明治安田生命J2リーグ 第14節
2019.5.18 [SAT] 14:00 NACK

大宮

0 - 0
0 前半 0
0 後半 0

栃木

試合経過
メンバー

スターティングメンバー

GK 1 笠原 昂史
DF 19 奥井 諒
DF 50 畑尾 大翔
68'
DF 2 菊地 光将
DF 4 山越 康平
DF 6 河面 旺成
MF 15 大山 啓輔
MF 5 石川 俊輝
56'
MF 8 茨田 陽生
FW 22 フアンマ デルガド
FW 10 大前 元紀
77'

控えメンバー

GK 21 塩田 仁史
MF 7 三門 雄大
MF 26 小島 幹敏
56'
MF 41 小野 雅史
MF 11 ダヴィッド バブンスキー
77'
FW 36 吉永 昇偉
FW 9 ロビン シモヴィッチ
68'

監督

高木 琢也

スターティングメンバー

GK 50 ユ ヒョン
DF 15 森下 怜哉
DF 4 藤原 広太朗
DF 30 田代 雅也
MF 27 久富 良輔
MF 26 枝村 匠馬
MF 40 寺田 紳一
66'
MF 14 西谷 優希
70'
FW 37 浜下 瑛
FW 9 大黒 将志
90+1'
FW 10 西谷 和希

控えメンバー

GK 23 川田 修平
DF 7 菅 和範
70'
MF 5 ヘニキ
66'
MF 11 平岡 翼
FW 8 廣瀬 浩二
FW 19 大島 康樹
90+1'
FW 42 イ レジュン

監督

田坂 和昭
試合詳細
19 シュート 2
3 GK 15
10 CK 4
10 直接FK 12
0 間接FK 0
0 PK 0
試合データ

主審

柿沼 亨

副審

蒲澤 淳一

副審

金次 雄之介

第4の審判員

田中 玲匡

入場者数

9,534人

天候

晴時々曇、弱風

ピッチ状態

全面良芝、乾燥

気温/湿度

27.7℃/37%

HIGHLIGHT

シュート19本もノーゴール。勝点1を分け合う
青い空と緑の芝にオレンジがよく映える。明治安田J2第14節は、栃木SCを迎えてのホームゲームだ。キックオフ時の気温は27.7度、湿度37%。弱風。絶好のコンディションの中、アルディージャのキックオフで幕を開けた。

フォーメーションは3-4-2-1。ウイングバックの河面が高い位置を取り、大前とのコンビネーションで攻撃を組み立てる。攻撃は、やや左サイドに重心がかかっていた。前半は河面を軸に攻撃が回っていたと言ってもいい。セットプレーのチャンスもあった。10分、ショートコーナーから大前のクロスに合わせた山越がヘディングシュート。しかし、ボールはバーを越えていく。

チームを勢い付けたのは大前だ。36分、相手のクリアが短くなると、石川が頭でつないだボールをダイレクトでシュート。その直後にも、奥井の低いクロスを正面で受けて右足を振り抜いた。ボールは惜しくも左に逸れたが、前半で最もスタンドが沸いたシーンだった。

後半は両者の攻撃がテンポアップしていく。50分、フアンマの縦パスを受けた奥井が右サイドを突破。深い位置から折り返したボールを茨田がスルー。石川がダイレクトで合わせるが、ボールは惜しくもバーを越えた。

55分、ゲームが大きく動いた。カウンターで抜け出したフアンマが後ろから倒されてFKを獲得。このプレーで栃木の藤原にレッドカードが出た。1人多くなったアルディージャが攻撃のギアを上げていく。しかし、栃木もウイングバックを最終ラインに下げ、すぐに対応。より強固な守備を構築していった。

ベンチも動いた。68分、DF畑尾に代えてFWシモヴィッチを投入。フアンマと2トップを形成し、フォーメーションを4-4-2に変更する。途中から入ったボランチの小島も高い位置を取り、前線に厚みを加えた。

