明治安田生命J2リーグ 第20節
2020.9.20 [SUN] 17:00 Gスタ

町田

0 - 0
0 前半 0
0 後半 0

大宮

試合経過
メンバー

スターティングメンバー

GK 1 秋元 陽太
DF 23 酒井 隆介
DF 5 深津 康太
DF 4 水本 裕貴
DF 2 奥山 政幸
MF 18 髙江 麗央
MF 25 佐野 海舟
MF 16 安藤 瑞季
71'
MF 10 平戸 太貴
MF 13 岡田 優希
71'
FW 9 ステファン
71'

控えメンバー

GK 42 福井 光輝
MF 14 吉尾 海夏
MF 15 井上 裕大
MF 29 森村 昂太
FW 7 マソビッチ
71'
FW 20 ドリアン バブンスキー
71'
FW 30 中島 裕希
71'

監督

ランコ ポポヴィッチ

スターティングメンバー

GK 40 フィリップ クリャイッチ
DF 50 畑尾 大翔
DF 3 河本 裕之
DF 4 ヴィターリス マクシメンコ
DF 6 河面 旺成
MF 15 大山 啓輔
MF 7 三門 雄大
MF 18 イッペイ シノヅカ
MF 26 小島 幹敏
83'
MF 10 黒川 淳史
90+2'
FW 19 イバ
83'

控えメンバー

GK 1 笠原 昂史
DF 24 西村 慧祐
MF 22 翁長 聖
MF 41 小野 雅史
MF 11 奥抜 侃志
83'
FW 27 戸島 章
83'
FW 37 髙田 颯也
90+2'

監督

高木 琢也
試合詳細
8 シュート 10
7 GK 7
3 CK 3
17 直接FK 12
0 間接FK 2
0 PK 0
試合データ

主審

上田 益也

副審

清野 裕介

副審

金次 雄之介

第4の審判員

細尾 基

入場者数

1,184人

天候

曇、無風

ピッチ状態

全面良芝

気温/湿度

22℃/78%

HIGHLIGHT

攻守の連動性は見えるも、ゴールが奪えず勝点1を分け合う
未消化だった第9節・福岡戦を終え、11連戦もようやく折り返しを過ぎた。“ようやく"と感じるのは、苦しい試合が続いているからだろう。だが、ネガティブな考えは断ち切りたい。大事なのは、一戦一戦を大切に戦うこと。目の前の試合で勝点3を奪えば、必ずトンネルの先の光が見えてくるはずだ。

最初にチャンスをつかんだのはアルディージャだ。3分、イバを起点に相手を崩すと、河面の折り返しを黒川がシュート。しかし精度を欠き、ボールはクロスバーを越えていった。その後も右ウイングバックのシノヅカがアップダウンを繰り返し、縦への推進力を高めていく。

「ウイングバックの僕やイッペイが前に行くことで、シャドーの選手と前で関わることができる。そこを意識してプレーしました」と河面。14分にはセットプレーからチャンスがあった。大山が蹴ったFKをイバが頭で落とすと、合わせたのは黒川。しかし、シュートはゴール右に逸れていった。

26分にはヒヤッとする場面があった。スローインから左サイドを崩されたが、畑尾が滑り込みながら相手のシュートをブロック。こぼれ球をギリギリのところでシノヅカがかき出した。飲水タイム以降、ギアを上げてきた町田に対して我慢の時間が続いた後、33分には右サイドのシノヅカが上げたクロスにフリーの河面が飛び込んだが、シュートは左に外れた。

スコアが動かないまま時計の針が進んでいく。互いにやや慎重になったか。特にアルディージャは今シーズン、先制された試合は一度も勝っていない。先にゴールを奪いたいというのは、チーム全員に共通する思いだろう。前半はともにゴールがなく、0-0で折り返した。

後半の立ち上がりはオープンな展開。ともに先制点を奪いにいく。50分には、マクシメンコの縦パスにイバがくさびに入り、受けた黒川がスルーパス。しかし、小島のシュートは相手GKに阻まれた。56分にも縦パスを受けた小島がドリブル突破からミドルシュート。枠をとらえることはできなかったが、積極的な姿勢を見せた。

