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「ほぼ日刊アルディージャ 沖縄キャンプ編」Vol.06

キャプテン


 1月21日(月)は予定を変更し、午前中の練習のみとなりました。急なご案内となり、申し訳ございませんでした。

 その午前練習では、ボールを使ったウォーミングアップをこなした後、ハーフコートでの11対11をメーンに行いました。エリアを区切りながら、タッチ制限を設けながらのプレーで、通常とは少し違う展開でしたが、ボールホルダーへのサポートや攻守の切り替えを早くしようとする意図が感じられました。

 その次は、クロスボールからのシュートや守備対応を行いました。ゴール前中央でのパス交換からサイドへ展開し、クロスの上げ方も数パターンを交えながら行いました。トレーニング終盤、「きれいに5本、決めたら終わりにしよう」という原崎政人ヘッドコーチの言葉を受け、最後のゴールを決めたのは山越康平でした。左サイドからのクロスを左足のボレーで決めた素晴らしいシュートでした。

 明日は県北にある「かいぎんフィールド国頭兼サッカー場」にお邪魔し、FC東京さんとの練習試合に臨みます。J1上位クラブに対して、狙いとするプレーがどれくらい出せるか楽しみです。

 さて、本日は「キャプテン、副キャプテン決定」のお知らせを掲載いたしました。キャプテンの大前元紀、副キャプテンの三門雄大と大山啓輔のコメントは、該当ページをご覧ください。3選手とも良い言葉を発してくれましたし、彼らを中心に良いグループを築き上げてほしいと期待しています。

 一方で忘れてはいけないのは、昨シーズンまでキャプテンを務めた菊地光将の存在だと思います。大宮アルディージャに移籍してきた2012年途中からキャプテンマークを腕に巻き続け、150試合を大きく上回る試合を戦ってきました。

 どちらかと言えば口数の多いタイプではなく、心の中では大きなプレッシャーを感じ続けてきたことでしょう。高木琢也監督から新しいキャプテンが伝えられた後に話し掛けると、「やっとだよ」なんて言いながら、表情を少し緩ませていました。

 菊地のキャプテンが正式に発表されたのは、13シーズンからです。その後、13年はJ1での無敗記録を打ち立てた後の大失速、14年はクラブ初の降格を経験、15年はJ2優勝でのJ1復帰、16年はクラブ最高順位達成、17年は最下位でのJ2降格と、まさに山あり谷ありの6シーズンでした。

 14年のリーグ最終戦後の挨拶で涙し、翌年に「優勝したぞー!」と喜びを爆発させた日の記憶は、今でも鮮明に覚えています。昨年の第42節・ファジアーノ岡山戦では、貴重な決勝点を挙げてチームをプレーオフ進出に導きました。自身のケガとも戦いながら、その責任を果たした背番号2の雄姿は、この先も色あせることはないでしょう。

 彼も昨年12月で33歳を迎えました。駒澤大学から川崎フロンターレに加入したのが08年ですから、今年でプロ12年目です。結構なベテランになってきましたね。まだまだ、やってくれると信じていますけど。


広報グループ 田口


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