明治安田生命J2リーグ 第35節
2018.9.29 [SAT] 18:00 レベスタ

福岡

  • 1' 城後 寿
  • 71' 城後 寿
  • 84' 山瀬 功治
3 - 1
1 前半 0
2 後半 1

大宮

  • 48' 大前 元紀
試合経過
メンバー

スターティングメンバー

GK 23 杉山 力裕
DF 3 駒野 友一
85'
DF 26 古賀 太陽
DF 29 吉本 一謙
DF 39 篠原 弘次郎
MF 6 ウォン ドゥジェ
64'
MF 8 鈴木 惇
MF 14 枝村 匠馬
FW 7 ユ インス
FW 16 石津 大介
72'
FW 10 城後 寿

控えメンバー

GK 21 圍 謙太朗
DF 19 堤 俊輔
DF 22 輪湖 直樹
85'
MF 33 山瀬 功治
72'
FW 13 木戸 皓貴
FW 17 松田 力
FW 35 レオミネイロ
64'

監督

井原 正巳

スターティングメンバー

GK 21 塩田 仁史
DF 13 渡部 大輔
72'
DF 3 河本 裕之
DF 50 畑尾 大翔
DF 6 河面 旺成
MF 8 茨田 陽生
MF 15 大山 啓輔
MF 7 三門 雄大
83'
MF 16 マテウス
FW 14 清水 慎太郎
79'
FW 10 大前 元紀

控えメンバー

GK 22 笠原 昂史
DF 4 山越 康平
DF 20 酒井 宣福
72'
MF 17 横谷 繁
MF 24 ダビド バブンスキー
79'
FW 28 富山 貴光
FW 9 ロビン シモヴィッチ
83'

監督

石井 正忠
試合詳細
11 シュート 11
7 GK 6
7 CK 6
9 直接FK 13
1 間接FK 2
0 PK 0
試合データ

主審

家本 政明

副審

田尻 智計

副審

戸田 東吾

第4の審判員

和角 敏之

入場者数

7,388人

天候

曇時々雨、無風

ピッチ状態

全面良芝、水含み

気温/湿度

21.1℃/80%

HIGHLIGHT

大前のゴールで同点に追いつくも、接戦を落とす
勝点57で並ぶ福岡とのアウェイゲームだ。ともにJ1昇格にかける想いは強い。明治安田J2第35節。台風24号が迫り来る中、アルディージャのキックオフで熱戦の幕が開いた。

試合はいきなり動いた。先制点は福岡。開始から40秒を過ぎた頃だ。センターサークル付近でインターセプトされると、抜け出した城後にミドルシュートを決められた。

アルディージャは慌てない。少ないタッチ数でシンプルにボールをつなぎ、前線にボールを運んでいく。三門、河面のミドルシュートで福岡のゴール前を脅かした。ディフェンスラインの裏を狙い、マテウスが得意のドリブルで果敢に仕掛けていく。11分のCKでは、畑尾が強烈なヘディングシュート。アルディージャが試合の主導権を徐々に握り始めていた。

25分過ぎからピッチ上に雨が落ち始める。アルディージャの内容は決して悪くないが、福岡もプレーの強度を上げ厳しくプレッシャーをかけてきたことで一進一退の展開となる。チャンスの数では福岡がやや上回った。アルディージャはマテウスを軸に攻撃を展開したものの、ゴールを割ることはできず、1点ビハインドのまま前半を終えた。

後半開始早々、アルディージャは清水が粘ってCKを獲得する。得点につながらなかったが、左サイドが活性化された。球際のファイトが激しくなっていく。その直後だ。48分、大山のボール奪取から縦パスが通り、左サイドのマテウスがドリブルでペナルティエリア近くまで侵入。相手DFの隙間をうまく突いて中央にパスを送り出す。待ち構えていたのは大前。巧みなポジショニングで相手のプレッシャーを外して右足で合わせた。エースの今季21点目で、アルディージャが1-1の同点に追いついた。

