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「大宮アルディージャサッカー教室 in ベトナム」実施レポート
 12月23日(月)と24日(火)に、「NTTベトナムプレゼンツ 大宮アルディージャサッカー教室 in ベトナム」を実施しました。

 ベトナムでのサッカー教室は今年2回目。今回はグローバルパートナーであるNTTベトナムとのサッカー教室を開催しました。NTTベトナムは毎年ベトナムへの支援活動として、恵まれない町や村の学校や病院施設を訪問し、支援金や文房具、生活用品などを届けています。今回はそのNTTベトナムの支援活動の一環として、ダクノン省、ビンズオン省にて、大宮アルディージャとサッカー教室を行い、現地の子どもたちにサッカーの楽しさを体験してもらい、より笑顔になってらいたいという目的で開催されました。

■12月23日(月)
ビンズオン省から車で5時間かけてダクノン省に移動し、サッカー教室を行いました。現地のグエン・タイ・ホック小学校の生徒全員が、心のこもったセレモニーで歓迎してくださいました。サッカー教室には25名の子どもたちが参加し、地域プロデュース部の伊東真吾コーチ、四分一龍之介コーチの掛け声のもと、元気に笑顔でボールを追いかけました。また、会場に集まってくれた268名の子どもたちも飛び入り参加するなど、とても一体感のあるサッカー教室となりました。

■12月24日(火)
NTTベトナムがビンズオン省の小学校へスマート教育を行っているモデル校である私立ゴー・タイ・ニエム小学校と、公立チュー・バン・アン中学校を対象にサッカー教室を行いました。ベトナムではサッカー人気がすさまじく、この日を待ちわびた93名の子どもたちがNTTベトナムのロゴが入ったオレンジ色のTシャツを着て教室に参加してくれました。スタートから終わりまで全員が元気いっぱいに笑顔でボールを追いかけ、「とても楽しかった」「Jリーグのクラブが来てくれて嬉しい」「ベトナムの有名選手を知っていますか?」などと話してくれました。終了後も「また来てね!」と子どもたちが笑顔で送り出してくれました。

 大宮アルディージャでは、「国際社会における交流および親善への貢献」というJリーグの理念に基づき、これからも東南アジア諸国でのサッカー教室開催などの国際交流、社会貢献活動を継続的に実施してまいります。

 
<関係者のコメント>
■近藤俊一 NTTベトナム 所長コメント
我々はベトナムに対して可能な形で援助をしたい、めぐまれない地方の町や村の施設、子どもたちをサポートしたいという気持ちからこの活動をスタートしました。そして、昨年から大宮アルディージャにもこの活動に参加してもらっていますが、間違いなく子どもたちの心に残る、熱い気持ちと温かい気持ち、そして心が触れ合える素晴らしい活動となりました。何より子どもたちの笑顔がかけがえのないものだと感じました。また次回も一緒に活動してもらいたいと思います。

■Le Thi Thanh Tuyen 校長先生(グエン・タイ・ホック小学校)
サッカー教室はとても楽しかったです。子どもたちに素晴らしい時間をありがとうございました。山岳にある学校なのでここまで来るのも大変だったと思いますが、子どもたちも一緒にサッカーが出来て大変喜んでいました。一生忘れられない思い出になったと思います。またぜひ来てください。

■秋元利幸 事業本部 グローバル推進担当
昨年はベトナムのディエンビエンフーからさらに奥地の貧しいティアチュア村で活動しましたが、今回も前回同様に普段は外国人が入れないような貧しい村の子どもたちを対象にした活動、そしてNTTベトナムがスマート教育を手掛ける私立の学校、公立の学校と、様々な環境の子どもたちとふれあうことができました。この発展が凄まじいベトナムにおける貧富の差を垣間見た気がしますが、子どもたちの笑顔はどこに行っても変わらぬ素晴らしいものでした。今回も素晴らしい経験をさせていただきました。NTTベトナムの皆さま、VNTTの皆さま、サポートしてくださった皆さまに感謝します。

■伊東真吾 育成普及本部 地域プロデュース部コーチ
昨年に引き続き参加させていただきましたが、今回も環境や文化の違いを身をもって感じさせていただく貴重な時間となりました。普段私たちが活動している環境が当たり前ではなく、とてもありがたいことだということも昨年同様に痛感しました。言葉が通じず通訳を介しながらトレーニングを行うこと、人数や物品やグランド状況などを把握できない中で、いかに楽しみと学びを与えられるかなど、指導者としても考えさせられる部分が多々あり、とても充実した時間になりました。このような場を与えていただいた全ての方々に感謝し、今後の活動において成長していけるよう精進したいです。

■四分一龍之介 育成普及本部 地域プロデュース部コーチ
サッカーを通して、ベトナムの子どもたちと「嬉しい」「悔しい」「楽しい」という感情を共有できたことは、私にとってかけがえのない時間になりました。また、子どもたちの笑顔や全力で必死にボールを追いかける姿勢は、私たちに笑顔やパワー、さらに勇気までも与えてくれました。この記憶は、私の人生の中で忘れることはありません。ベトナムの子どもたちも私たちとの出会いの中で、何か1つ心の中に残るものがあれば幸いです。そして、子どもたちのこれからの成長を心から楽しみにしております。私もこの経験を生かして子どもたち同様、指導者としても人間としても成長していくため日々精進していきたいと思います。最後に、今回このような素晴らしいサッカー教室を開催するにあたり、ご協力いただいた皆さまに大変感謝しております。ありがとうございました。


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