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前日レポート:J1 第1節 横浜F・マリノス

 本日アルディージャは、明日3月2日(日)の私たちにとっての2014シーズン開幕戦であるJ1第1節 横浜F・マリノス戦(日産スタジアム)に向けた前日練習を、アルディージャ練習場(さいたま市高木サッカー場)にて行いました。

 いよいよ明日から2014シーズンの戦いが始まります。チームは、1月13日の始動からグアム・宮崎キャンプでの厳しいトレーニングを乗り越え、シーズンに向けた準備を重ねてきました。
 試合前日のこの日は、ウォーミングアップ、ポゼッショントレーニング、セットプレーの確認を含めたゲーム形式のトレーニングと、約1時間半のメニューに取り組みました。選手たちからはよく声も出ていてリラックスした明るい雰囲気の中にも、戦術の確認になると活発に意見交換をするなど、開幕戦に向けて高い集中力でトレーニングに臨んでいることが感じられました。

 大熊監督は開幕戦に向けて、「ケガ人が出ていないのは何よりですし、素晴らしいことです。これはメディカルスタッフの努力の賜物でもありますが、選手たちが集中して、気を抜かずに練習に取り組んできた証拠だと思っています」とチームの仕上がり具合に手応えを感じている様子です。

 開幕戦は、長いリーグ戦の中の1戦という見方もありますが、「良いスタートを切れれば今後にも良い影響が出ると思いますので、結果を出したいです。個人的には、気負うところもなく楽しみな部分が多いです」と、家長選手からはこの1戦の重要性を感じさせるコメントとともに、明日の戦いを心待ちにしている様子がうかがえました。
対戦相手は昨シーズンの天皇杯王者の横浜FMですが、「我々としては気持ちを強く持って、相手の調子が上がり切っていない今のうちに叩いておきたいと考えています。」と渡邉選手からは頼もしいコメントを聞くことができました。

 チームの目標である「勝点53以上、ACL出場権獲得」に向けて、一丸となって戦いますので、今シーズンもスタジアムで選手たちへ熱いご声援を送っていただき、共に闘いましょう!

 「共に闘う力が、強くする。」大宮共闘!















大熊 清監督コメント

「開幕戦を迎えるにあたって、良い緊張感を持っています。もちろん、プレッシャーもありますが、同時に楽しみもあります。どのチームも同じでしょうが、完璧と言える状態になっているわけではありませんので、選手もスタッフも色々な思いを持って当然だと思います。ただ、ケガ人が出ていないのは何よりですし、素晴らしいことです。これはメディカルスタッフの努力の賜物でもありますが、何より選手たちが集中して練習に取り組んできた証拠だと思っています。
横浜FM戦のポイントはやはり、セットプレーになるでしょう。彼らのストロングポイントであり、得点の3割ほどはセットプレー絡みで生み出しているようですから、ここがキーになるはずです。我々としてはFKを与えないためにも、数的優位を作りながらファウルをせずにボールを奪いたいと考えています。もちろん、注意すべき選手の名前を挙げるとすれば、中村俊輔選手になるでしょう。プレー面でもそうですし、メンタル的にもチームの中心です。彼に気持ち良くプレーさせては危険な状況に陥りますので、マンツーマンで中村選手をマークするかどうかも含めて、色々と対策を考えたいと思います。
いずれにせよ、我々がこれまで取り組んで来たことを出せるかどうか、横浜FMのような強豪相手に主導権を奪ってボールを回せるかどうか、そのあたりは今後のためにも、よく見ておきたい部分です。
ここまで充実した練習を行うことができましたし、良い準備が出来ました。ファン・サポーターの皆さんの声援が選手たちの力になることは間違いありませんので、スタジアムで一緒に戦ってもらえれば、と思います。個人的には開幕を前に多くの方からお守りを頂きましたので、それを持参して戦いたいと思っています。応援、宜しくお願いします」

菊地 光将選手コメント

「アウェイでの開幕となりましたが、良い形で入り、8日のホーム初戦につなげたいと思っています。シーズンを通してということで言えば、今季はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の出場権獲得というチーム目標がありますので、そこを見据えてしっかりやっていきます。ACLは個人的にも出たい大会なので、それが叶うように頑張ります。
チームの仕上がりですが、ケガ人も出ていませんし、良い状態です。新加入選手の特徴も分かってきたので、コンビネーションも向上しているように感じます。
守備面で気を付けたいのは、前からボールを取りに行く時と行かない時の状況判断です。プレスに行くのか、リトリートしてブロックを作るのかなど、色々な選択肢が出てくる中で、的確な判断をすることが重要です。攻撃面は比較的、選手に自由が与えられているので、こちらも個々の判断が大切になると思います。
対戦相手の横浜FMは、FUJI XEROX SUPER CUPとACLで敗れていますが、リーグ開幕を迎えるにあたって気持ちを入れ替えてくるはずです。連敗しているといっても、横浜FMは横浜FMです。経験豊富な選手が多いですし、強豪であることに変わりはありませんので、我々としても今一度、気を引き締めて臨みます」

渡邉 大剛選手コメント

「横浜FMの試合は、FUJI XEROX SUPER CUPを個人的に少しと、チームでAFCチャンピオンズリーグ(ACL)を見ました。昨季のリーグ戦2位チームであり、天皇杯覇者なので力があることは間違いありませんが、元日まで試合(天皇杯決勝)を行っていた影響でしょうか、まだ仕上がっていないように見受けます。アウェイでの開幕戦ではありますが、我々としては気持ちを強く持って、闘いたいと思います。
試合のポイントとしてはやはり、中村俊輔選手をどう押さえるか、ということになるはずです。中村選手は下がってボールを受けようとするでしょうが、我々としては彼のプレーをそのあたりに限定させておくことが大事だと思っています。中盤で自由にプレーをさせてしまうと、非常に危険な状況を作り出されてしまうので注意しなければなりません。個人的に注目しているのは、(昨季まで大宮に在籍していた下平)匠ですかね(笑)。彼のプレーは熟知しているので、対戦することになれば、互いに消し合う感じになるのかもしれませんが、対面の選手にもなるので楽しみです」
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