勝点3がほしい両チーム。次第にボールの動きが激しくなっていく。互いに前に出て攻め合った。カウンターの応酬、オープンな展開が続いた。しかし、均衡を破ったのは福岡だった。71分、再び城後に決められて1-2と勝ち越しを許した。

アルディージャは渡部に代えて酒井を投入した。ポジションチェンジしたマテウスとともに右サイドを攻め上がりチャンスメイクをする。77分にはCKのチャンスを得た。しかし、相手にクリアされるとカウンターからピンチを招く。レオミネイロのシュートは河面が体を張ってブロック。ゴールを割らせない。

79分にバブンスキー、83分には三門に代わってシモヴィッチがピッチに入った。ボランチを1枚減らして、ゴール前のボリュームを厚くした。しかし84分、福岡に3点目を献上する。これでアルディージャは苦しくなった。河本を前線に上げて、パワープレーで最後まで得点を狙いにいった。アディショナルタイムは5分。粘り強く戦ったが、1-3のまま試合終了のホイッスルを聞いた。

悔しい敗戦だ。意地と意地のぶつかり合いだった。敗れはしたが下を向いている時間はない。明治安田J2は残り7試合。次節の水戸戦は、1ヶ月以上ぶりにNACK5スタジアム大宮で迎える。気持ちを切り替えて最善の準備をし、ただひたすら勝利に向かって邁進するしかない。

(総評:岩本勝暁/写真:早草紀子)

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監督コメント
監督 石井正忠
天候が悪い中、遠くまで応援にきてくれたサポーターの皆さんに感謝したいですし、勝利することができず、申し訳ない気持ちです。早い時間帯に失点してしまい、前半の内に追いつくことができれば良かったですが、相手の高い位置からのプレッシャーを受け、ボールを失ってしまうシーンが目立ちました。後半は修正して、しっかりボールをつなぐこと、テンポ良くボールを動かすことを指示しました。その形から追いつくことができ、さらに追加点がほしかったですが、福岡の堅い守備を崩すことができませんでした。
 
選手たちは最後の最後まで戦う姿勢を見せてくれたと思います。大事な試合で勝点3を得ることができませんでしたが、次に向けて切り替えて準備していくしかないと思います。
選手コメント
DF 6 河面 旺成
集中して入ろうと声を掛け合っていたにもかかわらず、開始早々に失点してしまいました。相手の運動量が落ちた後半は、自分たちが主導権を握ってボールを運べる時間があったと思います。同点にした後、チーム全体として追加点を取る姿勢が、もっと必要だったと感じます。

正直、追い込まれていて後がない状況ですが、全員が同じ気持ちで一丸となって戦えば、まだまだ可能性はあると思います。一つひとつ、目の前の試合に臨んでいきたいです。
MF 8 茨田 陽生
勝利できなかったことが悔しいです。相手が前から奪いに来ていたので、その裏を突いて、高い位置で起点を作れれば良かったですが、相手のプレスにはまってしまった時間帯がありました。それでも、序盤の失点で集中を切らさずに良い形で後半に入ることができ、同点に追い付くことができたと思います。

ただ、その後の試合運びは反省しなければいけません。残り7試合、全勝する気持ちで戦いますので、ファン・サポーターの皆さんも一緒に戦ってくれたらうれしいです。
MF 16 マテウス
順位が近い福岡との対戦で、勝点を失ってはいけない試合でしたが、残念な結果に終わってしまい悔しいです。雨の中でも応援し続けてくれた方々に、勝利を届けられず申し訳ない気持ちです。しかし、下を向いている時間はありません。今日の出来を反省し、次に切り替え、少しでも多くの勝点を積み重ねていかなければ、目標は達成できないと思います。

来週の水戸戦でも多くの方がスタジアムに来てくれると信じていますし、皆さんと一緒に勝利をつかみたいと思います。
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