第101回 天皇杯 2回戦
2021.6.9 [WED] 18:00 フクアリ

千葉

  • 77' チャン ミンギュ
1 - 0
0 前半 0
1 後半 0

大宮

試合経過
メンバー

スターティングメンバー

GK 23 鈴木 椋大
DF 24 伊東 幸敏
DF 17 新井 一耀
DF 15 チャン ミンギュ
DF 29 溝渕 雄志
89'
MF 32 高橋 壱晟
MF 5 小林 祐介
73'
MF 18 熊谷 アンドリュー
MF 20 矢田 旭
MF 16 福満 隆貴
73'
FW 37 ブワニカ 啓太
84'

控えメンバー

GK 31 松原 颯汰
DF 13 鈴木 大輔
84'
DF 33 安田 理大
MF 14 小島 秀仁
73'
MF 25 末吉 塁
89'
FW 8 岩崎 悠人
FW 19 大槻 周平
73'

監督

尹 晶煥

スターティングメンバー

GK 31 上田 智輝
DF 4 松本 大弥
84'
DF 3 河本 裕之
74'
DF 42 山越 康平
MF 5 石川 俊輝
MF 15 大山 啓輔
84'
MF 37 松田 詠太郎
MF 10 黒川 淳史
MF 48 柴山 昌也
84'
MF 22 翁長 聖
FW 49 大澤 朋也
74'

控えメンバー

GK 1 笠原 昂史
DF 13 渡部 大輔
84'
DF 43 山田 将之
74'
MF 7 三門 雄大
MF 26 小島 幹敏
84'
FW 17 ネルミン ハスキッチ
74'
FW 34 佐相 壱明
84'

監督

佐々木 則夫
試合詳細
5 シュート 6
8 GK 4
3 CK 9
9 直接FK 9
0 間接FK 1
0 PK 0
試合データ

主審

山岡 良介

副審

大川 直也

副審

金次 雄之介

第4の審判員

永島 淳平

入場者数

1,635人

天候

晴、弱風

ピッチ状態

全面良芝

気温/湿度

25.6℃/48%

HIGHLIGHT

チャンスを生かせずノーゴール。天皇杯は2回戦で敗退
チームに大きな動きがあった。トップチームの監督に霜田正浩氏が就任することが決まったのだ。13日の栃木戦から指揮を執る予定で、長いトンネルからの脱出とともに強いアルディージャの復活に期待がかかる。

2年ぶりの天皇杯は、千葉との2回戦を迎えた。リーグ戦を含めて3試合目になる佐々木監督はターンオーバーを採用。GKは上田が入った。DFは左から翁長、山越、河本、松本。大山と石川がダブルボランチを組み、左サイドハーフに柴山、右サイドハーフに松田が入った。最前線は大澤と黒川がタテの関係を築いている。4-2-3-1とも4-5-1とも取れるが、試合後の佐々木監督は「ポジションにこだわらず流動的にやろうと話した。若い選手が多いが、狙いを持ったサッカーを展開してくれた」と語った。ベンチにはこれまでピッチに立ち続けてきた三門や小島の姿もあり、次の栃木戦を見据えた戦いであることがうかがえる。

立ち上がりから激しく攻守が入れ替わった。最終ラインを高い位置でキープし、前からボールを奪いにいった。カウンターも機能。9分には、相手のCKのボールを奪うと一気に前線へ。黒川のパスを受けた柴山のシュートが相手GKを強襲するなどチャンスを作った。

テンポよくボールを動かす千葉に対して、粘り強く守った。ロングフィードで左右に振られても、決して慌てることがない。GK上田が持ち前の正確なキックを前線に繰り出して、一気に戦況を覆す場面もあった。

30分を過ぎたあたりから押し込む時間も増えてきた。右サイドでボールを持った松田が倒されてFKを獲得。セットプレーから相手のゴール前を脅かした。43分にはCKのこぼれ球に反応した柴山がミドルシュートを放った。スコアレスのまま前半を終えたが、後半の反撃につながる内容だった。

