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2023沖縄キャンプレポート 1月28日(土)

2023沖縄キャンプ11日目 【1月28日(土)】

この日は午後に水戸との練習試合が行われるため、午前中にミーティングを実施。その後、昼食をとり試合会場のうるま市具志川多種目球技場へ移動しました。

朝から雨が降ったり止んだりする不安定な天候のなか、選手を入れ替えながら30分×4本のゲームを行いました。同じカテゴリー同士の対戦、かつ両チームのスタイルもあり、球際や局面での激しい戦いが見られる試合になりました。

1本目は、相手が保持する時間が多くなるも、決定的な場面は与えずスコアレスで終了。トレーニングから意識している2トップのランニングによる連携や、サイドからの崩しでゴールに迫るシーンも見られました。カウンターから中央突破し決定機を作るも、相手GKに阻まれゴールならず。

2本目は、序盤から攻勢。前からのプレスでボールを奪い、細かい連携で崩していくシーンが目立つ展開になりました。ルーズボールを拾って相手陣内でプレーする時間が長く、チャンスを作るも1本目に続きスコアレスで終了。

3本目は、序盤は奪ったボールをなかなかつなげずに難しい時間が続きましたが、セットプレーの流れからこぼれたところを高柳郁弥 選手が決めて先制。

4本目は、自陣でボールを奪われたところから失点し、その後も追加点を決められリードを許します。それでも、終了間際にショートコーナーからの流れで高柳選手が挙げたクロスを、ファーサイドに走り込んだ市原吏音 選手(大宮U18)が打点の高いヘディングで叩き込んで同点。そのまま終了のホイッスルが鳴り、トータルスコア2-2で試合終了となりました。

なお、この日の午前中には、今回のキャンプの開催にあたりグラウンドの利用や激励品の提供など、多大なご協力をいただいているうるま市のサッカー少年団を中心とした地元の小学生約100名を対象に、大宮アルディージャサッカー教室を実施しました。練習試合前の午前中の実施だったため、スケジュールの都合上、トップチームの選手・スタッフは参加できませんでしたが、原博実 フットボール本部長を始めとする強化部スタッフが指導を行い、天然芝の綺麗なグラウンドの上で一緒にサッカーを楽しみながら交流しました。

コメント
相馬直樹 監督

これまでの試合よりもコンディションは明らかに上がってきていますし、浦和戦で出た課題に対しても修正できていた部分はたくさんありました。すべてがうまくいっているわけではないですが、全体のベクトルは合ってきていると感じています。最後のスコアリングの部分で少し物足りないところはありますし、そこはまだほとんど手をつけていない部分ですが、それでもきちんと上積みできるところまできているかなとは思います。

開幕までちょうど3週間になりました。チームとして同じ方向性を持つという意味で、僕が出した方向性ももちろん大事ですが、選手たちのなかで作り上げていくものも当然必要であり大事なので、そこに関わっていく、自分ごとにしていくという狙いもあって、昨日はグループワーク形式のミーティングを行いました。

攻撃の部分でこれから手をつけようと思っているのは、ボックス付近のところでまだなかなか足が触れなかったりとか、クロスに関しても今シーズンはまだ約束事も決めていないので、そういった部分を合わせることであったり、フィニッシュ、セットプレーも含めてやっていこうと思っています。

今年はシーズン頭から指揮を執る形になりますが、「鍛える」「合わせる」という部分に対しても選手たちがしっかりついてきてくれていますし、それが自分のスタンダードだと思っています。でも、やらされているのではなく、昨日のミーティングもそうですが、彼らがやる、彼らの口から僕が喋っているような言葉が出るようになってきたら、それは1つ進んでいるということですし、それが自然と出てくるようになれば、チームとして同じ方向を向くことができて、また1つ積み上がっていくと思います。


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