明治安田生命J2リーグ 第28節
2020.10.21 [WED] 19:00 サンアル

松本

  • 52' 阪野 豊史
1 - 1
0 前半 1
1 後半 0

大宮

  • 11' ネルミン ハスキッチ
試合経過
メンバー

スターティングメンバー

GK 16 村山 智彦
DF 33 大野 佑哉
DF 31 橋内 優也
DF 43 常田 克人
DF 42 高橋 諒
MF 38 佐藤 和弘
MF 5 前 貴之
MF 10 セルジーニョ
FW 27 鈴木 雄斗
63'
FW 11 阪野 豊史
FW 8 杉本 太郎
68'

控えメンバー

GK 1 圍 謙太朗
DF 2 浦田 延尚
MF 22 米原 秀亮
MF 6 藤田 息吹
MF 17 塚川 孝輝
63'
MF 14 中美 慶哉
68'
FW 20 アルヴァロ ロドリゲス

監督

柴田 峡

スターティングメンバー

GK 1 笠原 昂史
DF 13 渡部 大輔
34'
DF 50 畑尾 大翔
DF 3 河本 裕之
DF 24 西村 慧祐
MF 26 小島 幹敏
MF 7 三門 雄大
MF 10 黒川 淳史
MF 22 翁長 聖
FW 28 富山 貴光
83'
FW 17 ネルミン ハスキッチ
68'

控えメンバー

GK 46 松本 健太
DF 4 ヴィターリス マクシメンコ
34'
MF 41 小野 雅史
MF 9 菊地 俊介
68'
FW 19 イバ
83'

監督

高木 琢也
試合詳細
16 シュート 9
5 GK 10
10 CK 1
12 直接FK 10
2 間接FK 1
0 PK 1
試合データ

主審

田中 玲匡

副審

山際 将史

副審

鈴木 規志

第4の審判員

内山 翔太

入場者数

3,668人

天候

晴、無風

ピッチ状態

全面良芝

気温/湿度

12.5℃/66%

HIGHLIGHT

ハスキッチの初ゴールで先制も、後半に追いつかれ勝点1を分け合う
6月のリーグ再開後に初めて、ビジター席をオレンジのユニフォームが彩った。明治安田生命J2リーグは、第28節の松本戦を迎えた。この試合も控えメンバーは5人。アウェイでの岡山戦から中2日ということもあり、前節2ゴールをあげたシノヅカはメンバー外となった。

立ち上がりは、守る時間が長くなった。前線のハスキッチ、富山、黒川が流動的にポジションを変え、相手のディフェンスラインにプレッシャーをかけていく。激しい球際の競り合いが繰り広げられた。チャンスはいきなり訪れる。最後尾の畑尾から最前線のハスキッチへ。パスを受けたハスキッチがペナルティエリア内で粘り、相手からファウルを誘った。ハスキッチが自ら落ち着いてPKを決めて、11分、先制点を奪った。

その後も攻め込まれる場面が続いた。23分にはCKからピンチを招いたが、河本や富山らが身を挺してゴールを守った。さらにチームをアクシデントが襲う。右ウイングバックの渡部が負傷。自らボールをタッチラインの外に蹴り出し、交代を要求した。34分、マクシメンコがピッチイン。左ウイングバックに入り、翁長が右にポジションを替えた。

選手同士のコンタクトがあるたびに緊張が走る。これ以上、戦力を失うわけにはいかない。アディショナルタイムに入ったところで、松本に連続してセットプレーがあった。このピンチをしのぎ切り、1点をリードしたまま前半を終えた。

後半も松本が攻め、アルディージャが守る構図。粘り強く戦ったが、52分、ディフェンスラインの裏を取られて同点に追いつかれる。だが、肩を落としている時間はない。前節のように連続で失点しないよう、まずはゲームを落ち着かせることが重要だ。CKからチャンスをつかむなど、60分ごろからペースを取り戻した。

