明治安田生命J2リーグ 第6節
2021.4.3 [SAT] 17:00 タピスタ

琉球

0 - 0
0 前半 0
0 後半 0

大宮

試合経過
メンバー

スターティングメンバー

GK 26 田口 潤人
DF 7 田中 恵太
DF 4 岡﨑 亮平
DF 15 知念 哲矢
DF 14 沼田 圭悟
MF 20 上里 一将
MF 6 風間 宏希
78'
MF 8 風間 宏矢
78'
MF 13 清武 功暉
64'
MF 23 池田 廉
90'
FW 16 阿部 拓馬
90'

控えメンバー

GK 31 猪瀬 康介
DF 9 李 栄直
MF 10 富所 悠
78'
MF 29 市丸 瑞希
90'
FW 18 清水 慎太郎
64'
FW 21 上原 慎也
90'
FW 24 赤嶺 真吾
78'

監督

樋口 靖洋

スターティングメンバー

GK 31 上田 智輝
DF 8 馬渡 和彰
DF 24 西村 慧祐
DF 20 櫛引 一紀
DF 6 河面 旺成
81'
MF 26 小島 幹敏
MF 7 三門 雄大
MF 41 小野 雅史
74'
FW 10 黒川 淳史
85'
FW 17 ネルミン ハスキッチ
85'
FW 27 中野 誠也
74'

控えメンバー

GK 40 フィリップ クリャイッチ
DF 22 翁長 聖
81'
DF 42 山越 康平
MF 5 石川 俊輝
85'
MF 48 柴山 昌也
74'
FW 23 矢島 輝一
85'
FW 49 大澤 朋也
74'

監督

岩瀬 健
試合詳細
6 シュート 3
4 GK 12
2 CK 5
11 直接FK 7
1 間接FK 0
0 PK 0
試合データ

主審

池内 明彦

副審

日高 晴樹

副審

亀川 哲弘

第4の審判員

浜本 祐介

入場者数

2,749人

天候

曇、弱風

ピッチ状態

全面良芝

気温/湿度

24.9℃/70%

HIGHLIGHT

決定機を生み出せず、0-0で勝点1を分け合う
前節の長崎戦で4-0と快勝し、浮上のきっかけをつかんだ。明治安田生命J2第6節は、開幕5連勝と好調の琉球が相手になる。アウェイゲームとはいえ、ここで勝って勢いに乗りたいところだ。

立ち上がりは、琉球がボールを動かす時間が続いた。中野、ハスキッチが前からプレッシャーをかけ、連動した守備で相手からボールを奪い取る。ビルドアップでは、丁寧にボールを動かして前線に配球。球際の激しいプレーにも、三門、小島のダブルボランチが落ち着いて対応した。狙い通りの形でゲームを進めていたと言っていい。

飲水タイムを過ぎたあたりから、アルディージャがボールを支配し始める。サイドバックの河面、馬渡が高い位置を取り、琉球の裏を狙いにいった。CKのチャンスもあった。

しかし、なかなか前線までボールを運べない。35分には、自陣で奪ったボールを中盤まで下りてきたハスキッチが相手を背負いながらキープ。パスを受けた小島が前線に送ると、中野が相手DFに挟まれながらシュートを放った。相手にクリアされたが、攻撃の一つの形を見出した。

さらに中盤でボールを奪った馬渡がそのまま右サイドを突破。クロスは、中野の頭にわずかに合わなかった。シュートの数でこそ琉球を下回ったが、前半はほぼ互角の内容だった。

後半に入ってゲームのテンポが上がった。琉球は左右にボールを動かして、ディフェンスラインに揺さぶりをかけてくる。しかし、センターバックの櫛引、西村を軸にブロックを構築。55分には、カウンターから中野が強烈なシュートを放ったが、相手GKの正面を突いた。

