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2014 初練習レポート@アルディージャ練習場
  1月13日(月休)、大宮アルディージャでは、アルディージャ練習場(さいたま市高木サッカー場)にて2014シーズンの初練習を行いましたので、その模様をお伝えいたします。(ズラタン選手は不参加 ※本国でのリハビリのため)

  初練習前には約45分間のミーティングを行い、選手やスタッフたちの顔合わせをしました。ミーティング後は、大山選手を先頭に、ご来場いただいた約700名のファン・サポーターの皆さまとのふれ合いやサイン入りボールのプレゼントを行いながら、次々と選手たちが登場しました。

  全選手入場後は、ピッチ上に選手・スタッフ一同が整列し、大熊 清監督からファン・サポーターの皆さまへご挨拶をさせて頂き、2014シーズンの初練習を開始しました。

  初日のトレーニングは、非常に冷たい風が吹く中でしたが、選手たちは明るい表情でサーキットトレーニングやボール回しなど、自身のコンディションを確認しながらランニング中心のメニューに取り組みました。

  大熊監督は「人とボールが連動して動けるような練習をしつつ、実際にそれを選手たちが試合の中でアウトプットできるのか、今後はそこを見て行きたいと思います」と、グアムキャンプに向けて抱負を話しました。

  練習終了後は、ファン・サポーターの皆さまとふれ合いを行いました。




大山選手を先頭に選手たちが入場しました

ファン・サポーターの皆さまとふれ合う泉澤選手

選手入場後は、大熊清監督よりご挨拶

約700名のファンサポーターの皆さまにお越しいただきました

軽いランニングから練習が始まりました

練習を見守る大熊監督と渋谷コーチ













































  
 大熊 清監督コメント



――練習前にミーティングをしたと思うが、選手にはどのような話を?「まずは鈴木社長の方から、クラブとしての今後の方針や目標について説明がありました。その後、自己紹介を兼ねる形で私から話をさせてもらいました。サッカーのことはグラウンドでこれから具体化していくことになるのですが、まずは『勝つためにやってくれ』ということは言いました。『最終的には楽しんでプレーするべきだと思うが、その楽しむということをはき違えてはいけない。そして、それはつまりどういうことなんだ? そこを考えてほしい』ということを伝えました。また、選手たちがどういう雰囲気を作るかも大事で、『大宮とはこういうチームなんだというものが、選手たちの中から出てきてもいいはずだ』と、そういうようなことも話しました」
――(出身の)埼玉県のチームで指揮を執ることになった。「まずは、家からの距離が近く感じます(笑)。それはさておき、このチームには歴史を作って来た諸先輩方がすでにたくさんいますし、私としてはその歴史にプラスを上乗せできればいいと思っています。名称こそ以前とは違いますが、ホームスタジアムであるNACK5スタジアム大宮もかつて全国高校サッカー選手権などでプレーした場所ですし、親近感が湧いています」
――初練習のテーマは?「基本的な走るという部分です。走る、という中には考えながら走ったり、判断の質を求められたりというのはありますが、J1で活躍しているチームを見ていると大前提として、絶対的に必要な“走る量”というのはあると思います。そこで負けないようにしなければならないということが、まず大事です。その上で判断の質だったり、タイミングだったりがあると思うのですが、そのあたりのベースをグアムキャンプまでに作れればいいと考えています。スペースを空ける動きや、その空いたスペースに入る動き……当たり前なのですが、そのような人とボールが連動して動けるような練習をしつつ、実際にそれを選手たちが試合の中でアウトプットできるのか、今後はそこを見て行きたいと思います」
――大宮の昨シーズンのビデオを見たか。どういう部分が足りないと感じたか。「ビデオを見ていると、足りない部分も見えてきます。では、そこをどう補うかというと、日々の練習で改善することも大事ですが、補強のことも頭に入れる必要があると思います。チーム力がアップするような補強ができれば考えたいと思っています」
―― オレンジスクウェアの一日店長を務めましたが、感想は?「ファン・サポーターの皆さんが喜んでくれたのが何よりです。『シーズンチケット買いましたよ』とか『(参加したジャンケン大会の)ジャンケンに負けてもいいけど、試合には勝ってね』とか(笑)、期待されていることが分かりました。私だけじゃなくて、選手も(一日店長を)やった方がいいと思いますね。月替わりで、今月は誰々がやるとか(笑)。ただ、我々はピッチで応えないといけません。高いレベルで試合に備えたいですし。目標から逆算して日々の練習に取り組まないといけないでしょう」
――多くのファン・サポーターが駆け付けた。「選手のプレーやチームの勝敗も大事ですが、クラブ力という意味ではサポーターへの対応を含めて、サッカー教室の実施など地域貢献活動も重要になります。ピッチで結果を出し、アジアや世界を目指すという視点はありますが、同時にローカルな部分も大事にしなければいけません。グローバルとローカルを両立させ、それを継続さえていくことが、クラブの歴史を作っていくことにつながるはずです。そうなればファン・サポーターは、選手に付くのではなく、チームに付いてくれると思います。ファン・サポーターがチームに付いてくれれば、『今は調子が悪いけど、いつも頑張っているから応援してあげよう』とか、そういう流れができると思いますし、その結果、今日のように多くのファン・サポーターがこれからも練習場やスタジアムに足を運んでくれるはずです」

DF 14 中村 北斗選手コメント



「僕がどういうプレーヤーなのかを、まずはチームメートに分かってもらいたいと思っています。かつて大熊監督の下でプレーした経験がありますので、戦術というよりは、まずは球際のところだったり、闘うという意味での本質のところを厳しく言う監督だということは理解しています。まずは試合に出る事しか考えていませんし、試合に出てチームに貢献したいという強い気持ちを持っています。個人的には、まずはケガをしないようにしたいです。ケガさえしなければ、試合に出場できる自信はあります。ファン・サポーターの皆さんに見せたいプレーは、強気で仕掛けていく部分です。ただ、F東京で過ごした5年間を無駄にしたくはないという思いもありますので、頭で考えながらプレーすることも、強気の部分にプラスしていきたいですね。でも、まずは強気の姿勢を出して行きたいです。国見高の先輩である渡邉大剛選手には昨日くらいにメールしましたが、高校時代の面影もないくらい優しい雰囲気になりましたね(笑)」
MF 18 横山 知伸選手コメント



「(川崎F時代の同僚である)菊地選手や村上選手がいますし、早稲田大の後輩である富山選手もいますので、初日の練習は楽しく終えることができました。菊地選手とは家族ぐるみでの付き合いをさせてもらっていますし、チームには早く馴染めそうです。基本、受け身ですが(笑)、自分からもコミュニケーションを積極的に取っていきたいですね。今日は非常に寒い中、多くのファン・サポーターの皆さんが駆け付けてくれたので、とてもうれしく感じます。そのファン・サポーターの皆さんには守備の部分を見てもらいたいですし、とにかくしっかりと体を張れるように頑張っていきたいと思います。背番号の18は川崎FでもC大阪でも付けたナンバーです。その番号が偶然空いていたので背負うことになりましたが、昨シーズンまで付けていた橋本早十選手の名に恥じぬようなプレーを見せていかなければ、と思っています」


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