今回はすでに実施レポートでも報告している6月18日に開催した｢大宮アルディージャVENTUS選手と行く! ボートレース戸田施設見学ツアー｣の様子を参加者のみなさまや選手の声を交えてお届けします。

VENTUSからは乗松瑠華 選手、望月ありさ 選手、仲田歩夢 選手、五嶋京香 選手、田嶋みのり 選手の5名が参加しました。当日は約30名の参加者のみなさまと、選手がそれぞれのグループに分かれてボートレース戸田のさまざまなスポットを見学しました。

広大な場内には子供連れで楽しく過ごすことが出来るアウトドアゾーン、ライブラリーゾーン、ベビーゾーン、チャレンジゾーンと銘打った遊び場が集まった施設、Mooovi(モーヴィ)があります。ここなら子どもたちは一日中遊べそうです。他にもお笑いライブやトークショーなどが開催される1,000席を備えたホールや、インスタ映えスポットなど、見所や体験所が目白押し。各地域物産展やキッズスポーツフェスタなどさまざまなイベントも計画されていました。

そして何といっても一番の楽しみはフードコート! 実は到着するまでのバス車内でも来場経験のある仲田選手から｢オムライスが一推し!｣との情報を得て、参加者のみなさんはすっかりオムライスモードでフードコートに向かったのですが･･･残念ながら売り切れ! 多くの参加者のみなさんは望月選手おススメのカツカレーに大満足されていました。

｢普段は練習場でもそれほど長く選手と話すことは出来ませんが、どんな服を着てくるのかな？どんなものを食べるのかな? と楽しみでしたし、リラックスした選手たちといろんなことを共感できたのはとても楽しかったです｣と参加した女性も楽しそうに話してくれました。

しかしここはボートレース戸田です。そう、レースをしなければ! とは言っても、初めて来場する人にとって舟券購入はハードルが高いもの。今回はそんな不安を取り除くために観戦講座がありました。特別講師としていろいろ教えていただいたのはテレ玉｢BACHプラザ｣でMCを務める小川麻希さん。見慣れない出走表や予想の仕方など詳しく教えてくださいました。時間の都合上、2レースのみではありましたが、みなさん思い思いの番号に望みを託して舟券を購入しましたが･･･まさかの荒れたレースとなり、肩を落とす姿が続出します。ところが参加者のお一人が高配当の舟券を当てました! もちろんこの瞬間がこの日最高に盛り上がりを見せたシーンとなりました。

｢予想するだけで本当に舟券を購入するとは思っていなかったので、面白かったです。実際に生でボートレースを見ると迫力がありますね!｣(男性）。サッカーもボートレースもやはりそのパフォーマンスを自分の肌で感じると楽しさも倍増します。

｢女性レーサー、女子戦の人気が著しく高まっていますので、VENTUSとのコラボには大きな可能性を感じています。今回のような企画以外にも、両団体の選手同士、ファン・サポーター同士も交流し、地域を巻き込めるような大型企画も実現できればと思っています｣と主催の都市ボートレース企業団で今回の企画担当をした伊永さんもこの二つの競技交流に手応えを感じていただけたようでした。

今後も引き続き、両競技の交流を通して、地域のみなさまにも楽しんでもらえるような活動をしていきたいと思います。

｢施設がとても綺麗でグルメも充実していて、舟券も100円から購入することができるのでフラッときて楽しめますよ! みなさんと一緒にボートレースを楽しんだり、サッカーの話や、大宮の美味しいお店などいろんな話で盛り上がって、楽しかったです｣

｢ファン・サポーターの方と一緒にレースに参加して、予想したり、一緒に喜んだり悔しがったりしたことが1番楽しかったです。みなさんと一緒に食事をしながら、普段話せないような距離でサッカーのことやボートレースのこと、さまざまなことを話せてよかったです｣

｢ボートの迫力は圧巻でした! 選手について詳しく知ることによって、よりボートレースを楽しめそうだなとも思いました。施設も充実しているのでまずは足を運んでもらいたいです。ボートレースについて、サッカーについて、普段の生活についてなど、普段ゆっくりと話せないお話がみなさんとできて嬉しかったです!｣

｢レースを見るのはもちろん面白かったですがその他に食べ物やゲームセンター、子どもたちが遊べる施設などいろんな場所を見れて楽しかったです! 参加者の方達とは一緒に何番の選手かな〜と考えたり話をするなど、なかなか経験できない交流でした。私たちの試合もこうして皆さんは楽しんで見てくれてるのかな? と思うとより頑張らなきゃ! と思いました。勝利を増やし皆さんと沢山喜び合いです!｣

｢望月選手がよくボートレースに来てると言ったときの、参加者のみなさんの食いつきがおもしろかったです(笑）。食べるところがたくさんあったり、小さいお子さまでも楽しめる所があって、いろいろなひとに楽しんでもらえる工夫がされてました。参加者のみなさんと、普段ゆっくりと話せないようなことやプライベートの話をさせていただいて、楽しかったです! 」

早草 紀子(はやくさ のりこ)
兵庫県神戸市生まれ。東京工芸短大写真技術科卒業。1993年よりフリーランスとしてサッカー専門誌などへ寄稿する。女子サッカー報道の先駆者であり、2005年から大宮アルディージャのオフィシャルカメラマンを務める。