後半も同じメンバーでスタート。サイドバックの松本が高い位置を取り、右サイドを起点に攻撃を展開していく。松田との連携で、何度もゴール前にボールを送った。「サイドから攻撃を仕掛けて、クロスやセットプレーを多く取るということをチームで共有していた」と松田。気迫のこもったプレーで、相手のディフェンスラインに圧力をかけ続けた。

後半最初のビッグチャンスも右サイドからだった。55分、右サイドのスローインから、黒川のパスを受けた柴山がドリブルで相手をかわしてシュート。しかし、惜しくもポストに弾かれた。

飲水タイム直後の74分、両チームが同時に2人の選手を入れ替える。アルディージャは河本に代えて山田を、大澤に代えてハスキッチを投入。しかし、77分、ショートコーナーからチャン・ミンギュに決められて先制点を許した。

84分、負傷した松本に代わって渡部がピッチイン。同時に佐相、小島がピッチに入り、5人の交代枠を使い切った。残り時間はアディショナルタイムを含めても約10分。アルディージャがボールを支配し、波状攻撃を仕掛けていく。しかし、なかなかチャンスがつかめない。最後は翁長のロングスローが相手にクリアされてタイムアップ。0-1で敗れた。

天皇杯は2回戦で敗退となった。しかし、チームの視線はすでにリーグ戦に向けられている。ひさしぶりにピッチに立った石川は、「もっと貪欲に、泥臭くても勝つということをやっていかなければいけない。一つの試合に対して、全員でもっと出し切っていかなければいけない」と語った。チームの再起をかけた栃木戦は13日、19時にキックオフを迎える。

(総評:岩本勝暁/写真:早草紀子)

続きを読む

監督コメント
監督 佐々木則夫
先月末にも戦った千葉との対戦でしたが、新たな若い選手とともに、今日の試合に向けて準備してきたこと、意図していたことはできたと思います。その中でも仕留めることができないのがここ3試合でしたし、今日もクロスもコーナーキックも相手より本数で上回っている中で点が取れませんでした。

私が指揮を執るのは今日までになりますが、今後は霜田監督のもと、こういった状況でしっかりと点を決め切れるようにしてくれると思います。勝って次のステージへいこうと全員で戦ったのですが、敗れてしまい残念です。
選手コメント
MF 4 松本 大弥
ひさしぶりの出場でしたが、勝利できなかったことが悔しいです。

普段とは違う右サイドバックというポジションでしたが、できるだけ詠太郎の特長を生かすために、彼に良い形でボールが入るように自分が動こうと意識してプレーしました。

勝てていない状況が続いていますが、プレーしていて手応えはありますし、あと少しのところだと思います。そこをしっかり突き詰めて、次の試合で勝利できるようにしたいです。
MF 5 石川 俊輝
ひさしぶりの先発でしたが、チームを勝たせられなくてすごく悔しいです。

どんなに自分のプレーが良かったり悪かったりしても、チームが勝たなくては意味がないので、僕自身まだまだ力不足でしたし、明日からの練習でもっと成長していかなくてはいけないと思います。

もっともっと勝つことに貪欲に、泥臭くても勝つという姿勢でやっていかなくてはいけないですし、勝つことはそんなに甘くないと思います。そこはチーム全員で、それぞれの試合に対してすべてを出し切っていきたいです。
MF 37 松田 詠太郎
メンバーもだいぶ変わって、自分もひさしぶりの試合で気合が入っていました。

チームとして、サイドから攻撃してのクロスやセットプレーを多く取ることを意識していた中で、それぞれの本数が多かった部分はポジティブにとらえて、次は点につなげられるようにしたいです。

個人的には、後半は自分のリズムで、相手のペナルティエリア付近でボールを持つことができた印象です。明日からは霜田監督の下で再スタートになりますが、しっかりアピールしてもっと試合に絡めるようにしていきたいです。
フォトギャラリー

カテゴリー


X

パートナーバナー