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「埼玉県立特別支援学校大宮ろう学園 選手訪問」レポート
 11月16日(水)、さいたま市北区にある「埼玉県立特別支援学校 大宮ろう学園」に大宮アルディージャの江坂 任選手、大山 啓輔選手、金澤 慎選手、高山 和真選手、川田 拳登選手、加藤 有輝選手が訪問し、小学部の皆さんと一緒に体育の授業を行いましたので、その模様をお伝えいたします。大山選手は3年連続3回目、金澤選手と高山選手は2回目、江坂選手・川田選手・加藤有選手は初めての学校訪問となりました。

 この大宮ろう学園の訪問は、2006年から2014年の間に大宮アルディージャに在籍した江角浩司選手(現カターレ富山)が7年前に始めた活動です。クラブと地域の皆さまで行っている「手話応援」を見た江角選手が、子供たちに何かしてあげたいという気持ちから大宮ろう学園への訪問はスタートしました。江角選手が退団した後も、その志を受け継いだ選手たちにより、大宮ろう学園の訪問は続けられ、今年も選手会長である大山選手を中心に学校訪問が行われました。

 恒例行事となっていること、そして、年に一度の手話応援を通じてアルディージャのことを知っている生徒も多く、小学校1年生から6年生の児童66名と先生方は選手の訪問を、とても楽しみにしてくれていました。その想いにこたえるべく、今年も控室で手話の練習をしてから授業に臨みました。

 低学年と高学年に分かれて実施したサッカー教室は、活気あふれる時間となりました。ウォーミングアップの後は、毎年大盛り上がりのサッカードッジボールなどを行いました。ひとつしかないボールを譲り合って蹴るなど、生徒たちの”ゆずり合い”と”やさしさ”に選手たちも感動していました。その後は、選手対生徒のミニゲームを実施。プロサッカー選手に果敢に勝負を挑む生徒たちの積極的な姿勢が印象的でした。

■江坂 任選手のコメント
「みんなとサッカーができて、楽しかったです。生徒の皆さんが自分から積極的に意思を伝えようとするところをみて、自分も勉強になりました。普段、あまり関われない皆さんと楽しい時間を共有できて良かったです。また一緒にサッカーをしましょう」

■大山 啓輔選手のコメント
「とても楽しかったです。3年連続で参加しましたが、僕のことを憶えてくれていて、とてもやりがいを感じます。手の込んだことをしなくても、みんなが楽しんでくれていましたし、サッカーの素晴らしい部分でもあると思います。このように地域の皆さんと一緒に取り組めている活動を大切に、今後も継続していければと思います」

■金澤 慎選手のコメント
「以前にも訪問したことがありましたが、今日もとても楽しい時間でした。みんなを元気にしたいと思って来ましたが、逆に、こちらが元気をもらってしまいました。こういう活動は継続して積み重ねていければと思います。今度はNACKに来てもらって、試合を楽しんでいってもらいたいです」

■高山 和真選手のコメント
「去年も参加して楽しかったですが、今年も楽しかったです。みんな純粋ですし、サッカーをとても楽しんでくれるので嬉しいです。サッカードッジボールの際に、ゆずり合いながらボールを蹴っている姿に感動しましたし、忘れてはいけないことを気づかされました。僕自身も初心を思い出させてもらいました」

■川田 拳登選手のコメント
「子どもと遊ぶのは好きなので、とても楽しかったです。みんなが仲間を思いやりながらサッカーをしている姿に感動しました。僕にとっては、地元にある学校ですし、これからも大事にしていきたいです。また来年も参加したいです」

■加藤 有輝選手のコメント
「今日のような関わりがあることは、とても良いことだと思います。試合で活躍して、こういう場に来たいと思いましたし、僕のことを知ってくれている子が1人しかいなかったので、知っている子がもっと増えるように頑張っていきたいです」

 なお、本日の大宮ろう学園訪問の模様は、18日(金)18時からNHKさいたま放送局(ラジオ)で放送される「週刊☆サッカー王国」の中でも取り上げていただける予定です。併せてお知らせさせていただきます。(番組の内容は変更となる可能性がございます。あらかじめご了承ください)

 大宮アルディージャでは、「スポーツを通じて夢と感動をわかち合える、より良い地域社会の実現に貢献します。」という理念のもと、スポーツを中心とした様々な活動を通じて、地域の発展に貢献できるよう、これからも活動を続けてまいります。今後ともご支援とご声援をよろしくお願いいたします。

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