60分を過ぎたころからボールを保持する時間が長くなり、数多くのチャンスを生み出した。しかし、町田の対応も早かった。71分に3人のFWを一気に投入。流れを変えにくる。高木監督も動いた。83分、小島に代えて奥抜、イバに代えて戸島をピッチに送り出す。

この2人が抜群の連係からビッグチャンスを生み出した。87分、右サイドでボールを受けた奥抜が中に入りながらスルーパス。ディフェンスラインを抜け出した戸島がダイレクトで合わせるが、シュートは相手GKに防がれた。90+2分には髙田を送り込んで1点を取りにいく。しかし、試合はそのまま終了。0-0で引き分けた。

アウェイでの勝点1は決して悪くない。ゴールを守り切った守備陣は評価されるべきだろう。攻撃陣も積極的にボールを動かして多くのチャンスを生み出した。しかし、今のアルディージャにとって必要なのは、何よりも勝利だ。「勝点3は欲しかったが、福岡戦よりも内容は良くなった。チャンスも増えていたので、今日のような攻撃を続けていきたい」とシノヅカ。次節は中2日、ホームで徳島を迎え撃つ。

(総評:岩本勝暁/写真:早草紀子)

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監督コメント
監督 高木琢也
中3日のゲームでかなり疲労もあったと思いますが、短い時間の中でもコンディションやリスタートも含めて、町田戦に向けた準備を選手たちが頑張ってくれました。

勝点3という成果は出なかったですが、この試合でやろうとしたことがチーム全体として整理できていて良かったです。今日も何度かありましたが、町田の攻撃は縦へのボールに対して2人が絡んだときのコンビネーションやカウンターが特長で、その早い攻撃を受けそうになったところもありましたが、切り替えも早く対応できていたと思います。相手のやりたいことはそれほど出させなかったですし、むしろ自分たちの方がやりたいことはできたゲームでした。

勝点3を取ることが大事ですしそれができず非常に残念です。満足はできませんが試合の内容としては良かったと思います。
選手コメント
DF 3 河本 裕之
ピンチもありましたが、前からの良い守備もできていましたし守備面では良い部分が出せたかなと思います。

チーム全体で守備ができたことで相手のシュートシーンも少なかったと思います。攻撃はもっとつなげる部分もありましたが、効果的に後ろからビルドアップできるように改善していきたいです。ここ数試合と比べるとある程度ボールを運べたと思いますが、もっと相手のディフェンスの背後のスペースも狙えると良いと思います。

中2日でホームゲームになりますが、勝てるように頑張ります。
DF 6 河面 旺成
これまでは守備のときに押し込まれる時間帯が長くそこを改善したいという狙いがありました。ウイングバックの僕とイッペイのところでどんどん前に押し出して、縦に出たときの後ろのスライドや全体的に下がりすぎないこと、奪ったときにシャドーやFWと前で関わることを意識してプレーしました。

左サイドに関しては淳史とマクシと連携しながらうまくいくシーンも多かったと思います。何度かクロスのシーンもありましたが、精度もそうですし、FWだけでなくシャドーや逆のウイングバック、ボランチの選手もゴール前に入っていければ得点も増えると思います。

ウイングバックでのプレー経験はあまりないですが、自分らしく、左足のクロスや裏への配給を意識しています。ボランチやシャドーなど周りをうまく使うことを考えてプレーしていますが、やりにくさは感じていないです。
MF 18 イッペイ シノヅカ
ストライカーを下げずに前から奪いにいく意識でプレーしました。高い位置でボールを奪う展開にして相手を押し込む時間帯を作れたことで、自分自身もボールに触る機会を増やせたと思います。

イバへクロスを入れたり、幹敏が斜めに走ったりするシーンなど、良い場面もできていましたし、ハタくんや幹敏との連係も問題なかったと思います。ただ、やはり最後のところで決め切ることができず、得点を取れなかったことが非常に残念です。

もちろん勝点3が欲しかったですが、攻撃の回数を増やしていけばゴールを取れると思いますし、内容的には前節より良くなったので、良い部分は続けていければと思います。
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