68分、ハスキッチに代えて菊地を投入する。これで前線の動きが活発になった。その菊地がいきなり決定機を生み出す。71分、相手がクリアしたボールに富山が競り合い、こぼれ球に反応した菊地が振り向きざまにシュート。しかし、ボール1個分、外れる。ポストをたたく音がピッチ上に鳴り響いた。

78分、マクシメンコが相手陣内の深い位置からクロス。一度は相手にクリアされたが、黒川がこぼれ球にダイレクトで合わせる。しかし、シュートは相手GKの正面を突いた。83分にもビッグチャンスが訪れた。中盤でボールを奪うと、小島から左の富山に展開。富山がドリブルで仕掛け、シュート性のクロスを入れる。ファーサイドで三門が合わせるが、シュートはまたも右ポストをたたいた。

83分、富山に代えてイバをピッチに送り出す。イバを起点に攻勢に出た。アディショナルタイムは4分。河本の負傷でいったんゲームが止まった。わずかな残り時間で、勝点3を取りにいった。しかし、1-1のまま試合終了。勝点1を分け合う結果となった。

三門は試合後、「僕も経験したことがないくらい怪我人が続いている。苦しい中でもシーズンは続いていくので、今いるメンバーで戦っていきたい。長崎戦では勝点3の喜びをサポーターの皆さんと分かち合いたいと思います」と決意の言葉を口にした。

次節は中3日、ホームに帰って長崎と対戦する。5連戦の最終戦。熱い拍手で、選手をピッチに送り出したい。

(総評:岩本勝暁/写真:早草紀子)

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監督コメント
監督 高木琢也
先制することができて勝点3が欲しいゲームでした。2点目を取りに行くという部分もありましたが、全体としては選手たちがアグレッシブなプレーをしてくれたという印象です。

松本とはシステムが似ているので、ゲームの中でも変化をつけながら対応したのですが、選手たちも諦めずにやってくれました。ハスカのゴールはPKでしたが、演出したのは彼自身ですし、点が取れたことは彼にとって自信になったと思います。チームとしても今後の得点に期待できると思います。交代で入った選手たちもその役割を果たしてくれました。

最後の最後までどちらに転ぶか分からない展開でしたが、頑張ってくれたと思います。
選手コメント
MF 7 三門 雄大
相手も必死でしたしお互いにセカンドボールや球際の激しさがあるゲームでした。芝の濡れ方やボールの走り方がNACKとは異なり、足につかない場面や取った後にミスが重なる場面もありました。

前節は5分間で3失点した中で、今日は後半最初に失点こそしましたが、そこからバタバタと続かなかったことは反省を生かせたと思います。自分も経験がないぐらいチームには怪我人が増えていますが、シーズンは続きますし今いるメンバーでしっかり戦っていきたいです。

今日はアウェイでしたがサポーターの皆さんが松本まで足を運んでくれて、太鼓や拍手で後押ししてくれました。次節対戦する長崎にはアウェイで負けているので、サポーターの皆さんに勝点3を取るゲームを見せられるように戦いたいです。
FW 17 ネルミン ハスキッチ
本当に重要な点を決めることができたと思います。PKを蹴る前は少し緊張しましたが、GKの逆をうまく突くことができました。自分の中では今後の試合につながるゴールだったと感じています。

久しぶりになりましたが、こうやってアウェイゲームにファン・サポーターの方々がたくさん来てくれて本当に感謝しています。大宮は上位にいないといけないチームです。上位を目指して今まで以上に頑張っていきたいです。引き続きたくさんの応援をお願いします。
FW 28 富山 貴光
久しぶりの先発でしたが、決定的な仕事があまりできませんでした。今日はシャドーだったので、1トップのハスカと声を掛け合いながらプレーすることを意識していました。

僕らで守備のスイッチを入れたり、PKにつながったシーンのように二人で動き出したりと、連動した動きもできた部分もあったと思います。先制点を取れましたし、チーム全体でしっかりと守備をしながらカウンターを狙う戦いができていたのですが、失点してしまって勝点3を取れなくて非常に残念です。

個人として、得点という結果でチームに貢献したいです。
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