NEWS

ニュース

「埼玉県立特別支援学校大宮ろう学園 選手訪問」レポート
11月30日(木)、さいたま市北区にある「埼玉県立特別支援学校 大宮ろう学園」に大宮アルディージャの大山啓輔 選手、阿部来誠 選手、鈴木俊也 選手、貫真郷 選手、若林学歩 選手が訪問し、小学部の児童25名と一緒に体育館でサッカー教室を行いました。

この活動は、2006年から2014年の間に大宮アルディージャで活躍し、現在は育成スタッフの江角浩司 U15/U12GKコーチが2009年に始めたもので、江角コーチがクラブと地域の皆さまで行っている「手話応援」を見た折に、子どもたちに何かできないかという思いから始まりました。その後は大山選手を中心に、その志を受け継いだアルディージャの選手たちにより活動は続けられています。

今回、大宮ろう学園の先生に事前に作っていただいた自己紹介の動画を覚えて、選手たちは自分たちの名前とメッセージの手話を披露しました。先生からは「上手い!」と声が上がり、児童の皆さんからも笑顔と拍手が溢れました。自己紹介の後は、準備体操、シュート練習を行いました。最初は緊張で固かったものの、選手たちの身振り手振りのアクションに次第に表情も柔らかくなっていきました。最後は、選手対児童で試合を行いましたが、選手を相手に懸命にプレーし、ゴールが決まった時の体育館中に響く歓声と全身で喜ぶ姿が印象的でした。

サッカー教室終了後には、児童から選手に対してお礼の言葉をいただきました。選手からも記念品をプレゼントし、選手が記念品にサインを書くことを伝えると、この日一番の歓声が上がりました。

なお今回は、8月30日(水)から9月1日(金)の期間で実施した「手話応援デー チャリティオークション」の売上を活用し、地域の子どもたちへの教育用品として、「ワンタッチテント」が手話応援実行委員会 毎日興業株式会社 堀田友幸 さまより寄贈されました。今回寄贈した「ワンタッチテント」は、運動会などの行事の際に、従来のテントでは重くて設置も大変な所にも簡単に設置が可能なもので、大宮ろう学園に希望をいただいて制作したものです。

大宮アルディージャでは、「スポーツを通じて夢と感動をわかち合える、より良い地域社会の実現に貢献します。」という理念のもと、スポーツを中心とした様々な活動を通じて、地域の発展に貢献できるよう、これからも活動を続けてまいります。
  • ホームタウン

FOLLOW US

パートナーバナー

アーカイブ