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ほぼ日刊アルディージャ (1/21)
同じ釜の飯

 昨日に引き続き、9時半からトレーニングを行いました。日差しがあって風はなく、午前中は過ごしやすい気候でした。関東での春くらいの感じでしょうか。練習後にOle!アルディージャの取材を受けた三門雄大選手は、インタビュー中に汗が出てきていました。

 今日はパス回しなどを行った後に、クロスからのシュート練習を行いました。「決め切る習慣をつけよう。一試合で2点、取るんだぞ」。高木琢也監督が指示を出し、クロスを上げるまでの展開や、ゴール前への入り方などを確認していました。

 明日は水戸ホーリーホックさんとの練習試合を予定しています。今シーズン初の対外試合となったジェフユナイテッド市原・千葉戦では、比較的に体も動いていましたし、連係面も最初にしてはスムーズだったと感じました。果たして、明日はどうでしょうか。

 新体制発表会でお配りしたプログラムの取材で、西脇徹也 強化本部長は「同じ釜の飯の食うというか、同じ価値観を持っていることが大事」という話をしていました。サッカー観の近い選手が集まることで、チームとして機能しやすくなるという意味だと思います。

 今シーズンは28人のトップチーム所属選手のうち、12人がアカデミー出身の選手となりました。少し話は逸れますが、半数にあたる14人が埼玉県出身というのも、クラブにとって価値があることだと思います。写真撮影の日には、14人で“埼玉ポーズ”をしてもらいました。

 チームとして戦う上で、何を大事にし、どういう考えを持ってプレーするかは非常に重要な要素です。多くの会社に経営理念があり、多くの学校に校訓があるように、集団には軸になるものがなければいけません。

 アカデミー育ちの選手たちは、ある程度ベースになる価値観を共有できているのでしょう。練習試合の連係がまずまずだったのも、彼らが潤滑油になっていたからかもしれません。だからと言って、結果に直結するわけではないのが難しいところですが、他チームに対して優位になる部分であるのは間違いないと思います。

 約1カ月後に迫った2月末の開幕戦に向けて、選手たちのサッカー観や考え方を合わせながら、個々の特長が発揮できるチームになっていければと、ワクワクしています。

広報グループ・田口



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