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【ジュニア】「U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2014」大会レポート

 2014年8月28日(木)~31日(日)に行われた「U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2014」の試合結果および大会レポートをお知らせいたします。

 本大会は、海外の強豪クラブとJリーグクラブの育成部門をはじめとする日本のジュニア全16チームが11人制・50分(25分ハーフ)*で戦う大会で、4グループに分かれてのグループリーグと上位8チームによる決勝トーナメントが行われました。
大宮アルディージャジュニアは、予選リーグで前年度優勝のFCバルセロナと対戦することとなりました。
*ジュニアの試合は、通常8人制・40分(20分ハーフ)

本レポートでは大会の全試合の結果と総評を掲載しますので、是非ご覧ください。

大会概要や全試合結果など、詳しくは大会公式サイトをご覧ください。
<U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2014>(外部サイト)

≪大会名≫
U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2014

<予選リーグ第1戦>

■日時
8月28日(木)9:50キックオフ

■試合会場
ヴェルディグラウンド

■対戦相手
vs 諏訪FCプライマリー

■試合形式
11人制フルピッチ
50分(25分ハーフ)

■試合結果
3-0
5-0
計 8-0

■得点者
13分 大澤
15分 大澤
25分 大澤
38分 小林
41分 大澤
45分 中山
48分 小林
49分 大澤

■メンバー
GK レイ
DF 貫 福井 加藤 山崎
MF 梅澤 中山 山田 濱田 平山
FW 大澤

■サブメンバー
小林 小嶺 アイクソエ

■交代
HT 平山→小林
37分 濱田→小嶺
37分 貫→アイクソエ

<予選リーグ第2戦>

■日時
8月28日(木)14:10キックオフ

■試合会場
ヴェルディグラウンド

■対戦相手
vs FCバルセロナ

■試合形式
11人制フルピッチ
50分(25分ハーフ)

■試合結果
1-0
0-4
計 1-4

■得点者
24分 大澤
30分 失点
34分 失点
37分 失点
45分 失点

■メンバー
GK レイ
DF 貫 福井 加藤 山崎
MF 梅澤 中山 山田 濱田 平山
FW 大澤

■サブメンバー
小林 小嶺 アイクソエ

■交代
HT 平山→小嶺
36分 貫→小林







<予選リーグ第3戦>

■日時
8月29日(金)11:50キックオフ

■試合会場
ヴェルディグラウンド

■対戦相手
vs 鹿島アントラーズ

■試合形式
11人制フルピッチ
50分(25分ハーフ)

■試合結果
3-0
0-1
計 3-1

■得点者
3分 濱田
7分 大澤
18分 濱田
47分 失点

■メンバー
GK レイ
DF 貫 福井 加藤 山崎
MF 梅澤 中山 山田 濱田 小嶺
FW 大澤

■サブメンバー
平山 小林 アイクソエ

■交代
HT 小嶺→平山
HT 山田→小林
35分 貫→アイクソエ











<決勝トーナメント1回戦>

■日時
8月30日(土)11:40キックオフ

■試合会場
ヴェルディグラウンド

■対戦相手
vs 名古屋グランパス

■試合形式
11人制フルピッチ
50分(25分ハーフ)

■試合結果
1-0
0-0
計 1-0

■得点者
18分 中山

■メンバー
GK レイ
DF 貫 福井 加藤 山崎
MF 梅澤 中山 山田 濱田 小嶺
FW 大澤

■サブメンバー
平山 小林 アイクソエ

■交代
HT 小嶺→平山









<準決勝>

■日時
8月31日(日)11:10キックオフ

■試合会場
味の素フィールド西が丘

■対戦相手
vs 東京都U-12

■試合形式
11人制フルピッチ
50分(25分ハーフ)

■試合結果
0-1
0-0
計 0-1

■得点者
17分 失点

■メンバー
GK レイ
DF 貫 福井 加藤 山崎
MF 梅澤 中山 山田 濱田 小嶺
FW 大澤

■サブメンバー
平山 小林 アイクソエ

■交代
10分 濱田→小林
HT 貫→平山







<3位決定戦>

■日時
8月31日(日)14:00キックオフ

■試合会場
味の素フィールド西が丘

■対戦相手
vs 柏レイソル

■試合形式
11人制フルピッチ
50分(25分ハーフ)

