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「ほぼ日刊アルディージャ 宮崎キャンプ編」Vol.15

チャレンジ


 2月3日(日)は午前中のみの練習でした。ホテルで約30分のミーティングを行ってからグラウンドへ移動し、2時間弱のトレーニングを行いました。ウォーミングアップ後、フルコートを使ったゲーム形式では、少し違うシステムを取り入れていました。明日のヴァンフォーレ甲府さんとの練習試合で、チャレンジするのかもしれません。

 プレーに関しては、マイボールになったときにバックパスをするのではなく、前へ出ていく姿勢が意識されていました。前線の選手がディフェンスラインの裏へ動き出すことで、パスが出てくればチャンスになるし、パスが出てこなくても相手の守備を押し下げることができます。ドリブルやシュートも含めて、ゴールを奪うためには積極的なチャレンジが必要です。

 ただ、常に前へ行けば良いわけではありません。タイミングが悪かったり、選手同士の距離が遠すぎたりして、パスが通らなければボールを失ってしまいます。安全につないで、試合を落ち着かせることが大事な場面もあります。バックパスが必ずしも悪いわけではありません。

 サッカーにおけるチャレンジの難しさは、仕掛けるタイミングを合わせる点にあると思います。攻撃ではパスの出し手と受け手が合わなければダメで、守備では誰か一人が奪いに行っても交わされるだけです。そして、直接ボールに関わっていない他の選手も同じ考えでいなければ、チーム全体での流動的な動きはできません。

 失敗のリスクが伴うチャレンジを、繰り返しトライするために不可欠な要素は、互いに助け合う習慣が染みついていることだと思います。ドリブルが止められたら、パスミスが起こったら、全員ですぐに切り替えて奪い返す。サイドバックが上がっていったら、中盤の選手がスペースをカバーする。シュートを外した味方に前向きな声掛けをするのも、広い意味では助け合いです。

 いわゆる「気の合う仲間」が心地良いのは、互いの行動や考え方に齟齬がないからでしょう。学生時代の友人にボケをかませるのも、誰かが突っ込んでくれる安心感があるからです。人として関係性を深め、それぞれのキャラクターを理解した上で、相互にフォローしあう。今のチームに置き換えれば、新しい監督の下で、新しい仲間たちと一緒に、リーグ戦を勝ち抜く下地を作っている段階です。

 話は変わりますが、2月1日(金)にクラブ公式サイトのマイナーチェンジを行いました。最も閲覧回数の多いスマートフォンをベースに、より見やすく、より情報が伝わりやすくなるようにと、協力会社の方々と一緒に取り組みました。完全な正解がないだけに、様々なご意見をいただくかもしれませんが、今後の学びにしていきたいと思います。

 時を同じくして、2019シーズンの選手のプロフィールページを掲載しました。昨シーズンまでのアンケートや出場記録などに加え、各選手のSNSや関連ムービーの欄が新設されています。選手やクラブをより身近に感じてもらおうと、新しいコンテンツも準備していますので、またご案内させていただきます!


広報グループ 田口


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