相手の波状攻撃も受けた。ゴール前に上がったボールをGK上田がパンチングでクリア。相手のシュートを西村が体を張ってブロックした。直後には、柴山、大澤の18歳コンビがピッチイン。攻撃を活性化させた。

81分、負傷した河面に代わって翁長がピッチに入った。スコアレスのままゲームが進行していく。ともに高い集中力を発揮した。85分、黒川に代えて石川を、ハスキッチに代えて矢島をピッチに送り込んだ。89分の柴山のミドルシュートは相手GKの正面。フレッシュな選手が躍動し、終盤はセカンドボールを回収する機会が増えた。

アディショナルタイムは6分。最後にCKのチャンスを得た。こぼれ球に反応した翁長のシュートは枠の外。スコアレスのままタイムアップを迎えた。

勝点1を分け合う結果となったが、試合後の岩瀬監督は「大宮に残っている選手を含め全員で琉球に勝つために準備してきたことが試合の中で数多く見られた。だからこそ勝点3を取りたかった」と悔しさを噛み締めた。次節の秋田戦は再びアウェイで行われるが、今度こそ勝点3を持ち帰りたい。

(総評:岩本勝暁/写真:早草紀子)

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監督コメント
監督 岩瀬健
アウェイの沖縄まで100名近くのサポーターが来てくださって、おそらくDAZNでもたくさんの方が応援してくださったと思いますので、本当に感謝しています。

前半は自分たちが狙いとするハーフウェーラインの越え方、スペースに入っていくトライを続けることができました。守備でも前半の狙いは良かったと思います。後半に入って攻撃の最後のところで、選手たちのアイデアやパワー、スピードを合わせていこうと最後までトライしたのですが、勝点1で終わり悔しく思っています。全体としては大宮に残っている選手たちも含めて、全員で琉球に勝つために準備してきたことが試合の中で数多く見られました。だからこそ勝点3が取りたかったゲームでした。
選手コメント
MF 10 黒川淳史
相手は5連勝中と勢いのあるチームで、かつ沖縄というアウェイの中でも少し変わった雰囲気や気候の中での試合でしたが、チームとしてまとまって90分間戦えたと思います。前線の選手が良い位置でボールを受けたり、チームとしてもボールを大事にしながらゴールに迫っていくという部分が、少しずつ形になってきていると感じています。

今日は僕自身、もっと前で相手の脅威になりたかったですし、守備でハードワークしながら、そこからもっとゴール前までパワーをかけていくようなプレーを増やしたいです。この勝点1をポジティブに捉えて、また次に向けてしっかりと準備していきたいです。
FW 17 ネルミン ハスキッチ
すごく難しい試合でしたが、5連勝中の相手に対して勝点を取れたことは良かったと思います。また次の試合に向けて、勝利できるように準備していきたいです。

長崎戦でもそうでしたが自分のコンディションは良くなってきていると感じますし、90分間試合に出続けることもできると自分では思っています。これからもっともっとチームに貢献できるようにハードワークしていきたいです。

沖縄までは長旅だったと思いますが、たくさんのサポーターが駆けつけてくれて感謝しています。ホームゲームでもそうですが、皆さんのクラブへの愛を感じます。これからも応援をお願いします。
DF 24 西村慧祐
相手よりボールを持つ時間を増やして主導権を握ることにトライしようと試合に入りました。後半に相手がボールを持つ時間が増えても自分たちが慌てずに最後のところで体を張ったり、相手がボールを下げたタイミングでプッシュアップすることを継続できたのは良かったと思います。構えるだけではなく前から奪いに行くことも最近の試合ではできていますし、試合の中でチーム内での意図が合ってきていると感じます。

全体的にスライドやボールに対して強くいく部分を継続してやっているので、もっと質を高めていきたいです。後半は守備に回る時間が増えてしまったのですが、もう少し高い位置でボールを奪えれば、自分たちが攻撃に出ていく可能性も高められたのかなと思います。
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