NEWS
ニュース
2013 初練習レポート@アルディ―ジャ練習場
待ちに待った2013年チーム始動日です。約45分間のミーティング後、前日にグランドオープンを迎えたアルディ―ジャ練習場(さいたま市高木サッカー場)のピッチで全選手(カルリーニョス選手を除く※家庭の事情)が初日のスタートを切りました。
合同自主トレを行なった前日とは打って変わって、風も穏やかな過ごしやすい気候の中で練習がスタート。初日ということもあり練習強度を調節しながらも、ボールも使って約1時間半みっちりとメニューをこなしました。
ベルデニック監督は「オフ前に私が指示した通り、各自が非常にいい準備が確実にしてきてくれたと感じています」と、選手たちの準備状況に満足げ。グアムキャンプまでの1週間については「体をしっかり慣らしていくこと」をテーマとして掲げました。キャンプイン後の本格的な練習メニューをこなせるよう、まずはけがのないように準備を進めていくことになりそうです。
ベルデニック監督コメント
非常にいい感じでシーズンをスタートできました。ここから我々が、質の高いサッカーを示していくことが大事になってきます。J1リーグ戦開幕までの6週間で、その第1節のゲームに合わせてしっかり準備をしていきたいと思います。
Q:オフの間はいい気分転換ができたか?
ベルデニック監督:私の今までの経験では、10か月間日本にずっといたことはありませんでした。帰国してすぐに気分転換することはなかなかできませんでしたが、休み中には親戚や友達に会い、いい気分転換ができました。サッカーについてはそれほど考えず、むしろ忘れていたぐらいです(笑)。
Q:新クラブハウスと練習場の印象は?
ベルデニック監督:素晴らしいの一言で、他に言葉がありません。この新しいクラブハウスは、自分の家のようにも感じます。こういった素晴らしい環境の中で、さらに質の高いトレーニングに取り組み、いい結果を目指していけるものだと確信しています。
Q:始動日の選手たちの様子を見てどう感じたか?
ベルデニック監督:私の見た印象では、オフ前に指示した通り、トレーニングに対して各自が非常にいい準備を確実にしてきてくれたと感じています。今日は多くのメニューをこなし時間も少し長く掛かりました。フィジカル面や技術・戦術面など総合的にトレーニングしましたが、負荷的にはそれほど高いものではありません。試合に対する準備期のトレーニングでは、2つのことをしっかりと考えなければいけません。まずは個々の選手が公式戦に対してしっかり準備ができるかということ、もう1つは、けが人を出さないということです。そのためには、我々は細心の注意を払っていかなければなりません。
Q:グアムキャンプまでの1週間でどのようなトレーニングを考えているか?
ベルデニック監督:今日からの1週目に関しては、体をしっかりと慣らし、サッカーのプレーに対しての準備をしていきたいです。徐々に負荷を上げていく中で、技術面・戦術面・コンディション面を段階的に進めていきたいと思います。特にけがに対しては注意していきたいので、最初から多くの要求をしたり、激しさを求めずに段階的にやっていきたいです。その中では、練習試合も取り入れていきます。
Q:今年目指すサッカー、目標は?
ベルデニック監督:今年のチームに対しても、できるだけ早く去年の後半戦のような戦いができる状態に戻していきたいと考えています。ただし、それはベースであって、その土台の上には、攻守両面において質の高いものを築き上げるよう、この準備期において高めていきたいと思います。
我々の目指すところは組織的な、コレクティブなプレーです。1人2人の選手に頼るのではなく、攻守両面でグループとして、チームとして戦えるように準備をしていきたいです。もちろん組織面だけではなく、個々のプレーの質を向上させていくために、技術・戦術・フィジカル面を高め、チームとしても個人としても、総合的に高いレベルを目指す中でプレーをしていきたいと思います。
我々にはいい選手が揃っていますし、新しい選手にも非常に大きな期待を寄せてます。新しい選手はチームの中で育てていきながら、いいプレーを見せられるようにトレーニングをしていきたいと思います。 今井智基選手コメント
少し緊張して動きが硬いな、と感じたところもありましたけど、楽しみな気持ちがとても大きいですね。数字はそれほど意識はしていませんが、とりあえず今の目標は開幕スタメンです。シーズンが終わるころにはレギュラーに定着しているような選手に、チームの軸となるような選手になりたいと思っています。
Q:大学時代も「またここでオレンジのユニフォームを着るんだ」という思いはあったのか?
今井:ありました。NACK5スタジアム大宮で試合をする時は、「何年後かにはここで、大宮の選手としてプレーできれば」というのは心のどこかには持ってましたね。
Q:トップチームの試合を見て、自分がどう絡むようにイメージしているか?
今井:チームのスタイルとして、堅い守備からのカウンターというのが1つあると思っています。自分はDFなので、まずは失点をゼロに抑えることを意識して、そこから走力を生かして攻撃にも絡んでいければ、と思ってます。1対1の守備には自信があるので、そこをストロングポイントとしてアピールしていきたいです。
Q:ユース時代の1年先輩である渡部選手と定位置を争うことになりそうだが?
今井:プライベートでもとても仲がいいので、楽しみです。お互いにユースの頃からポジションが変わりましたが、プロの世界なので、実力で勝って試合に出たいと思っています。プレースタイル的には僕も近い感じだと思います。フィジカルの強さを生かしていければ、チャンスはあるのではないかと思っています。 富山貴光選手コメント
(初日のせいか)プロの練習は大学とはだいぶ違いますね。環境も違いますし、練習の強度も全然違いました。今は、どちらかというと慣れることを優先して考えていきたいと思います。
Q:ベルデニック監督と話はしたか?
富山:個人的にはまだしていません。とても細かいところまで指導してくれますし、縦に速いサッカーというイメージです。今日の練習では、2トップを組んだ(清水)慎太郎とお互いに動きを見ながら、監督からは細かく指示があったので、自分の頭に入れて戦術理解していきたいと思っています。
Q:大宮のチームで自分がプレーするイメージは?
富山:カウンターを狙う意味でまず自分が起点となり、そこから速い攻撃をして、自分はゴール前に行って、持ち味である強引な突破からシュート、というイメージがあります。
Q:チームメートの印象は?
富山:みんな積極的に話しかけてくれるので、とても心強いです。(橋本)早十さんとは家が近かったので、「じゃあ今度ご飯に行こう」と声を掛けてくれました。とても話しやすかったです。
Q:プロ選手という目標を達成した次の目標は?
富山:小学校の頃から「絶対プロサッカー選手になる」という夢を持ってやってきました。ここまで来るのにいろんな人に支えられて、そしてプロ選手になることができたので、その人たちに感謝すると同時に、この大宮で恩返しになるような結果を出せるようにやっていきたいと思います。
- チーム