4人が昨年から代わっていたので、ボールの出し入れの部分では、アイコンタクトでタイミングを合わせるなど、もっとやらなければいけないと思いました。後半は、去年からいるメンバーがある程度入ったら少しずつ良くなってビックチャンスを作れたので、そのあたりをもう少し時間を掛けて、しっかりとやっていきたいと思います。ただ、1点は取られてしまったりするものですが、体を張ったり加藤順大選手のビックセーブがあったりし、失点をゼロで終えることができました。集中力高く、守備も怠けず、真剣にやってくれていたので良かったと思います。

Q.高い位置での守備に取り組んでいた中、次第に難しくなっていったのは連戦のコンディションなのか、あるいはまだやり方が浸透していないのでしょうか。
相手がロングボールやミドルパスを使って我々の背後を取ってきたり、我々のボールの失い方が悪くて引かざるを得なかったりしていましたし、前半はシュートを打たれるシーンが多かったので、ビルドアップがGKからになっていました。そうすると、相手がボールを持つ時間が多いわけではないですし、我々のラインがそれほど高く保てません。後半の方が高い位置でできたのは、ある程度の高い位置までボールを持っていってから守備ができていたからだと思います。相手はミドルパスを使って高い位置を取ろうと考えていたはずですので、常に高い位置で守備をするのは難しいと思います。ただ、相手のプレーに規制を掛ける守備はできていたのではないかと思います。

今日は相手に触らせないくらいボールを動かしてほしかったですし、守備では早く回収しなくてはいけないゲームだったと思うので、私がイメージした形には程遠かったです。しかし、選手はすごく集中してくれていましたし、プレシーズンマッチでもやはり勝たなければいけません。そういう意味で1点差は非常に難しいゲームでした。1-0でも後半、ボールを動かして攻撃しようという意識があった部分は良かったと思います。ペチュニク選手が入ると彼をターゲットにしてセカンドボールを狙うというサッカーを選択してしまいがちですが、後ろからビルドアップしていこうという意識が高くてうれしかったですし、やはりそれをやらなければいけないと思います。

やはり高い位置でサッカーをやらないと、川崎さんやFC東京さんといったボールを動かすのがうまいチームに対して引いていたら、ほとんどボールを取れないで終わってしまいます。しっかりと前線からの守備のイメージ付けをしなければならないと感じましたし、選手のスライドやボール際の競り合いなどに関しては、もっともっと高めなければJ1ではもっと突破されてしまうので、今日はいい参考になりました。

今日は、言葉通り体ごとプレッシャーに来る相手を選手が体感できました。森下監督はそういうことをしっかりとやる方ですし、すごくそれは良かったと思います。ただ、それに対してもっと準備して相手を外すとか、一個前に飛ばしてパスをしてサポートするとか、そういうアイデアが必要になります。相手のプレッシャーを外せる選手にならないと、もっと上にはいけません。群馬さんも守備に関しては非常に良かったですし、選手たちには良いトレーニングになったと思います。今日の試合を絶対に生かしていきたいと思いますし、群馬さんのプレーには非常に感謝しています。

Q.昨シーズンまでは大宮と言えば左サイドというイメージがありましたが、現段階ではシーズンに向けてどのように考えているのでしょうか。
左サイドにある程度ボールを持てる選手がいますし、左で起点を作って最終的に右サイドから突破を仕掛けてクロスを上げるという狙いは、今日の選手たちの特長からしたらベストだと思います。昨年は左サイドハーフに泉澤選手がいて、今日も清水慎太郎選手が入ったら背後を狙う動きが生まれたりと、選手の特長によって攻撃の形は違いますし、今は先程お話しした新加入選手の立ち位置やプレースタイルからしたらどうするのか、そして今日のゲームならどうしていくかと考えていました。長谷川選手のところで相手を食いつかせ、江坂選手のランニングで裏を取るということをイメージしていましたが、江坂選手が負傷交代してしまい、チームとして裏へのランニングが減ってしまいました。ペチュニク選手はターゲットになってくれていたので、今度は大前選手が左寄りの位置で長谷川選手と入れ替わりながらプレーしてくれました。本来はもう少し左サイドに人数を掛けて攻撃するイメージでしたし、ボールが落ち着いた瞬間に大屋選手が高い位置を取ってクロスを上げたり、そこから中へ入っていってシュートするというイメージでした。

左からのミドルパスで瀬川選手がランニングをすることで、もっとセンターバックの背後を狙ってほしかったのですが、なかなかボールが出てきませんでした。もちろん相手の守備の厳しさによって、思うようにプレーさせてもらえなかった面もあると思いますので、もっともっと精度を上げていかなければいけないと思います。我々は昨年もそうでしたが、右、左の両サイドに加えて中央から攻めるというのが、2015年、2016年とバランスが良かったですが、今日は、ある程度は活性化した右サイドに対し、今度は左サイドをどうするかと考える部分がありました。左サイドは攻撃の落ち着きどころという面は良かったですが、突破という部分では物足りなさがあったので、これからの2週間というか、来週また試合がありますので、開幕1週間前の来週にしっかりと合わせていきたいと思います。
選手コメント
DF 3 河本 裕之
今日は良い雰囲気の中で、プレーすることができて良かったです。90分を通して、全体がしっかりプレーすることができました。新しく加わった選手は徐々になじんできていますが、まだまだ連係を高めていかないといけない部分もあります。開幕までの2週間の中で高めていきたいです。今年も1試合1試合頑張りたいと思います。
FW 9 ネイツ ペチュニク
急にゲームに入りましたので、最初は難しいところもありましたが、後半はしっかりプレーすることができました。得点するべきチャンスが2、3回あったので、そこを決めきることができずに残念です。今日はゴールを決めることができませんでしたが、リーグ戦でその分をお返ししていきたいです。
MF 40 茨田 陽生
日立台に似ているところもあり、NACKは雰囲気の良いスタジアムだなとあらためて感じました。チームはまだパーフェクトではありませんし、合わせていかないといけないところがありますが、コミュニケーションを取って解決していきたいです。

今日は勝つことが大切でしたし、その目的を達成できて良かったです。今日90分間プレーをしたことで見つかった課題を、みんなで話をしながら解決して開幕に向かっていきたいです。
MF 44 瀬川 祐輔
今日は相手のプレッシャーも早かったですが、ボランチが前を向いてボールを受けたときは自分を見てくれていました。もっとかけ引きをしたり、ランニングを増やしたりしてボールを引き出せればと思います。ドリブル、ゴールへの意識など自分の特長をもっと出してシーズンを通してアピールしていきたいですし、今日は60分ほどしか出られませんでしたが、90分を通して使ってもらえる選手になりたいです。
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