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前日レポート:J1 第2節 名古屋グランパス戦
 本日アルディージャは、明日3月8日(土)のJ1第2節 名古屋グランパス戦(NACK5スタジアム大宮)に向けた前日練習を、アルディージャ練習場(さいたま市高木サッカー場)にて行いました。

 本日のホーム初戦の前日練習は、雲一つない快晴でしたが、冷たい風が吹く厳しい天気の中で行われました。ウォーミングアップ、セットプレーの確認、ゲーム形式のトレーニングを行い、約1時間半のメニューに汗を流しました。選手たちはリラックスした明るい雰囲気でトレーニングに取り組んでいましたが、実践的な練習が始まると、激しくぶつかり合うシーンも見られ、名古屋戦に対する強い意気込みを感じることができました。

 大熊監督は名古屋の印象について、「不用意なパス交換やボールの受け方をしていると、(ショートカウンターの)餌食になる可能性がありますので気を付けたいですし、彼らがもともと得意としているパワープレーにも警戒が必要です」と、能力の高い選手が多い名古屋の攻撃陣に対して強い警戒を示していました。

 前節の横浜FM戦は残念ながら敗戦してしまいましたが、まだまだリーグ戦は始まったばかりです。家長選手は前節を振り返って「アウェイでの開幕戦は、前線でプレーする人数が足りないと感じたので、今後はもっと前に人数をかける必要があるでしょう。慎重になり過ぎず、ある程度は大胆にサッカーができたらと思います。」と、頼もしいコメントを聞くことができました。
また、キャプテンの菊地選手は、「名古屋は選手の入れ替わりがありましたが、中心選手は変わっていないような印象を受けます。高さのあるチームなので、空中戦には気を付ける必要がありますが、すべての場面で競り勝つことができないとしても、相手に自由にボールに触られないようにしっかりと競って、セカンドボールを皆で拾うなどの対応をしていきます」と、明日の対戦相手である名古屋の印象を話してくれました。
明日は今シーズンのホーム初戦です。横浜FM戦の敗戦を今後の戦いの糧にするために、すべてのアルディージャファミリーが一丸となって、NACK5スタジアム大宮で共に闘い、共に喜びをわかち合いましょう!

「共に闘う力が、強くする。」大宮共闘!
大熊 清監督コメント
「まず、開幕戦となった前節の横浜FM戦ですが、相手はすでに公式戦を2試合消化していたこともあり、前半は試合勘やプレーのスピード感覚という面で我々よりスムーズだったように感じました。後半に入ってからは我々も調子を上げて、自分たちのサッカーを出せるようにはなりましたが、前半に限って言えば少し差はあったように見受けました。ただ、その前半も相手にボールを保持されてはいましたが、危険なシーンは少なかったと思います。そのまま耐えて、無失点で後半を迎えたかったのですが、先制点を許してしまったのが痛かったです。
後半、主導権を握る時間帯もありましたが、結局ノーゴールに終わったことを考えると、どうやって点を取っていくか、どうやって攻撃に厚みを持たせるか、今後はそこがポイントになってくるように思います。横浜FM戦の後半に見せたように、中盤でボールを回すことはできるのですが、プレーエリアをもう一歩進めて、中盤からの推進力を高めたいところです。そういうことも含めて、攻撃を活性化させる手段としては、普段の練習における取り組みが大事なのは当然ですが、先発メンバーや交代カードのチョイス、あるいはシステム変更も併せて考えていく必要があるかもしれません。
今節の対戦相手である名古屋はメンバーが入れ替わっていますが、個が強烈なところは以前と変わりません。ただ、西野監督が指揮を執るようになった影響でしょうか、攻守の切り替えは早くなっていますし、ショートカウンターも鋭さを増しているように見受けます。我々としては、不用意なパス交換やボールの受け方をしていると、(ショートカウンターの)餌食になる可能性がありますので気を付けたいですし、彼らがもともと得意としているパワープレーにも警戒が必要です。
私が浦和南高出身で、西野監督が浦和西高出身という面(地元対決)でも注目されるかもしれませんが、我々としてはホーム開幕戦を勝利で飾ることだけを考えて、精一杯頑張りたいと思います」
菊地 光将選手コメント
「明日はホームゲームですし、たくさんの人が見に来てくれると思いますので、とにかく勝ちたいです。個人としてもチームの勝利に貢献できるように全力でプレーしていきます。
前節の横浜FM戦ではいくつか課題が出たと思います。例えば、攻撃面ではクロスを上げたときに、ゴール前に入っていく人数が足りない場面が多かったように感じていますし、もう少し多くの選手が思い切って前に行ってもいいと思っています。もちろん、守備面ではそのときのリスク管理をできるように注意したいと考えています。
名古屋は選手の入れ替わりがありましたが、中心選手は変わっていないような印象を受けます。高さのあるチームなので、空中戦には気を付ける必要がありますが、すべての場面で競り勝つことができないとしても、相手に自由にボールに触られないようにしっかりと競って、セカンドボールを皆で拾うなどの対応をしていきます。
敵地での第1節を落としてしまいましたが、戦いは始まったばかりです。チームの雰囲気は良いですし、僕たちに勢いがないわけではありません。勝利こそがファン・サポーターの皆さんに喜んでもらえることだと思いますし、個人的には最後まで諦めずに勝点3を目指して頑張る姿を見てほしいです。ホーム開幕戦に勝利し、勝ってチームが勢いに乗っていけるように、我々は全力でプレーします」

家長 昭博選手コメント
「しっかりと勝点3を取れるようにやりたいという一心です。僕たちが求めているものも、ファン・サポーターの皆さんが求めているものも、そこに尽きると思いますので、何とかして目標を達成したいと考えています。開幕戦は負けてしまったので修正すべき点もありますが、まだシーズンは序盤ですし、何かを大きく変えるというよりもキャンプからやってきたことを継続することが大事です。
アウェイでの開幕戦は、前線でプレーする人数が足りないと感じたので、今後はもっと前に人数をかける必要があるでしょう。慎重になり過ぎず、ある程度は大胆にサッカーができたら、と思います。特に今節はホームゲームですので、前線に人数をかける時間帯を増やしたいです。名古屋は最終ラインにフィジカルに優れた選手がいますし、横浜FMと共通する部分があるように感じます。それから、個人技で戦ってくる印象があります。特に前線には、一回のチャンスを決めてくる決定力の高い選手がいますので、集中力を維持することが重要になります。
練習から1トップと2トップを併用していますが、選手それぞれがしっかりと仕事をすれば、フォーメーションはあまり関係ありません。それよりも、皆がもっと自信を持ってプレーすることが必要です。慎重になってセーフティーなプレーばかりになってしまうと、自分たちの良さが出にくくなってしまって勝利につながりません。もっと積極的に仕掛けていいと思うので、そういうゲームにしたいです」
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