■試合結果
1-0
0-1
計 1-1
PK 1-2

■得点者
7分 大澤
50+1分 失点

■メンバー
GK レイ
DF 平山 福井 加藤 山崎
MF 梅澤 小林 中山 アイクソエ 山田
FW 大澤

■サブメンバー
小嶺 濱田 貫

■交代
HT アイクソエ→貫







以上の結果、4位となりました。
また、大会得点王を、大澤朋也選手が獲得しました。






大宮ジュニア、最強バルサに挑戦して4位 大澤は得点王を獲得

 ジュニア年代の招待国際大会「U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ2014」が8月28日から31日にかけてヴェルディグラウンド、味の素フィールド西が丘で行われ、2年連続出場の大宮アルディージャジュニアは4位の成績を収めた。また、個人では大澤朋也が通算9ゴールで得点王に輝き「大会に得点王のタイトルがあれば、いつも狙う。でも今回は、バルセロナの9番の選手(大会MVPを受賞したパブロ・モレノ)がすごく点を取っていたから、自分ではないと思っていたので、嬉しかった」と笑顔を見せた。
 同大会は、スペインでリーグ30戦無敗を誇るバルセロナやイタリアの強豪ACミランなど海外クラブを招待し、大人と同じフルサイズのピッチの11人制で行われた。大宮ジュニアはバルセロナと同組の予選リーグを2位で突破。決勝トーナメントでは名古屋U-12に勝って準決勝に進んだが、東京都U-12に0-1で敗れて決勝戦には進めなかった。3位決定戦は試合終了直前までリードしたが追いつかれ、PK戦で敗退。最終日は2連敗となったが、圧倒的な強さを見せつけて連覇を果たしたバルセロナから今大会唯一の得点を挙げるなど、大宮ジュニアは大会を通じて確かな足跡を残した。
 今夏の挑戦におけるハイライトは、やはりバルセロナ戦だ。大会初日の第2試合で対戦。前半に大澤のゴールで先制したものの、中盤で攻撃をけん引した中山昂大が「リードして全体的にふわっとしてしまった気がする」と話した通り、後半は大幅な選手交代をしたバルセロナに押し込まれて4失点。逆転負けを喫した。主将の福井啓太は「相手は後半にレギュラーが出てきたような感じで、特にFWの9番の選手が半端じゃなかった」と完敗を認めた。大宮ジュニアは昨季にトルコ、今年も初夏にベルギーと海外遠征を経験している。ベルギーでは大澤が得点王、GKジョーンズレイがベストGK賞を獲得するなど世界に通用する力を示したが、それでもバルセロナの強さは別格だったという。ジョーンズは「ベルギーで対戦したアヤックスには、バルサの9番よりも速い選手がいた。でもバルサの選手は(速いだけじゃなくて)全部できる」と対戦時に受けた衝撃を説明した。実際に、バルセロナは身体能力の高い選手がいるだけではなく、ほとんどミスのないパスワークと優位な状況を見逃さない仕掛け、そしてボールを奪い返す速さで他チームを圧倒していた。
 敗れた大宮ジュニアは「決勝戦でもう一度、バルサに挑戦しよう」という目標を立てて再出発。勝点と得失点差で並んでいた鹿島ジュニア戦に3-1で勝利し、決勝トーナメントに進出。準々決勝も名古屋U-12に1-0で競り勝った。しかし、準決勝では前半に失点すると、後半の反撃も及ばずに敗戦。まだまだ磨くべき部分があると思い知らされた。MF山田結斗は「相手のロングパスをもっとしっかり跳ね返せれば、攻撃の形を作れたはず」と課題を挙げた。丹野友輔監督は、大会を振り返り「試合後にバルセロナの監督と話をさせてもらったけど、すごく高く評価された。ただ『強いて言うならば』と、守備が一度かわされた後の淡泊さと、攻撃時にパスのスピードに変化がないという改善点を指摘された。ベルギーに行って世界のレベルを肌で知り、さらに一段上のバルサとも対戦できたのは、すごく良い経験になった」と話し、チーム全体が大きな刺激を受けたことを明かした。世界最強クラスのバルセロナと対戦した経験は、今後の成長を促すものだ。大会を通じて切り込み役として活躍したFW濱田陸汰は「技術と判断力が足りなかった。バルサ戦で自分の目標ができた。これから日々の練習で追いついて、超えられるように頑張りたい」とさらなるレベルアップを誓った。晩夏の挑戦が真の価値を示すのは、これからだ。

(総評:平野貴也、写真:川端暁彦・平野貴也)

 ベルギー遠征に続き、再び世界と真剣勝負を行い、非常に貴重な経験をした大宮アルディージャジュニアの選手たちに、これからも応援よろしくお願いいたします。

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