しかし、1点が遠い。右サイドの奥井から何度もクロスが入るが、相手ゴールを脅かすことができない。フアンマ、シモヴィッチのツインタワーは圧巻の存在感を見せた。だが、ボールが何度もはね返される。81分には、フアンマがくさびになってシモヴィッチがシュートを打つも、枠をとらえることができなかった。

アルディージャの波状攻撃が続いた。アディショナルタイムには3本のCKが続いた。河面が至近距離からシュートを放つ。相手GKにはじかれた。交代出場のバブンスキーもミドルシュートを放ったが、最後までゴールを割ることができず、0-0のままタイムアップ。勝点1を分け合う結果となった。

シュート数は、栃木の2本に対し、アルディージャが19本。CKも10本と圧倒的に上回った。それだけに、悔しさが残る結果となった。単調な攻撃だけでは、引いて守る相手を崩すことはできない。

「1対1の場面で、もっと仕掛けられるところは仕掛けた方がいい。ただパスを回すだけじゃなくて、勝負するところは勝負する。そういうプレーがもっとできたら良かった」

試合後、大前はこう振り返った。次節はアウェイでの第15節・柏戦。大事なのは、試合を重ねるごとに進化を遂げて、勝点を積み重ねていくことだ。

(総評:岩本勝暁/写真:早草紀子)

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監督コメント
監督 高木琢也
相手が一人少ない中で、最終的には何とか崩すというよりもパワープレーで得点を奪おうとしたのですが、栃木にとっては前節の甲府戦と同じような状況で、最後まで守り切られたゲームでした。

ホームゲームですし、前半はもっとプレッシャーをかけながら早くボールを回すことができたと思いますが、今日のゲームについては反省点がいくつかあります。ボールを出した後にサポートする、そして出ていく、スペースへランニングする、ボールへの引き出しという部分が単発でしか行われなかったことが一番の敗因だと思います。そこがうまく連動できれば、ミラーゲームだったのでスペースに対して出ていくシーンもできたかもしれないですが、今日は出ていく準備もかなり遅かったと感じています。ですので見た目は押し込んでいる状況でしたが、栃木は一人少なかったですし、厳しいことを言うかもしれませんが、動きの部分でのアクションに関しては精彩を欠いていました。

明日はリカバーと練習試合がありますが、そのあとの2日間をしっかり休んで切り替えてもらいたいです。
選手コメント
DF 2 菊地 光将
守備では、中盤から飛び出してくる選手やカウンターなど、リスク管理を意識していました。一方で攻撃では、状態の良い選手をシンプルに使い、バランス良く攻めたいと考えていました。

相手がセットプレーに懸けていたかもしれない中で、失点しなかったのは良かったですが、どちらかと言えば勝点2を失ってしまったという悔しい気持ちです。良い雰囲気を作っていただいた中で、ホームで勝ち切れなかったのは残念です。まだまだ先は長いですし、常に上を目指して戦いますので、引き続き応援よろしくお願いします。
MF 8 茨田 陽生
相手に退場者が出る前にもチャンスは作れていたので、そこで得点できなかったのが反省点の一つです。守備を固めた相手をどうやって崩していくのか、コンビネーションや仕掛けの部分に、まだまだ課題があると感じました。中央にボールを入れることでDFは食いついてくるので、強引にでも厳しいところに縦パスを入れ、相手を困らせることができれば良かったです。

10試合負けなしとはいえ、2連続の引分けですし、次の柏戦で勝点3をつかめるように頑張りたいです。
FW 9 ロビン シモヴィッチ
0-0の状態での途中出場でした。数的不利になった相手が守備に人数を掛けて、引いてゴール前を固めていたので、中盤でボールを動かすことはできていました。勝点3を獲得できる試合だったと思いますが、結果として引分けに終わってしまい、勝点1しか得ることができなくて残念です。

チームの勝利のために全力を尽くしていますし、日々のトレーニングを重ねて、次の試合で勝利できるように、良い準備をしていきたいと思います。
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